JNA認定講師とは?合格率や難易度・取得するメリット・デメリットを解説!
せっかくネイリストになったのなら、「認定講師まで目指したい!」と考える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、JNA認定講師試験を合格者を多数輩出するスクールが認定講師試験の合格率、認定講師のメリットやデメリット、概要に加え、最難関の資格を合格するための実技の時短方法や手順までを詳しくまとめています。
JNA認定講師は、ネイリストの資格の中でも一番難しく合格率は10%~30%です。ぜひ、記事を最後まで読んで、試験合格を目指してみてください。
2 認定講師資格があると何がいいの?
3 認定講師の合格率
4 受験するための条件
5 開催時期・場所
6 認定講師試験内容
7 内容詳細
7-1前半実技試験内容
7-2後半実技試験内容
8 筆記試験内容
9 面接試験内容
1 JNA認定講師とは?
ネイリストであれば誰もが一度は耳にしたことがある「JNA認定講師」という資格。
ネイリストとして働く中で、ネイルスクールで講師として勤務したり、自らネイルスクールを開校したりとさらなるステップアップのためにJNA認定講師資格取得を目指す方が増えています
また、ネイルの認定講師資格を取得することで
・専門学校
・ネイル専門校
で働く事ができ、またネイル講師の給料は高給となっているため大変人気の資格です。
ネイリストの憧れの資格で、ネイルスクールに入学する時点から認定講師を目指しネイリストとしてのキャリアアップを考える方も多くいます。
せっかく大好きなネイルの仕事に就き、ネイリストになったからには視野に入れたい資格です。
2 JNA認定講師があると何がいいの?メリットを紹介
ネイルの認定講師を取得すると
・サロンワークのように長時間拘束されることがない
・ネイル講師は単発の仕事が多くなる
そのため子供がいても時短で働く事が出来、ネイリストとして働くお母さんにとって仕事をしやすい環境を得ることが出来ます。
また、ネイル認定講師の給与はサロンワークに比べ給料が高いことも人気の一つです。
認定講師資格がなくてもネイル技術を教えることはできますが、資格を持っていることでネイルの正しい知識や技術を教えることができ、絶大な信頼を得ることができます。
現在多くのネイルスクールではこの「JNA認定講師」の資格を保持しているネイリストを募集条件にしています。
ネイリストがネイルを教える仕事をするには必要な資格と言えます。
また資格取得を目指す目的は「将来のためにネイル講師の資格が欲しい」「ネイルの技術を極めたい」「ネイルの先生になりたい」など、様々です。
認定講師資格を取得することはネイリストとしてのステータスでありネイルの技術力が上がるきっかけを与えてくれます。
しかし、試験に合格すると自身の時間を割いてJNAの活動へ貢献することやネイリスト全体の規範となることが求められる為、さまざまな活動に参加することが必要です。
その時間を考慮しネイリストとしての在り方をよく考え、受験することをお奨めします。
3 認定講師の合格率は?
気になるのが合格率です。
認定講師はネイリストの資格の中でも最も難しく、合格率10%~30%という難易度が高い試験となっています。
現在は一次試験はハンドモデルさんでのケアカラーとイクステンション、二次試験では練習用ハンドでのイクステンション(3本)です。
また、合格後にも勉強会がありそこで初めて合格の承認をもらいます。合格通知方法や合格後の勉強会の内容、活動内容は≫JNA認定講師の合格通知方法と活動で詳しく書いています。
≫JNA認定講師オンラインレッスン合格者の声はこちら
メニューに戻る
4 受験するにはどんな条件が必要なの?
受験に必要な条件について説明します。
【必要資格】
▼「JNA 認定校」を卒業している方。
※JNA認定校以外で学ばれた方はJNA認定校「ネイル専門学科」に於いて「ネイルケア」及び「ネイルイクステンション」の実技時間を計20時間以上有するカリキュラムを受験手続前までに修了していること。
【解説】
ネイリストを目指す方で、認定講師試験の受験を視野に入れている方はJNA認定校への入学をすることをおすすめします!認定校を卒業しないと後から通い直すことが必要になります。
▼ネイリスト技能検定試験1級に合格し、受験において1級合格認定日(ディプロマに記載された日)より1年以上経過している方。
▼ジェルネイル技能検定試験上級の資格を取得している方。
【解説】
JNECネイリスト技能検定は3級から順に2級・1級と受験する必要があります。JNAジェルネイル検定も初級から順に中級・上級の順で受験することが必要です。
※本部認定校のネイルスクールに通うとジェルネイル検定初級試験が免除になるので、本部認定校だと試験の負担が減りますよ◎
▼ネイルサロン衛生管理士の資格を取得している方。
▼JNAフットケア理論検定試験の資格を取得している方。
【解説】
「ネイルサロン衛生管理士」と「JNAフットケア理論検定試験」はJNA認定校で開催しています。
「ネイルサロン衛生管理士」はこちら⇓より認定校の開催スケジュールが確認できます。
→https://www.nail.or.jp/eisei/seminar/class_school.html
「JNAフットケア理論検定試験」はこちら⇓より認定校の開催スケジュールが確認できます。
→https://www.nail.or.jp/kentei/f_kentei/seminar.html
【必要条件】
