シェラックネイルとは?爪に優しいって本当?持ちやジェルネイルとの違いを紹介
「ジェルネイルの爪への負担が気になる」
「セルフでも簡単にできて、コスパが良いネイルを知りたい」
そのような悩みを抱えている方におすすめなのがシェラックネイルです。
シェラックネイルとは、ジェルネイルとマニキュアの中間のような手軽さが魅力でセルフネイルにもおすすめですよ◎
この記事では、シェラックネイルの基礎知識やメリット・デメリット、セルフオフのやり方などを紹介します。
シェラックネイルとは
シェラックネイルはアメリカのCND(シーエヌディー)というメーカーが2010年に発売したネイルで、別名「クイックジェル」と呼ばれています。
ジェルネイルとマニキュアの中間のような位置づけのネイル製品で、両方の良い部分を兼ね備えています◎
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シェラックネイルの値段
セルフでシェラックネイルを行う場合は、1カラー2,000円程度で購入できます。
ネイルサロンでシェラックネイルをオーダーした場合は、2,000〜3,000円程度の費用がかかります。
ジェルネイルと比較するとリーズナブルなのが魅力です。
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シェラックネイルとジェルネイルの違い
混同しやすいシェラックネイルとジェルネイル。
シェラックネイルとジェルネイルの主な違いは「成分」「爪への負担」「ネイルの持ち」の3つです。
ジェルネイル | シェラックネイル | |
成分 | 合成樹脂、光重合開始剤など | ジェルネイル+マニキュアの成分 |
爪への負担 | 大きい | 少ない |
ネイルの持ち | 3〜4週間程度 | 2〜3週間程度 |
まずは成分から紹介します。
ジェルネイルには、アクリル酸オリゴマーなどの合成樹脂の他、UVライトを当てて硬化させるための光重合開始剤が配合されています。
一方、シェラックネイルにはジェルネイルとマニキュアの両方の成分が入っている点が大きな特徴です。
ジェルネイルは爪の表面を削るサンディングという作業が必要ですが、シェラックネイルでは不要なため、爪への負担を最小限に抑えることができます。
ネイルの持ちに関しては、ジェルネイルのほうが長持ちします。
シェラックネイルのメリット
ネイルといったら、「ジェルネイルかマニキュアの2択」というイメージがあるかもしれません。
あえてシェラックネイルを選ぶメリットはあるのでしょうか?
シェラックネイルの主なメリットは以下の3つです。
オフが簡単で爪に負担がかからない
シェラックネイルはサンディング不要なので爪への負担を最小限に抑えることができます。
さらに、シェラックネイルはオフも簡単です!
ジェルネイルはオフ時も爪表面を削る必要がありますが、シェラックネイルの場合は削らずに、リムーバーを染み込ませたコットン+アルミホイルを巻いて待てば簡単にオフできます。
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ジェルネイルより安い
シェラックネイルの2つ目のメリットは、ジェルネイルより安い点です。
ネイルサロンでジェルネイルをオーダーした場合、5,000〜8,000円程度の費用がかかります。
一方、シェラックネイルをオーダーしたい場合、2,000〜3,000円程度に費用を抑えることができてリーズナブルです。
セルフでを行う場合は、1カラー2,000円程度で購入でき、UVライトも安価なものであれば1,000円前後で用意できます。
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マニキュアよりツヤがあり長持ちする
シェラックネイルの3つ目のメリットは、マニキュアよりツヤがあり長持ちする点です。
長くても1週間程度で剥がれてしまうマニキュアに対し、シェラックネイルは2〜3週間程度持ちます。
3~4週間程度持つジェルネイルには及ばないものの、マニキュアと比較すると十分な持ちですよね。
ジェルネイルのようなツヤ感が出る点も魅力です!
