ネイリストが持ってるといい資格は?何級から働けるのか目的別でご紹介◎
「ネイリストになる方法が分からない」
「ネイリストになるには資格が必要なの?」
そのような悩みはありませんか?
ネイリストに憧れている人は多くても、具体的にどうすればなれるのかはあまり知られていませんよね。
何か資格が必要なのか、それとも勝手にネイリストと名乗っても良いのか。
それが分からないと、ネイリストを目指す第一歩が踏み出せません。
この記事では、ネイリストになるには資格が必要か、どのようなネイル資格があるのかを解説します。
ネイリストに憧れている人はぜひチェックしてみてください!
ネイリストはどんな仕事?どんな働き方があるの?
ネイリストとは、爪のケアやネイルアートなどの装飾を施す専門家のこと。
お客様の爪をケアしたり、美しく見せるのが主な仕事です。
ネイリストは和製英語で、公益財団法人 日本ネイリスト協会(JNA)が発案したものになります。
海外ではマニキュアリスト(Manicurist)がネイリストにあたります。
ラテン語で「手」を意味する“Manus”と「手入れ」を意味する“Cure”が組み合わさり、「手の手入れ」を意味する“Manicurist”という言葉が生まれたとされています。
ネイリストとして働くには以下のような方法があります!
- ネイルサロンに就職する
- プライベートサロンを開業する
- 出張ネイリストとしてお客様の自宅に訪問する
- ネイルサロンを経営する
- 副業として休みの日にネイリストとして働く
- ネイル講師になる
自宅ネイルサロンを開業するための資金も5~10万程度から開業できるため、開業のハードルが低いのもネイリストが人気の秘密◎
小さなお子さんがいて働きに出るのはハードルが高いという方でも自宅で開業出来る仕事です。
また、出張ネイリストはお客様に小さなお子さんがいてなかなかネイルサロンには行けないという方からの需要も多く、出張ネイルは希少なのでビジネスチャンスがありそうです。
主婦がネイリストになるには?子育て中ママの働き方や必要な資格・注意点を解説
自宅ネイルサロン開業に資格は必要?月収相場や開業後の注意点を解説
在宅ワークが増え、時間に余裕かできたのでネイルの資格を取得してホームサロンをプチ開業したいという方も増えています。
ネイル講師はJNA認定講師資格が必要になりますが、ネイルスクールでの時給は2,000円以上と高額なところが多いため、チャレンジする価値がありそうです◎
このように、ネイリストは自分のライフスタイルに合わせてさまざまなスタイルで働けそうですね!
ネイリストに資格は必要?
結論から言うと、資格がなくてもネイリストとして働くことができます。
ネイリストは、美容師や理容師のような国家資格ではありません。
無資格でもネイリストとして働けるため、比較的目指しやすい職業といえるかもしれませんね。
しかし、実際にネイリストとして働くためにはさまざまな知識や技術が必要です。
プロネイリストに必要な知識・技術がある証として資格取得を目指すことをおすすめします!
資格を持っていたほうがネイルサロンに就職する際に有利ですし、ネイリストを目指す人の多くは資格を持っています。
ネイルサロンの求人では資格取得者でないと条件を満たせない場合が多くあります。
独立開業する場合、自信をつけるために資格取得を目指す人も多く、資格を取得することがお客様からの信頼にもつながるでしょう◎
独学でネイリストになれる?ネイルスクールは「通学」と「通信」どっちが良い?
ネイリストになるための一般的なステップは以下の通りです。
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まずは検定合格を目指す人がほとんどです。
検定合格のための勉強をするためには、主に以下の3種類の方法があります。
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多くの人がネイルスクールか通信講座を選択します。
ネイルスクールには、「全日制スクール」と「フリータイム制スクール」があります。
「全日制ネイルスクール」は、平日の昼間にスクールに通うスタイルで時間に余裕のある人におすすめです。
一方の「フリータイム制ネイルスクール」は、自由に授業時間を選択できるスタイルです。
社会人でも通いやすく、家事や仕事で忙しい人でも勉強ができますよ!
