後半[イクステンション]実技試験手順≪JNA認定講師試験まとめ≫

フレンチスカルプチュア

この記事ではネイルイクステンションの手順について解説します。ぜひ最後までご覧ください。

 

ネイルイクステンション手順

ネイルイクステンションの手順について解説します。

 

手指消毒

コットンに消毒液を含ませ、自身の両方の手のひら、手の甲、指間、指先までしっかりと拭き取ります。次に、新しいコットンに消毒液を含ませ、モデルの両手も同様に拭き取ります。
※後半試験は左手のみにイクステンションですが必ず両手の手指消毒をします。

 

サンディング

180Gのウォッシャブルファイルでキューティクル付近をサンディングします。キューティクル周りの皮膚を傷つけないように、自身の指でスキンガードしながらファイリングします。その後100Gのバフでそれ以外をサンディングしましょう。時短できるこ、そしてホワイトのアクリルがサンディングした傷に入るのを防ぐためにキューティクルエリア以外はバフでサンディングをするのが良いでしょう。最後にブラシでダストオフをします。

 

プレプライマー

余分な水分、油分を除去するために5本の指にプレプライマーを塗布します。

 

チップ貼付・チップカット

小指に、モデルの爪のサイズに合わせて仕込んだチップを貼りつけます。グルーを塗布し、チップの先端を持ち指に対してまっすぐ意識し貼ります。その後、必要であればハケタイプのアクティベーターを接着箇所に塗布します。

 

小指アウトライン

小指のアウトラインを整えます。まず、チップカッターで長さをカットします。短くしすぎないように注意します。その後、先端、サイドラインを整えます。サイドが落ちているようならこの時点でサイドストレートも軽く整えておきます。手を裏返してバリをバフで取り去ります。ここでバリが残ったままだとミクスチュアなどがつきやすくなり取れなくなってしましますのでしっかり取ります。最後にブラシでダストオフします。

 

プライマー塗布

5本全ての指にプライマーを薄く塗布します。

 

小指チップオーバーレイ

先端をクリア、ネイルベッドの上はピンクでアプリケーションします。チップの上にリキッドを薄く塗り(リキッドタッチ)、1ボール目のクリアを乗せます。チップの厚さがすでにあるので、フレンチスカルプチュアの1ボール目よりも少なく取ります。(他の4本の指と厚さを揃えるため)2ボール、3ボール目はピンクパウダーでアプリケーションをします。モデルの爪が小さい場合には、2ボールで完成させても良いでしょう。チップオーバーレイはサイドや裏に漏れやすいので、漏れた場合ウッドスティックで素早くしっかり流れた箇所を除去します。

 

小指チップオーバーレイピンチ・薬指フォーム装着

小指が硬化のタイミングならば、ここでピンチを入れます。チップオーバーレイはピンチ戻りが起こりやすいのでしっかりピンチを入れます。もしまだ柔らかいようなら、薬指にフォームを装着します。フォームは横からみて下がりすぎたり、上がりすぎたりしていないか確認します。手を返して、指に対して真っすぐ装着できているかも確認します。

 

薬指デザインスカルプチュア:ベース~花びら

デザインスカルプチュアのベースを先端に薄く作ります。デザインに合わせてカラーをチョイスします。次に、テーマである「フラワー」を作ります。花はフリーエッジを隠すように配置すると綺麗に仕上がります。全体のバランスはもちろん、花びらのハイポイント付近は厚く、サイドウォールに近い箇所は薄くと、全体の厚さのバランスを考えて作成しましょう。花の数は1~2個です。(※最新の要項を必ずご確認ください)また、ミクスチュアが柔らか過ぎると他のミクスチュアとくっついてしまい、逆に固すぎるとなめらかさの無いガサガサのアートになってしまうので、適度な硬さを意識しましょう。

 

薬指デザインスカルプチュア:葉や茎

次に、バランスよく葉や茎を配置します。こちらもハイポイント付近は厚く、サイドウォール近くは薄く作成します。こちらも花びら同様、適度なミクスチュアの硬さを意識しましょう。

 

