ネイリスト検定3級 〜実技試験手順・詳細〜 目指せ一発合格!ネイル検定
ネイリストの基本となる技術を習得出来る【ネイル検定3級】の実技手順と詳細をまとめています!
ネイル検定3級では、ネイルケア、カラー(赤)、アート(フラット)の技術を行います。
この記事はネイリスト検定3級合格!3つのポイント[まとめ]の続き(手順詳細抜粋)です。
1 ネイリスト検定3級|実技試験の流れ
2 ネイリスト検定3級の採点基準は?
3 ネイリスト検定3級の失格対象について
4 ネイリスト検定3級実技試験の持ち物と使用禁止アイテム
5 ネイリスト検定3級|事前審査(10分)
6 ネイリスト検定3級|実技試験・手順詳細(70分)
7 ネイリスト検定3級ハンドモデルの選び方
ネイリスト検定3級|実技試験の流れ
まずは、簡単に手順(流れ)をご紹介します♪
すぐに詳しく知りたい方は、下記【ネイル検定3級|実技試験・手順詳細(70分)】へ!
♦手指消毒 自分の手の後にモデルの手
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♦ポリッシュオフ 右手小指から左手小指
※施術者が左利きの場合は、モデル左手小指からスタートし右手小指に向かって順に施術。
以下は施術者が右利きの場合の手順のため、施術者が左利きの方は左手小指からスタート。
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♦右手をラウンドにファイリング 小指から親指の順番に削る
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♦キューティクルクリームを塗布してフィンガーボールに入れる
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♦左手をラウンドにファイリング 親指から小指の順番に削る
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♦右手のブラシダウンをしてタオルで軽く水分除去する
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♦左手にキューティクルクリームを塗布してフィンガーボールに入れる
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♦右手をメタルプッシャーでプッシュアップする
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♦右手をガーゼとニッパーでキューティクルクリーンする
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♦左手をブラシダウンをしてタオルで軽く水分除去する
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♦左手をメタルプッシャーでプッシュアップする
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♦左手をガーゼとニッパーでキューティクルクリーンする
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♦右手の小指から親指、左手の親指から小指の順番でプレプライマーを塗布する
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♦右手の小指から親指、左手の親指から小指の順番でベースコートを塗布する。
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♦右手の小指から親指、左手の親指から小指の順番で1回目のカラーポリッシュを塗布する
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♦右手の小指から親指、左手の親指から小指の順番で2回目のカラーポリッシュを塗布する
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♦指定の指にアクリル絵の具やラメなどでネイルアートをする
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♦右手の小指から親指、左手の親指から小指の順番でトップコートを塗布する
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♦最終チェック
関連サイト
ネイリスト検定3級の採点基準は?
ネイリスト技能検定は、「減点方式」です。「どれだけ減点されないか」がポイントになります。
手指消毒やテーブルセッティング、モデルの爪の事前審査は5点配分されています。
テーブルセッティングに不備があれば、それだけで1~5点の減点対象になってしまいますので、事前準備でクリアできる項目をしっかりと準備して、減点を少なくしておきましょう。
ネイリスト技能検定の公式サイトに掲載されている実技採点基準に目を通しておくと、 試験官がチェックするポイントや、どこに注意すれば減点されないかなど、試験の全体を理解できるので試験前に確認しておきましょう。
ネイリスト検定3級の失格対象について
3級の不合格の多くは、気付かないうちに失格対象となる行動や、ストーンプッシャーやキューティクルオイルなど、失格対象になっている道具の持ち込みを行っています。
些細なことで試験に合格できないのは残念なので、事前に失格対象となる項目をチェックしておきましょう。
よくある失格理由の一例を紹介します。
・遅刻
余裕をもって試験会場に向かいましょう。
・実技試験タイムオーバー
時間配分を意識し、少し早めに終わるタイムスケジュールで練習をしましょう。
・使用禁止の用具の持ち込み
キューティクルオイルやキッチン用品などの禁止されている用具をセッティングすると、事前審査の段階で失格になります。
要項を良く読み、使わないものは持っていかない方が安心です。
・手指間違い
意外と多いのが、アートを施す指を間違えてしまうことです。
試験の前にもう一度要項を読み、施術の指を確認しましょう。
・私語
私語をしてカンニング行為とみなされてしまった場合、どんなに完成度が高くても失格になってしまいます。
モデルさんにも共有をして私語は慎みましょう。
これらは要項を熟読したり、気を付けて行動したりすれば防げるものばかりです。
しっかりと試験要項を熟読して余裕を持った行動を心がけ、自信を持って試験に挑みましょう!