資格を取得した後は、ネイルサロンに就職するのが一般的です。
ネイルサロンに就職せず、資格取得後すぐに独立開業する人もいます。
ネイリストの資格試験を徹底解説
資格がなくてもネイリストにはなれますが、やはり資格を持っていたほうが就職に有利です。
具体的には、以下の資格があります。
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ネイリスト資格|ネイルの基礎を学ぶ
ネイリスト技能検定は、ネイリストとしての技術と知識の向上を目的とした検定試験です。
公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が実施していて、1997年に始まったネイル関連では最も歴史のある検定試験です。
試験は「1級」「2級」「3級」の階級があり、それぞれ実技試験と筆記試験を行います。
原則として1級の試験は年2回、2~3級の試験は年4回の受験チャンスがあります。
JNECネイリスト技能検定試験3級
JNECネイリスト技能検定試験3級では、ネイルに関する基礎的な知識・技術を問われます。
受験資格 | 義務教育を修了した人なら誰でも |
合格率 | 90.9%※ |
受験料 | 6,800円(税込) |
身につく技術 |
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※2024年冬期の合格率
JNECネイリスト技能検定試験3級は、ネイルに興味があってこれからネイルを勉強したい人、いずれはネイリストを目指したい人に向いています。
3級に合格しないと2級・1級の受験資格を得られないため、まずは3級の取得を目指しましょう!
【2024対策】ネイル検定3級に一発合格するには?試験内容や時間配分・必要な道具を紹介
JNECネイリスト技能検定試験2級
JNECネイリスト技能検定試験2級では、プロネイリストに必要な知識・技術を問われます。
受験資格 | JNECネイリスト技能検定試験「3級取得者」 |
合格率 | 57.1%※ |
受験料 | 9,800円(税込) |
身につく技術 |
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※2024年冬期の合格率
JNECネイリスト技能検定試験2級に合格すれば、ネイリストとして最低限必要な知識・技術を持っている証となります。
ネイルサロンへの就職を目指すなら、ネイリスト技能検定2級以上を取得しておくのが望ましいです。
ネイリスト検定2級合格が近づく情報をまとめてみました◎【まとめ】
JNECネイリスト技能検定試験1級
JNECネイリスト技能検定試験1級では、トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術・知識を問われます。
受験資格 | JNECネイリスト技能検定試験「2級取得者」 |
合格率 | 39.22%※ |
受験料 | 12,500円(税込) |
身につく技術 |
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※2023年秋期の合格率
「ネイルスクールの講師になりたい」「ネイルサロンを開業して店舗数を増やしたい」「ネイリストを極めたい」という方は、ネイリストとして最上級の証である1級の資格取得を目指してみましょう◎
ネイリスト資格|ジェルネイルを学ぶ
JNAジェルネイル技能検定は、健全なジェルネイルの普及を目的とした検定試験です。
レベルは初級・中級・上級の3種類で、初級と中級は実技試験と筆記試験を行います。
上級は実技試験のみとなります。
原則として試験は年2回実施です。
JNA認定校またはJNA本部認定校のネイルスクールに通うと、以下の試験内容が免除されます。
JNA認定校 | JNAジェルネイル技能検定試験【初級】「実技試験」が免除 |
JNA本部認定校 | JNAジェルネイル技能検定試験【初級】「実技&筆記試験」が免除 |
上記のとおり、JNA認定校またはJNA本部認定校の受講生であれば初級試験が一部免除され、さらに「中級」「上級」試験に関しても自校で受験可能です◎
普段通っているネイルスクールの校舎で試験が受けられるため、平常心を保って試験本番に挑めるでしょう。
一般受験者は試験会場まで足を運ばなければならないため、試験当日はバタバタと慌ただしく準備に追われる可能性もあります。
これからネイル資格を取得しようと思っているけど「本番に弱く緊張しやすい」「リラックスした環境で試験を受けたい」という方は、JNA認定校またはJNA本部認定校のネイルスクールに通うと悩みの1つが解消されるかもしれません。
この機会に、一度検討してみるのもよいでしょう。
JNA認定校ネイルスクールとは?他の学校との違い・メリットを解説!
JNAジェルネイル技能検定試験初級
JNAジェルネイル技能検定試験初級は、ネイルケアの基礎知識とジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識・技術を問われます。
受験資格 | 義務教育を修了した人なら誰でも |
合格率 | 約70% |
受験料 | 9,900円(税込) |
身につく技術 |
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ジェルネイル検定初級では、ジェルネイルの基礎的知識・技術の取得を目指します。
ネイリストはもちろん、趣味でネイルを楽しみたい人にもおすすめです!
初級に合格しないと中級・上級の受験資格を得られないため、まずはジェル検定初級の資格取得を目指しましょう!