▼過去3年の間にJNA主催の全日本ネイリスト選手権のプロフェッショナル部門の種目に出場していること。
(地区大会およびオンライン大会を含む)
【解説】
全日本ネイリスト選手権地区大会、やアジアネイルフェスティバル、ネイルエキスポで開催されるプロフェッショナル部門の出場経験が必要です。
全日本ネイリスト選手権のプロ部門であれば、種目はフレンチケアカラーもしくはフレンチスカルプチュアどちらかでも両方出場でも受験資格が満たされます。
▼JNAの個人正会員であること。
※受験を申し込むには、JNAの個人正会員であることが条件となります。(個人一般会員は対象外)受験申込みと同時に入会手続きを行うことはできません。未入会の方は、あらかじめ受験申込み前に入会手続きを済ませてください。(入会申込書が届いてから会員証の発行まで約2週間かかります)
【解説】
申込時点で認定校に通っている方は手続き費用¥10,000‐が免除になります。認定講師試験受験のためにスクールに通うことを検討している場合は「JNA認定校」を選ぶとメリットが多いです◎
▼プロネイリストとして実務経験を有する方。
▼受験日において満二十歳以上であること。
▼当協会発展の為に尽力くださる方。
▼「勉強会」と「授与式」に必ず出席できる方。
▼どのような場面でも日本語による十分なコミュニケーション能力がある方。
引用:日本ネイリスト協会 https://www.nail.or.jp/nintei/koushi-shiken.html
上記のように認定講師試験を受験するためには様々な資格が必要になりますので、受験を検討している方は早めに準備を始めておくと安心して試験に挑戦できますね◎
メニューに戻る
5 開催時期・場所
半年毎に年に2回(主に3月・9月)東京と大阪にて交互に開催されます。
<過去の開催日程例>
一次試験3月中旬、二次試験3月下旬~4月上旬前後東京開催
一次試験9月中旬、二次試験9月下旬~10月上旬前後大阪開催
※過去の開催例となります。実際の日程は最新のJNA認定講師資格試験要項を必ずご確認ください。
6 試験内容
【一次試験】
・実技前半
(ネイルケア30分・カラーリング20分)
片手5本ずつ
・実技後半
(ネイルイクステンション75分)※2018年3月より内容変更。デザインスカルプチュア追加。
フレンチスカルプチュア3本
デザインスカルプチュア1本
フレンチチップオーバーレイ1本
【二次試験】
・実技試験
練習用ハンド
フレンチスカルプチュア1本
デザインスカルプチュア1本
フレンチチップオーバーレイ1本
・筆記試験
・面接試験
7 内容詳細
7.1 前半実技内容【ネイルケア30分・カラーリング20分】
≫全日本ネイリスト選手権グランンプリのフレンチカラー動画はこちら
前半実技では、ネイリストの基本的な技術であるケアカラーが課題です。
ファイリング(ラウンド)、ケア、ナチュラルスキンカラー、フレンチカラーが前半実技内容となっています。
以下が各技術の重要なチェックポイントです!
・ファイリングはスムーズで滑らかなファイルストローク、ラウンドの統一感と形の精密さ
・ケアではメタルプッシャーの角度や強さ、ニッパーワークのスムーズさと支えの安定感、刃の角度とクリーンナップ後のキューティクルが整っているか
・カラーリングではベースカラーが均一に塗れているか、色はモデルの手に合っているか、フレンチラインの形の統一感とムラやたまりがないか
・その他、フィニッシュワークの丁寧さ、はみ出しやラインどりの丁寧さ
≫前半実技内容の手順・詳細とポイントはこちら
7.2 後半実技内容【ネイルイクステンション75分】
後半実技では、ネイリストにとって一番難しいと言われるネイル技術であるフレンチスカルプチュア(3本)、デザインスカルプチュア(1本)、フレンチチップオーバーレイ(1本)が後半実技内容となっています。
以下が各技術の重要なチェックポイントです!
・フレンチスカルプチュアはスマイルラインの統一感と鮮明さ、アウトラインとハイポイントの位置、表面の滑らかさ、磨きの輝きとキューティクル際のスムーズさ、Cカーブの統一感と厚み、長さのバランスなど
・デザインスカルプチュアでは、バランス・配色、エンボスアートの繊細さ・輪郭の鮮明さ、他の指との統一感と厚み、バブルの有無など
・フレンチチップオーバーレイでは、適正な角度と強度のあるチップの装着、バブルの有無、ピンチのバランスなど
・その他、フィニッシュワークの丁寧さ(ダストやバリの有無)、5本のイクステンションネイルの統一感など
≫後半実技内容の手順・詳細とポイントはこちら
8 JNA認定講師 二次試験 筆記内容
JNAガイドブックをしっかり熟読し暗記しましょう。
9 JNA認定講師 二次試験 面接内容
受験番号によってグループ分けされるグループ面接です。
グループによって終了時間が異なります。
面接では、ハキハキと大きな声で、誠実に一生懸命質問に答えましょう。
面接が終わり次第、個別解散となります。
メニューに戻る
>合格通知方法と活動内容はこちら
>ネイル認定講師試験[3人の合格への道のりとハンドモデルの選び方]はこちら
Cin-Ciaは多くの認定講師を輩出した10年の実績
無料通しデモセミナーや動画レッスンなど多くのサポートで合格に導きます
Cin-Cia Nail Academyの
認定講師対策コース
※上記すべての内容は一例であり、余儀なく変更する場合があります。試験詳細は必ず最新の要項をご確認ください。
また、試験はご自身の責任においてご受験ください。当サイト記載内容に関して、試験の合否の責任は一切負い兼ねます。