ネイリスト検定3級実技試験の持ち物と使用禁止アイテム
ネイリスト検定3級「実技試験」に使用する持ち物と使用禁止アイテムについて解説します。
ネイルケアに使用する持ち物と使用目的
・エメリーボード・・・ナチュラルネイル(自爪)の長さと形を整えるためのやすり。
・フィンガーボール・・・キューティクルを柔らかくするためのお湯を入れておく容器。
・ネイルブラシ・・・油分や汚れを除去するためのブラシ。
・ウッドスティック・・・カラーリングの修正時に使用する木製のスティック。コットンを巻き付けキューティクル付近のカラーポリッシュの除去にも使用する。
・メタルプッシャー・・・キューティクルのプッシュバック、プッシュアップに使用する用具。
・キューティクルニッパー・・・ルースキューティクルや、ささくれ等を除去し、キューティクル周りの角質を整える用具。
・水入れ・・・プッシュバック、プッシュアップやガーゼクリーンの際にメタルプッシャーやガーゼを濡らすために使用する水を入れる容器。
・ガーゼ・・・ネイルプレート、キューティクルをクリーンナップするために使用。
・ペーパータオル・・・テーブル上を衛生的に保つために使用する、使い捨てのペーパー。
・タオル・・・テーブル上を衛生的に保つために敷くフェイスタオルの大きさのもの、フィンガーボールから出した手の拭き取りに使用するもの、アームレストとして使用も可。
・コットン・・・手指消毒やポリッシュオフの際に使用。
・消毒剤・・・手指、器具、ウエットステリライザ、その他消毒全般に使用。(油分除去としても使用可)
・液体ソープ・・・フィンガーボールの中に入れて使用する液体石けん。
・キューティクルリムーバーまたはキューティクルクリーム・・・キューティクルリムーバーはルースキューティクルを柔軟にし、キューティクルクリームは保湿します。
ネイルケアでは共にクリーンナップに使用します。
どちらを使用しても良いですがキューティクルが固い場合はキューティクルリムーバー、乾燥している場合はキューティクルクリームを。
ネイリスト検定試験本番では保湿しながらケアが出来るのでキューティクルクリームを使用することをお勧めしますが、モデルさんの手の状態に合わせどちらを使用するか選びます。
※キューティクルリムーバーを使用する場合、プッシュアップ後に再度フィンガーボールに手を浸し、ブラシダウンをする必要があります。
カラーリングに使用する持ち物と使用目的
・プレプライマー・・・ベースコートを塗る前に使用します。ナチュラルネイルの水分や油分を除去し、カラーポリッシュの定着をよくします。*消毒液、ポリッシュリムーバーでも代用可。
・ベースコート・・・カラーポリッシュ塗布前に使用。ベースコートを塗る事でナチュラルネイルへの色素沈着を防ぎ、カラーポリッシュの定着を良くします。
・カラーポリッシュ・・・ベースコートを塗った後に爪に塗布します。2度塗りを基本としてカラーの発色をよくします。
・トップコート・・・カラーポリッシュの持ちを良くし、つやを出すために塗ります。
・ポリッシュリムーバー・・・カラーポリッシュ等を除去する際に使用。
その他のネイル用具と使用目的・忘れやすい持ち物
・ネイルニッパー(アクリルニッパー)・・・ナチュラルネイルの長さをカットするのに使用する爪切り。
・ピンセット(ツイーザー)・・・ネイル用具を挟む用具。ポリッシュを塗っている際にホコリやゴミが入った時に使用。
・ブラシ・・・ファイルダスト等を払うブラシ。