ジェルネイル検定初級合格!これさえ読めば初めての試験も安心◎【まとめ】
JNAジェルネイル技能検定試験中級
JNAジェルネイル技能検定試験中級では、プロとしてサロンワークに必要な専門知識・技術を問われます。
受験資格 | JNAジェルネイル技能検定試験「初級取得者」 |
合格率 | 約60% |
受験料 | 13,200円(税込) |
身につく技術 |
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ネイルサロンへの就職を目指すなら、ジェルネイル技能検定中級以上を取得しておくのが望ましいです。
ジェルネイル検定中級は、サロンワークで使える実践的な技術が身につきます。
特に、ジェルを使用した「フレンチネイル」や「カラーグラデーションネイル」はネイルサロンでも日常的に依頼される基本技術です。
未経験でも基本技術をマスターしていれば、就職後のアシスタント期間(見習い)が最短に抑えられ、すぐにお客様の担当についてネイリストデビューが果たせます。
「堂々とお客様に施術したい」「一刻も早くプロネイリストになりたい」とお考えの方は、ジェルネイル検定中級資格の取得を目指しましょう。
ジェルネイル検定中級合格が近づく情報をまとめてみました◎【まとめ】
JNAジェルネイル技能検定試験上級
JNAジェルネイル技能検定試験上級では、ジェルネイルのスペシャリストとして活躍できる総合的知識・技術を問われます。
受験資格 | JNAジェルネイル技能検定試験「中級取得者」 |
合格率 | 約45% |
受験料 | 16,500円(税込) |
身につく技術 |
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JNAジェルネイル技能検定試験上級は、プロネイリストの証です。
技術試験ではジェルイクステンション(ジェルの長さ出し)やフレンチネイルの「高度な仕上がり」が求められますが、合格基準を満たすクオリティをお客様にも提供できれば、間違いなく信頼度もアップします。
難易度は上がるものの「技術力の高いネイリスト」を目指すなら、ジェルネイル検定上級資格を取得するメリットは大きいでしょう◎
ネイリスト資格|その他
ネイル関係の資格は「ネイリスト技能検定」と「ジェルネイル技能検定」が有名ですが、他にも以下のような資格があります。
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それぞれ詳しく見ていきましょう!
ネイルサロン衛生管理士
ネイルサロン衛生管理士は、「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」の普及を目的とした資格です。
ネイルサロン衛生管理士を取得することで、ネイルサービスの普及と公衆衛生の向上を目指します◎
ネイルサロンにおける衛生管理自主基準とは? ネイル産業健全化の取り組みの一環として策定に着手し、各界の有識者で構成される第三者機関「ネイル産業審議会」の認証を得て2009年12月にNPO法人日本ネイリスト協会が制定しました。 |
JNA認定校で行われる講習会を受講し、確認テストに合格した人に資格が与えられます。
ネイルサロン衛生管理士の資格試験概要は、以下のとおりです。
受験資格 | 18歳以上 |
合格率 | 非公開 |
受験料 | 一般:11,000円(税込) JNA会員:6,600円(税込) |
身につく技術 | 安全・安心なネイルサービスの普及、公衆衛生の向上 |
合格率は非公開ですが、講習をきちんと受けていれば分かる内容なので合格率は高いと思われます◎
「これから自宅ネイルサロンを開業したい」とお考えの方は、積極的に資格取得を目指すとよいでしょう。
ネイルサロン衛生管理士とは?資格取得のメリットや試験当日の流れ・更新手続きまで解説
JNAフットケア理論検定試験
JNAフットケア理論検定試験は、ネイリストがサロンワークでフットケアを施術するために必要な専門的な理論を問われる検定です。
120分のセミナーを受けた後、筆記試験に合格した人に資格が与えられます。
全国のJNA認定校で随時開催しているので、気軽に受けられる点が魅力です◎
受験資格 | JNECネイリスト技能検定試験 3級以上 JNAジェルネイル技能検定試験 初級以上 国際ネイリスト技能検定試験 3級以上 |
合格率 | 非公開 |
受験料 |
一般:8,800円(税込) ※テキスト代3,300円は含まれません。 |
身につく技術 | フットケアを施術するために必要な理論 |
ネイリストにとって、足の爪やその周囲の肌に対するお手入れは重要です。
ネイリストとしてより活躍したい人や自宅ネイルサロンを開業したい人は、積極的に取得を目指すとよいでしょう。
フットケア理論検定とは|試験概要と合格率アップを狙う学習方法
JNA認定講師資格試験