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シェラックネイルのデメリット
シェラックネイルのデメリットにはデメリットもあります。
施術後に後悔しないように、はじめにデメリットについても把握しておきましょう。
シェラックネイルをできるサロンは少ない
シェラックネイルは、ジェルネイルと比較すると対応しているサロンが少ない点がデメリットです。
「プロにシェラックネイルをしてもらいたい」と思っても、近くに対応したサロンがなければ施術を受けることができません。
その場合は少し遠くてもシェラックネイルに対応したサロンを探すか、セルフで行うことを検討しましょう。
シェラックネイル取扱サロンは、CND(シーエヌディー)公式サイトから確認できます。
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シンプルなデザインしかできない
シェラックネイルは厚みや粘度があまりないので、大きなストーンやパーツがすぐに取れてしまいます。
シンプルなデザインにしか挑戦できない点は大きなデメリットといえるでしょう。
ワンカラーやフレンチネイル、フラットアートなどシンプルなデザインがお好みの方にはシェラックネイルをおすすめします。
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ジェルネイルと比べると剥がれやすい
シェラックネイルは、ジェルネイルと比べると剥がれやすいため注意が必要です。
ジェルネイルの持ちは3~4週間程度ですが、シェラックネイルの持ちは2~3週間となっています。
マニキュアよりは長持ちするものの、ジェルネイルよりは持ちが悪いことを理解しておきましょう。
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セルフでも簡単!シェラックネイルを仕上げるやり方
シェラックネイルを取り扱うネイルサロンはまだ少ないため、思い切ってセルフに挑戦してみてはいかがでしょうか。
シェラックネイルはセルフでも比較的簡単です◎シェラックネイルに必要な道具、施術手順、オフの仕方を紹介します。
必要な道具
セルフでシェラックネイルを行う際に必要な道具は以下の通りです。
- ネイルファイル
- スポンジファイル
- キューティクルプッシャー
- スクラブフレッシュかプレプライマー
- シェラックベースコート
- のシェラックカラーコート
- シェラックトップコート
- UVライト
- コットン
- アセトン入りリムーバー
- アルミホイル
- ウッドスティック
ワンカラーで仕上げるなら、カラーコートは1色用意すればOKです。ストーンも使用可能ですが、大きめのストーンはすぐに取れてしまうため注意しましょう。
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シェラックネイルの施術手順
続いては、シェラックネイルの施術手順を解説していきます。
シェラックネイルを綺麗に仕上げるなら、爪の形を整えたり甘皮処理をしたりという下準備をするのが重要です。
- ネイルファイルで爪の形を整える
- スポンジファイルを使って、爪の裏側に付いている削りカスを取り除く
- キューティクルプッシャーで甘皮処理を行う
- スクラブフレッシュもしくはプレプライマーで爪の油分を除去する
下準備が完了したら、シェラックネイルを塗っていきましょう。今回紹介するのはワンカラーの塗り方です。
- ボトルをよく振ってからベースコートを塗る
- らUVライトで硬化させる
- よく振ってからカラーコートを塗る
- UVライトで硬化させる
- カラーコートを2度塗りし再度硬化させる
- よく振ってからトップコートを塗る
- UVライトで硬化
シェラックネイルを塗る際のポイントは、ボトルをしっかりと振ってから使うことです。
硬化する前であれば修正可能なので、ゆっくりと丁寧に行いましょう。
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シェラックネイルのオフの仕方
続いては、シェラックネイルのオフ方法を解説しておきます。
- リムーバーをコットンにしみ込ませる
- コットンを爪の上に固定する
- 上からアルミホイルを巻いて10~15分程度置く
- 時間になったらアルミホイルとコットンを取る
- ウッドスティックで押し出すように剥がす
- 表面をリムーバーで拭き取る
シェラックネイルは厚みが少ないため、ジェルネイルと比較すると簡単にオフできます。オフの際に力を入れすぎないように注意しましょう。
皮膚への負担が気になる方は、オフの前に爪周辺の皮膚にオイルを塗っておくことをおすすめします。
シェラックネイルに関するよくある質問
最後に、シェラックネイルに関するよくある質問に回答していきます。
これからシェラックネイルに挑戦しようと思っている方はぜひチェックしてみてください。
Q.シェラックネイルはどこで買えるのですか?
A.シェラックネイルは、ネイル用品卸のショッピングサイト、Amazon、楽天市場などで購入可能です。
ドラッグストアやバラエティショップではなかなか見かけませんが、オンラインであれば簡単に手に入ります◎
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Q.シェラックとジェルを併用することは可能ですか?
A.「ベースとトップはシェラック、カラーはジェル」などの使い方を考えている方もいるかもしれませんが、基本的に併用は不可です。
シェラックとジェルは配合成分が異なります。
また、厚みも違うため併用すると剥がれやすくなってしまいます。
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Q.シェラックネイルはなぜ爪に優しいと言われているのですか?
A.ジェルネイルではジェルを塗る前に爪の表面を削るサンディングという作業が必要ですが、シェラックネイルでは不要です。
さらに、シェラックネイルはオフ時も爪表面を削る必要がなく、簡単にオフできます。
これらの理由から、シェラックネイルは爪への負担を最小限に抑えることができます◎
シェラックは爪が弱っている方やセルフネイルにおすすめ!
シェラックネイルはマニキュアのように手軽にできる一方、ジェルネイルのような光沢があるネイルです。
マニキュアとジェルネイルの良いところ取りのようなネイルといえます。
ジェルネイルと比較すると爪への負担が少ない点も魅力です。
爪が弱っている方やセルフネイル派のあなたには、シェラックネイルが向いている可能性があります。
初心者でも簡単にできるので、ぜひこの機会にシェラックネイルに挑戦してみてはいかがでしょうか。
シェラックネイルが上手くできるようになったら、さらなる上達を目指してネイルスクールシンシアでネイルを学んでみませんか◎
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