・トレイ・・・ネイル用具・用材を置くもの。
*用具・用材はテーブルに直置きしないよう注意しましょう。
・タオル用トレイ・・・ガーゼ、手を拭くためのタオル、ケア用ブラシを置くもの。
・アームレスト・・・腕をおくもの。タオル等を丸めての使用も可。
・ファイル立て・・・ファイルを入れておく容器。
【忘れやすい持ち物】
- 筆記用具(鉛筆、シャーペン、消しゴム)
- タイマー
- お湯
- 水
- ゴミ袋
- ゴミ袋を留めるテープ
特に、ゴミ袋を留めるテープは忘れやすいため注意してください。
使用禁止アイテム
以下のアイテムは、ネイリスト検定3級試験では使用禁止です。
持ち込まないよう注意しましょう。
- ストーンプッシャー
- セラミックプッシャー
- ネイルマシーン
- シャ―ミー(革製)バッファ
- 爪磨きシート
- オイル
- グリセリン
- 調理用具
- 台所用品全般
- その他規定外の用具、用材
ネイリスト検定3級|事前審査(10分)
ネイル検定3級事前審査では主にテーブルセッティングが適切か、品名やラベル表記またハンドモデルの爪の状態をチェックされます。
テーブルセッティング
ネイリスト検定3級のテーブルセッティングは、以下の点に注意しましょう。
・用具、用材のセッティングと品名ラベルの表示について
*品名ラベルは要項に記載されている[必ず貼る品目]を確認しながら貼ります。
*ネイル専門の問屋等に検定用シールが売っていますがテプラなどで作成したものでも可能です。
*容器にあらかじめ商品の名前がついていても必ず別で品名ラベルを付けます。
*アルファベット表記は禁止です。また、ラベルは見やすい位置に貼ります。
*用具、用材のメーカー・ブランド指定は一切ありません。
・衛生面における配慮(衛生的に処理されている用具、用材を使用すること)
*衛生的に処理されている用具、用材(エメリーボード、ファイル等)を整理整頓し配置します。
*トレイやフィンガーボール、その他容器はプラスチックや金属製などの消毒ができるものを使用(木、紙、布製は使用禁止)し、また底面が網目状のトレイは使用してはいけません。
*ネイル専用ブラシはトレイなどにセットします。(テーブルに直置きはしてはいけません)
・ウェットステリライザーの状態
*コットンまたはガーゼを底に敷き消毒用エタノールなどをニッパーの刃先が浸る程度の量を入れます。刃先保護用のパットを使用する場合、その上にコットンまたはガーゼを敷きます。
*ウェットステリライザーにはニッパー類、ピンセット、メタルプッシャー、ウッドスティックを必ず入れます。
*シザ―はウェットステリライザーに入れなくても問題ありません。
・アームレストは衛生面を考慮し、必ずタオルで巻きます。
・お湯(携帯用ポット)、絵具用水入れ、ケア用水入れ、フィンガーボールはテーブルに直置きでも問題ありません。
モデルの爪
ネイリスト検定3級の事前審査では、モデルの爪も審査対象です。
試験本番では、以下の項目に注意しましょう。
- ポリッシュ(マニキュア)赤が塗られている状態を見られます。
- イクステンション(バーチャルを含む)、リペア(グルーオンを含む)の申請と確認をします。その際にリペアが規定の2本以内であるかどうかを確認されます。
- 爪及び爪周りの皮膚の状態を見られます。
ネイリスト検定3級|実技試験・手順詳細(70分)
ネイル検定3級の手順や施術の方法、試験官が見るポイントを書いています。
施術の注意点やコツをしっかり理解して合格を導きましょう!