JNA認定講師は、NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)の活動の根幹を支えているメンバーを指します。
毎年実施される試験に合格することで資格が与えられます。
JNA認定講師は、日本ネイリスト協会の講師会のメンバーとして高い志を持ちネイルの普及と発展に努め、イベント実行委員、検定試験の試験官、コンテストの審査員、各セミナーを担当して自らの意思により活動し貢献しています。 |
受験資格 |
JNECネイリスト技能検定試験 1級 取得者 JNAジェルネイル技能検定試験 上級 取得者 ネイルサロン衛生管理士 取得者 取得者 JNAフットケア理論検定試験 取得者 JNAが主催する全日本ネイリスト選手権プロ部門への出場経験(3年以内) プロネイリストとして実務経験がある など |
合格率 | 20~30% |
受験料 | 26,400円(税込) |
身につく技術 |
ネイリスト協会の沿革や組織についての知識 |
JNA認定講師試験の受験は、厳しい受験資格をパスする必要があります。
紹介した受験資格の他にもいくつか条件があるので注意しましょう。
試験内容は実技試験と筆記の他、グループ面接があります。
受験条件を満たすだけでも大変な上に、ネイル関連の資格の中でも最難関と言われています。
根気強く練習して試験本番に備えましょう。
【最新版】JNA認定講師とは?ネイル認定講師試験の合格率や難易度・取得するメリット・デメリットを解説!
ネイリストの進路|5つの将来プランと必要資格について
ネイル関連の資格について解説しましたが、自分にどの資格が必要なのか悩んでしまいますよね。
続いては、なりたいネイリスト別の必要資格レベルを紹介します!
ネイルサロンに就職
ネイルサロンへの就職を目指す人は、ネイリスト技能検定2級・ジェルネイル技能検定中級の取得を目指すのがおすすめです。
ネイリスト技能検定2級に合格すれば、プロネイリストに必要な知識・技術を持っている証となります。
また、ジェルネイル技能検定中級に合格すれば、プロとしてサロンワークに必要な専門知識・技術を持っている証となります。
ネイルサロンの求人では、ネイリスト技能検定2級・ジェルネイル技能検定中級以上の資格を取得していることが条件となる場合が多いです。
この2つを持っていれば、ネイルサロンへの就職も有利になりますよ!
ネイルサロンの志望動機とは?ネイリストの履歴書の書き方と例文・NG表現を紹介!
プライベートサロン・自宅開業
プライべートサロンの開業を目指すなら、ネイリスト技能検定2級・ジェルネイル技能検定上級の取得を目指すのがおすすめです。
本格的にやりたい人は、ネイリスト技能検定1級を目指すと様々なお客様のニーズに応えられてさらに良いですね◎
トップレベルのネイリストとして必要とされる技術・知識を持っている証となりますので自信をもってお客様に施術できます。
自宅ネイルサロンを開業するには資格が必要?月収はどのくらい?開業届の出し方やメリット デメリットまで詳しく解説します◎
副業ネイリスト
副業で休日にネイリストとしてネイルサロンを開業したい方も、ネイリスト技能検定2級・ジェルネイル技能検定上級の取得を目指すのがおすすめです。
もちろんネイリスト技能検定1級を持っているに越したことはありませんが、副業でネイルサロンを開業するなら、2級・上級でも十分お客様の要望に対応できます◎
ネイルを副業にしたい!副業でネイリストになる方法とダブルワークを叶える働き方を解説します◎
ネイルサロンを経営
プライベートサロンではなく本格的にネイルサロンを経営したい場合は、自分がどのようなスタイルで働くかが重要なポイントです。
経営者としてお店を運用しながらサロンワークも並行して行う場合は、ネイリスト技能検定1級・ジェルネイル技能検定上級を目指すのがおすすめです。
認定講師やネイルサロン衛生管理士も取得するのもよいでしょう。
自分も技術を行う場合はスタッフに尊敬される存在であることでサロン運営がスムーズに進む部分が多くなります。
自分はネイリストとして技術は行わず、経営だけなら経営の勉強だけでも対応できます。
【2024年】ネイリストになるには資格が必要?何年かかる?7つのルートと資格の種類を解説
ネイルサロンの開業の仕方は?届出・費用・店舗と自宅開業を比較
ネイルスクール講師
講師として働きたい場合は、JNA認定講師試験を取得するのがおすすめです。
しかし認定講師の取得条件は厳しく、ネイリスト技能検定1級・ジェルネイル技能検定上級は必須です。
さらに衛生管理士、フットケア理論、コンテストプロ部門で出場がないと受験できません。
他にも「JNA認定校を卒業している」など、いくつかの受験資格があるので必ず確認しましょう。
難関の資格ですが、ネイルスクールにおける講師業の給料が高い点や、自身でもネイルスクールを運営できるメリットを考えるとチャレンジしたい資格ですね!