薬指デザインスカルプチュア:オーバーレイ

完成したら、必ずクリアパウダーを使用して作ったアート全てを埋め込みます。バブルが入りにくいように先端から丁寧にオーバーレイしていきましょう。その際、ハイポイントや全体のフォルムを必ず意識します。

 

中指フォーム装着、薬指ピンチング

薬指の硬化を待つ間に、中指にフォームを装着します。指に対して真っすぐで、横から見た時に下がりすぎたり、上がりすぎたりしていないかきちんと確認して装着しましょう。
タイミングを見て、薬指のピンチングを行います。

 

中指フレンチスカルプチュアアプリケーション

イエローラインをしっかり覆うようにして、1ボール目から乗せていきます。手を返してラインの確認を行ったら、トップエンドを作ります。しっかり奥までラインをつなげて美しいラインを作ります。しっかりつぶして掘ることでラインが鮮明にくっきりと出ます。2ボール目、3ボール目をピンクパウダーで薬指のハイポイントと統一感がでるように揃えアプリケーションします。

 

人差指フォーム装着、中指ピンチング

中指の硬化を待つ間に、人差指にフォームを装着します。他の指同様に真っすぐ装着します。
タイミングを見て、中指のピンチングを行います。

 

人差し指フレンチスカルプチュアアプリケーション

中指同様に行います。先に作った中指と揃えるよう意識しながら作りましょう。

 

親差指フォーム装着、人差し指ピンチング

人差しの硬化を待つ間に、親指にフォームを装着します。他の指同様に真っすぐ装着します。
タイミングを見て、人差し指のピンチングを行います。

 

親指フレンチスカルプチュアアプリケーション

他の指同様に行います。1ボール目は幅が作れていない場合が多いのでしっかり幅を作るように意識します。ハイポイント、形など統一感を意識してアプリケーションをしましょう。

※ピンチのタイミングによって都度工程を前後させましょう。ピンチ待ちでアプリケーションが出来ないという方は先にアウトラインを削りながら硬化待ちをすることをお勧めします。

 

アウトライン削り

親指の硬化を待ちながら先に他の4本の指のアウトラインを180Gのウォッシャブルファイルで整えます。まず全体の長さを整えてから始めると良いでしょう。親指にピンチを入れて完全硬化したら、一番最後に親指のアウトラインを整えます。
5本削り終わったら、再度全体を見てアウトラインを調整します。Cカーブも確認し揃えるように削ります。

 

表面削り

180Gのウォッシャブルファイルで、表面全体を整えます。横から見てどこを削るのか確認してから削ります。5本のハイポイントの位置が揃うようにしましょう。キューティクル際は皮膚を傷つけやすいので指でスキンガードをしながら丁寧にゆっくり行います。表面全体にファイルがかかるように万遍なくファイリングをしましょう。5本表面が削れたら、手を返して先端を真っすぐ削り、スクエアオフをとります。

 

バッフィング&シャイナー

時間があれば、100Gのバフ(しっかり削れるので一方方向に動かす)、180Gバフ(角度を確認しながら往復がけ)、220Gバフ(往復がけ)、280Gバフ(往復がけ)となります。時間がなければ、180Gウォッシャブルファイルの後、180Gバフ、280Gバフをかけます。バフは、力をかけず表面の形を意識しながら手首の角度を変えてバフの面がイクステンション表面にしっかり丸くあたるようにします。グリーン(ハイシャインの裏)は、圧をかけて磨いた方が輝きます。最後にシャイナーは圧をかけながら手を早く動かしながら磨きます。

 

ダストオフ

最後にフィンガーボールに手をつけてダストオフを行ないます。アルコールの入らないウェットティッシュで拭き取っても良いですが、フィンガーボールにつけてダストブラシでオフする方が早いです。
※ウエットティッシュを使用すると曇る場合があります。事前に使用するウエットティッシュで施術をして確認しましょう。

 

最終チェック

全体のフォルム、キューティクルエリア、裏にダストなどはないか?全面が輝いているか?など全体の最終チェックをします。

 

審査(約45分)

<<受験者の声!>>
審査の間、受験者は席を離れるよう指示されます。この後、筆記試験と面接の間に時間があまりないので、ここでもトイレに行っておくのが良いでしょう。トイレから戻ったら、しっかり筆記試験の勉強を行ないましょう!!

 

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