ネイル検定3級実技手順詳細
モデルの爪10本に赤ポリッシュが塗布されている状態から試験開始となります。
◆手指消毒
コットンに消毒液を含ませ、自身の両方の手のひら、手の甲、指間、指先までしっかりと拭き取ります。(*擦式清拭消毒)
次に、新しいコットンに消毒液を含ませ、モデルの両手も同様に拭き取ります。
手指消毒はあらゆる感染病対策の基本です。
手指に付着している病原微生物を除去し、感染力をなくすことは安全なネイルサービスに最も重要です。
擦式清拭消毒をマスターしましょう。
コットンを容器に入れる際は、1枚1枚交互に重ねて入れておくと、取る時に1枚ずつ取れるのでとても便利です。スムーズに動作できることで、時間にも余裕ができストレスなく試験を受けることができます。
◆ポリッシュオフ
新しいコットンにポリッシュリムーバーをたっぷり含ませ、ポリッシュをオフします。
その際にエッジ(爪の先端)や、爪と爪横の皮膚とのキワに残ったポリッシュは、ウッドスティックに薄くコットンを巻きつけたものにリムーバーを含ませ、取り残しのないように綺麗にオフします。
オフの際、コットンを10本の爪の上に置いて溶けるのを待つやり方(通称“湿布”と呼ばれることもある)は行ってはいけません。
長時間ポリッシュリムーバーを爪に触れさせておくと、爪の水分と油分が奪われダメージの原因となるため禁止事項となっています。
◆右手ファイリング
エメリーボードでモデルの右手小指から親指まで順に、ラウンド(*注:下記説明あり)の形に爪をファイリングしていきます。
親指、人差し指、中指の腹でエメリーボードの端を軽く持ちます。
強く握りすぎないように注意しましょう。
爪にダメージを与えるのを防ぐため一方向に動かします。往復がけは禁止されています。
自身の指を支えにしてエメリーボード安定させながらファイリングします。
モデルの皮膚にファイルが当たっていると摩擦で痛みを感じる場合もあるので注意しましょう。
正しくファイリングすると、エメリーボードに残った削り跡が一直線になります。
フリーエッジは長い場合でも5mm程度までにします。ラウンドの形も10本揃えるようにしましょう。
ラウンドの形がとれたら、さらに手を返して逆向きから形を最終確認し、ブラシでダストを取り除きます。
爪の裏にバリが残っていた場合はモデルの手を返し、バフで取り除きます。
バフを使用する場合、バフを持っている反対の手でモデルの爪を支え、軽い力で取り除きます。
◆フィンガーボール
モデル右手キューティクル周りにキューティクルクリームを塗布しなじませたら、適温に調整したフィンガーボールのお湯の中にモデル右手指先を入れます。
自身の指先にキューティクルクリームが残っていたらコットン、ワイプ等で拭き取ります。
◆左手ファイリング
右手をフィンガーボールに入れている間に、左手のファイリングを行ないます。
左手親指から順に、右手同様にラウンドの形をとり、5本ファイリングできたら手を返して形を確認し、ブラシでダストを取り除きます。
◆右手ブラシダウン
右手をフィンガーボールから出し、ケア用ブラシで余分なキューティクルクリームを指先に向かって落とし(ブラシダウン)、軽くタオルで水分をオフします。
ブラシダウンを行わなかった場合、減点対象となってしまうので必ず行いましょう。
左手キューティクル周りにキューティクルクリームを塗布し、そのままフィンガーボールにいれます。
◆右手プッシュバック、プッシュアップ
メタルプッシャーの先端をケア用水入れの中の水に軽くつけたら、キューティクル周りを軽く押し上げていきましょう。
まず、爪中央付近からキューティクル側へ向かい、爪表面のルースキューティクルや汚れを除去するように一方向に数回、爪が傷つかない軽い力でプッシャーを動かします。
この技法を【プッシュバック】といいます。
次に、キューティクル周りを中央からコーナー、サイドと放射状に、ルースキューティクルとキューティクルを一緒に押し上げます。
この技法を【プッシュアップ】といいます。
押し上げる際、プッシャーを持つ手の人差し指を浮かせてプッシャーに触らないようにすると、力が抜けてより良いでしょう。