▶︎ネイリスト資格の合格率が高い!ネイルスクールシンシアの見学を申し込む
資格の有無はネイリストの就職・給料に影響する?
資格を取ることでネイリストの就職で優遇されるのか、気になっている人は多いと思います。
結論から言うと、資格を持っていたほうが就職に有利なケースが多いです。
ネイル関連の資格で特にメジャーなのは、JNECネイリスト技能検定試験とJNAジェルネイル技能検定試験の2つです。
これらの資格は、ネイリストとしての基礎的な知識・技術を持っている証となります!
「資格支援制度」を用意しているネイルサロンもあり、働きながら検定合格を目指すことも可能です。
しかし、最初から資格を持っている人を採用すれば即戦力となります。
資格を取得することで手当がつくネイルサロンもあるため、給与アップも期待できますよ!
他にも資格を取ることで自信がつく、基本がしっかりしているのでスキルアップしやすいなどのメリットもあります◎
安心感を与えられるなどのメリットもあり、「無資格のスタッフよりも、資格取得者のスタッフにお願いしたほうが安心」と感じるお客様もいるようです。
ネイリストに向いている人や5つの特徴と売れるネイリストになるための秘訣
給料アップが期待できるネイリスト資格
給料アップが期待できるネイリスト資格は「JNECネイリスト検定1級」「JNAジェルネイル技能検定上級」です。
技術職といわれるネイリストは「経験者」を優遇して採用します。
当然「未経験か」「経験者か」によって基本給が変動する可能性も高いです。
未経験だとサロンの定めた最低給与額からスタートしますが、中には取得している検定級によって基本給を決めるサロンもあります。
特に「JNECネイリスト検定1級」や「JNAジェルネイル検定上級」は、プロレベルの実力を求められる試験であり、ネイルに対して高い情熱を持って挑む受験者も多くいます。
ネイリストとしての就業経験はなくても、これらの資格試験に合格しているのであれば「プロとして適応する人材である」と判断されるため、未経験でも給料アップが期待できるでしょう。
また、資格は面接でのアピールポイントとしても役立ちます。ぜひ積極的に活用しましょう。
指名されるネイリストの特徴7選!今すぐできる指名率アップ方法は?
資格の有無はネイルサロンの経営に影響する?
資格がなくても、「開業届」を提出すればネイルサロンは開業できます!
とはいえ、自分自身もサロンワークを行うなら、ネイリストとしての最低限の知識・技術は必要となります。
ネイルサロンへの就職を希望している人と同じく、JNECネイリスト技能検定試験やJNAジェルネイル技能検定試験を取得しておくほうが望ましいです。
自分自身でサロンワークをせず、人を雇っての経営の場合は、上記資格は持っていなくても問題ありません。
ただし、ネイルサロン経営にあたっては衛生管理が重要となります。
自らサロンワークをする人も経営のみの人も、NPO法人日本ネイリスト協会が実施するネイルサロン衛生管理士の取得を検討してみると良いかもしれません。
ネイルサロンは資格なしでも開業できる?未経験から独立する方法や知っておきたいポイントを紹介◎
ネイリストの資格は何歳までに取得すべき?
「JNECネイリスト技能検定試験」「JNAジェルネイル技能検定試験」は、義務教育を修了している年齢であれば受験可能です。
つまり、中学教育学校を卒業していれば誰でも受験資格が与えられます。
学生・社会人・主婦問わず、ネイル資格取得に興味があればぜひこの機会にチャレンジしてみましょう。
ただし、実技試験に帯同するモデルは15歳以上と決められています。
同伴者を連れて受験する場合は、上記の点に注意しましょう。
ネイル資格取得にかかる費用はいくら?通信・スクール・独学の相場を公開
ネイリスト資格を取得するにはどれくらいの費用と時間がかかる?
プロネイリストを目指すためには、ネイリスト資格を取得したほうがよいことが分かりました。
しかし、どれくらい費用と時間がかかるか不安に感じている方もいるでしょう。
ここでは、3種類の学び方ごとにかかる費用と時間を解説します。
ネイルスクールの費用と時間
ネイルスクールにかかる費用は、約5~200万円です。
ネイルスクールの費用は、通学スタイルや取得したい資格によって大きく異なります。
ネイルスクールの通学方法には、「全日制」と「フリータイム制」の2種類があります。
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全日制ネイルスクールは2年制のケースが多く、2年間にかかる費用は約200万円です。
2年間かけてプロに必要なネイリスト資格を取得します。
一方のフリータイム制ネイルスクールは、年間約20 ~100万円が相場です。
ネイリスト資格を取得するまでの期間は、3ヶ月~1年程度と資格や級によって異なります。
なお、単発コースや短期集中コースなら5万円前後から受講可能です。
▶︎ネイリスト資格の合格率が高い!ネイルスクールシンシアの見学を申し込む
ネイル通信講座の費用と時間
ネイル通信講座にかかる費用は、約10〜30万円です。
ネイル通信講座は指定のテキストやDVDなどを活用して自宅で学習を進めていくため、その分費用が抑えられています。
「JNECネイリスト技能検定試験3級・2級」「JNAジェルネイル技能検定初級」に対応したコースが多く、費用は約10~20万円です。
上記コースの場合、平均学習期間は6ヶ月程度を目安にしてください。
同じネイル通信講座でも、上位資格を目指すコースの場合は30万円以上かかるケースもあります。
また、ネイル通信講座を選ぶ際は用具代が含まれているかを確認しましょう。
独学でネイルを学ぶ場合の費用と時間
独学でネイルを学ぶ場合にかかる費用は、約5~15万円です。
内訳はテキスト代が約2,000〜5,000円、道具代が約2〜4万円となります。
道具代や受験費を含めても15万円以内に収まるケースが多く、ネイルスクールや通信講座と比較するとリーズナブルです。
ネイルの仕上がりは道具の品質によって変化します。
よって、節約のために安価な道具を購入することはおすすめできません。
ネイリスト資格を取得するまでの期間は、3ヶ月~1年程度を目安にしてください。
ただし、独学で上位資格を取得するのは難易度が高いでしょう。
安い費用でネイリスト資格を取得する秘訣
安い費用でネイリスト資格を取得するためには、学習方法を工夫することが重要です。
ネイルスクールよりも通信講座や独学のほうが費用を抑えられます。
通信講座で学ぶ場合は、「道具なしコース」を選択してすべて自分で揃えると節約になります。
ただし、通信講座や独学では上位資格を取得しにくいため注意しましょう。
基本的な知識・技術は通信講座や独学で学び、上位資格を取得する際にネイルスクールに通うのもありです。
ネイルスクールに通学する場合は、全日制よりもフリータイム制を選択したほうが費用を抑えられます。
受講費が少しでも安いネイルスクールや、道具代の負担がないネイルスクールを選択するとさらに費用を抑えられるでしょう。
ネイルスクールシンシアなら、初心者でも最安 492,800円(税込)でネイリスト資格を取得できます。
通信講座は95,700円(税込)~とさらにリーズナブルです◎
ネイリスト資格があれば将来プランが広がる
今回は、ネイリストになるには資格が必要かについて解説しました。
ネイリストは美容師や理容師のような国家資格ではないため、資格がなくてもネイリストとして働くことはできます。
ただし、資格を持っていたほうがネイルサロンへの就職に有利となり、就職後も給与アップが期待できます!
自分自身のスキルアップや自信にも繋がりやすいですね◎
独立開業やネイルサロン経営をしたい場合も同じで、資格を取っておいたほうが何かとプラスに働きます。
また、講師として働きたい場合は資格が必須ですし、お給料アップのチャンスにもなります!
最短でネイリスト資格の取得を目指すのであれば、ネイルスクールに通うことがおすすめです。
ネイルスクールシンシアでは、無料の体験入学を開催しています。
今だと、受講料が30%OFFになる特別キャンペーンも実施しているため、気になった方は下記の応募フォームよりお気軽にご相談ください♪
なりたいネイリスト別に取得すると有利な資格は異なるので、この記事を参考にネイル資格取得を目指してみてくださいね。
【2024年最新】東京で安いネイルスクールの質は?安くても失敗しないネイルスクール選びのポイントを紹介!
【体験談あり】おすすめのネイルスクール|ネイルスクールシンシアの口コミ・評判
初心者はどんなネイルスクールがおすすめ?自分に合ったコースや教室の選び方