力が入ってしまうと爪の表面を傷つけ凹ませてしまったり、皮膚を傷つける原因になりますので気をつけましょう。
プッシュバック、プッシュアップはリズミカルにごく軽く、キューティクル周りはトントンと当てるイメージです。
爪のカーブやキューティクル周りの皮膚に合わせてプッシャーが正しく当たるよう角度も変えましょう。立てすぎたり、寝かせすぎないようにします。
◆右手キューティクルクリーン
ニッパーを持ち、親指にガーゼを巻き付けます。
ガーゼがテーブル面を引きずらないように注意しましょう。
親指のガーゼの先に水を軽くつけて湿らせたら、モデル右手小指から、押し上げたルースキューティクルをガーゼでくるくると取り除きます。
一緒に爪の裏の汚れやバリも除去します。
次に、爪横の角質、固くなった甘皮など不要な箇所を除去していきます。
角質を除去する時以外はニッパーの刃先は閉じるように気をつけましょう。またニッパーを持っていない手で必ずニッパーを支えます。
ルースキューティクルが少なくても10本全ての指に必ずニッパーを当てます。
ニッパーを当てていない場合やメタルプッシャーを使用していない場合は失格対象になりますので気を付けましょう。
万が一試験中に出血させてしまった場合はすぐに止血を行ないます。
◆左手ブラシダウン、プッシュバック、プッシュアップ
左手をフィンガーボールから出し、ケア用ブラシで余分なキューティクルクリームを指先に向かって落とし(ブラシダウン)、軽くタオルで水分をオフします。
右手同様、先端に水を軽くつけたプッシャーで、爪表面、キューティクル周りを軽く押し上げます。(プッシュバック、プッシュアップ)
◆左手キューティクルクリーン
ニッパーを持ち、親指にガーゼを巻き付けます。
左手親指から、右手同様に押し上げたルースキューティクルをガーゼでくるくると取り去り、爪横の角質、固くなった甘皮など不要な箇所をカットしていきます。
◆プレプライマー
余分な水分、油分を除去するためにプレプライマーをさっと塗布しネイルプレートの水分や油分を除去します。
消毒用エタノールまたはポリッシュリムーバーを含ませたコットンで、ネイルプレートを拭いて、水分や油分を除去する事もできます。
◆ベースコート
モデルの右手を返し、爪の先端(エッジ)に薄くベースコートを塗布します。
手を戻し、右手小指から順に表面にベースコートを塗布します。爪の中心、左、右の順番でやや筆圧をかけ薄く塗るようにします。
ただしムラにならないよう注意します。
◆カラーポリッシュ1回目
モデルの右手を返し、爪の先端(エッジ)に薄くカラーポリッシュを塗布して手を戻したら表面にも塗布します。
ベースコート、カラーポリッシュは片手5本のエッジを先に塗ってから、表面を塗るとスムーズです。
ポリッシュを塗る際は、肘をテーブルに置いて固定すると支えが安定します。
試験中の緊張による手の震えも抑えられ綺麗に塗る事ができるので習慣づけると良いでしょう。
さらにモデルの指を支える方の手に、刷毛を持つ手の小指を置き固定するとより安定します。
ポリッシュがはみ出した場合は、乾く前にウッドスティックでその都度拭き取るようにします。
爪のキワから皮膚にかけてはみ出したポリッシュは、塗ったポリッシュへの繊維付着を防ぐため、コットンを巻き付けていないウッドスティックにリムーバーを染み込ませて取り去りますが、爪と接していない皮膚にポリッシュが付着した場合は、コットンを巻き付けたウッドスティックを使用した方が素早く拭き取りができます。
◆カラーポリッシュ2回目
1回目に塗ったポリッシュをえぐらないように、軽いタッチで2回目を塗布します。
エッジは1度塗りで問題ありませんので、2回目は表面のみ、1回目と同様の塗り方で塗布します。
ポリッシュの表面だけを触るようなイメージで塗っていきます。
ポリッシュの刷毛を持っている手だけではなく、モデルの手を支えている方の手も爪と刷毛が平行になるように動かすとより綺麗に塗る事ができます。
◆ネイルアート
モデル右手中指の爪に絵の具でお花のアートを描きます。
手指間違いをしてしまうとそれだけで失格になりますのでご注意ください。
(自身から見た右手中指ではなく、モデルの右手中指になります)
アクリル絵の具の濃度は、カラーポリッシュをえぐらないように、そして赤ポリッシュが透けない程度で描くのかポイントです。
また絵具の色は赤に映える色を選びます。色が映えない場合にはその色に少し白を混ぜるとコントラストがよくなります。
最初から白が混ざっている色を準備しておくと便利です。
お花の大きさや数は決まっていませんが2~3個で全体の3分の2程度埋まるくらいの大きさだと華やかに見えて印象が良いでしょう。
絵の具はテーブルセッティングの段階で専用のウォーターパレットに出しておくと時短にもなります。
水分の無いパレット(アルミなど)の上に事前に出しておくと乾燥して使えなくなりますので気をつけましょう。
◆トップコート
ごく軽くふわっとトップコートを塗布します。表面に塗布した後さっと先端にも塗布しましょう。
ネイルアートをした爪には、一番最後にトップコートを塗ります。
絵の具が乾いて、アートが崩れることを防ぎます。
10本塗布した状態で、トップコート表面に艶がでている事が大事です。
◆最終チェック
最後に、はみ出しや拭き残しなどがないか隅々まで確認します。
その際に、自身の爪や指にもポリッシュがついていないか一緒に確認しましょう。
ポリッシュリムーバーの蓋の閉め忘れが意外と多いので注意すると良いでしょう。
実技審査の間、受験者は席を離れるよう指示されます。その際、JNAテクニカルシステムや過去問題を持参し筆記試験の勉強をしている方もいます。
また、トイレがとにかく混むので、席を離れると同時にトイレへ行くことをオススメします!秋期、冬期試験の場合、待っている間が長く寒くなるので上着も一緒に持っていきましょう。
待機中は床に座って待つことが多いため、クッションなどがあってもいいでしょう。
ネイリスト検定3級ハンドモデルの選び方
ハンドモデルが合否結果を左右すると言っても過言ではないネイリスト検定。
先述した通り、
・色白で
・指が真っ直ぐで
・爪のピンクの部分が長い
という方が良いです。
ハンドモデルが綺麗だと自然と技術は2倍にも3倍にも美しく見えます。
それは可愛いハンドモデルがどんなお洋服を着ても可愛く見えるように。
では、そんな美しいハンドモデルをどうやって見つけるの?? と思いますよね。
ネイル検定は全てを取得しようとすると6つあります。
全てにハンドモデルが必要で、困ることなく、上手にハンドモデルを見つけている方は何をしているかをご紹介します。
ハンドモデルを紹介してくれるネイルスクールを選ぶ
ネイル検定のハンドモデルを紹介しているネイルスクールCin-Ciaでは、ネイル検定の2ヶ月~1ヶ月半前程からハンドモデルを無料で紹介します。
ハンドモデル紹介の申し込みをし、ハンドモデルとのマッチングをして性格や、やり易さなど相性を確認します。
その後、マッチングしたら正式にハンドモデルの同意書にサインをしマッチングをします。
ハンドモデルは手の美しさだけではなく、性格もとっても重要です。
自分と合わない方だと検定のプレッシャーと重なって大変なストレスを抱えることになります。
ですので、しっかりと見極めることが大切です。
ハンドモデルの紹介のあるネイルスクール では、性格的な相性もしっかりと考慮した上でマッチングをセッティングしますのでとても安心して検定が受けられます。
また、ハンドモデルには交通費と練習にお付き合い頂いた時間分の謝礼をお支払いしていただきます。
ハンドモデルを探していることを周囲に宣伝する
ハンドモデルを自力で探す場合には、自分の周りだけでなく、友達に友達の周りでいい方がいないか探して貰いまたその友達に探してもらうなど、 多くの方をまたいで探している受験生がとてもきれいなハンドモデルを見つけています。
視野を広げて多くの方の周りに綺麗なハンドモデルがいないか探してもらうのが綺麗なハンドモデルを見つける一番の近道と言えます。
検定試験合格率の高い
ネイルスクールCin-Cia
通しデモや動画レッスンなど多くのサポートで検定試験合格に導きます
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