認定講師 準備期間
認定講師試験の課題であるフレンチスカルプチュアとフレンチカラーリングは一朝一夕にはなかなか上達しません。
過去に合格した多くの生徒さんを平均すると、1年程度の練習期間は必要です。
ただし個人差があるので、あくまで目安としてください。
早ければ早いに越したことはありません。
また、独学での受験はお勧めできません。
フレンチはとても奥が深く、コツコツとした積み重ねが必要な技術です。
練習をしっかり積み重ねている優秀な講師に指導してもらうことで遠回りを避け、より早い上達が期待出来ます。
また、認定講師資格は高度な技術が問われるため、ネイルスクール選びもとても大切です。
認定講師試験の概要と詳しい手順と合格のポイントはこちら
認定講師資格 合格までの道のり1
<3月東京会場受験。ストレート合格した生徒さんの場合>
フォームから見直しを始めてストレート合格
◆受験1年前(3月):フレンチスカルプチュアの授業を受け始める。ここで初めてホワイトパウダーを扱う
◆3月~9月:とにかくフレスカの1ボール目の練習を重ねる。徐々にハンドモデルを探し始める。
◆10月:ハンドモデル決定。フレスカの授業に加えて、ナチュラルスキンカラーのカラーリングを教わる。
◆11月:チップオーバーレイ、ポリッシュフレンチの授業を受けて練習を始める。
◆12月:チップラップの授業。全体の流れをイメージしながら練習する。
◆1月:ハンドモデルと通し練習。不足技術の洗い出し→練習を繰り返す。
◆2月:時間を計りながら練習する。筆記試験の勉強を始める。
◆3月:とにかく通し練習!本番の緊張を考え、本番の実技時間よりも短く設定して練習をし、見事合格!
認定講師資格 合格までの道のり2
<3月東京会場受験。準備期間を1年半としてハンドモデル2人体制で合格した生徒さんの場合>ハンドモデル2人体制で合格
◆受験1年半前(9月):基本の基本であるフォームの見直しから始める。
◆10月~3月:フレンチスカルプチュアの1ボール目をひたすら練習する。本番モデルと練習モデルの2人のハンドモデルを探し始める。
◆4月~8月:練習モデルに月2回程度練習させてもらい、人の手にフレンチスカルプチュアを付けることに慣れる。平行して、ナチュラルスキンカラーのカラーリングも練習モデルで練習する。
◆9月:本番モデルで練習を開始する。ポリッシュフレンチの練習を始める。
◆10月:チップオーバーレイ、チップラップの練習を始め、実技全体の流れを把握する。
◆11月:練習モデル、本番モデルの2人で通し練習。本番モデルの爪を傷めないように、本番モデルの練習回数は控えめにする。
◆12月:タイムトライアルを始める。時間を意識しての練習。
◆1月:通し練習。ここで、フォームや1ボール目のブラシワークなど再度基本を見直す。
◆2月:筆記試験の勉強を始める。フレスカマップ(※)作成。
◆3月:不安になることも多い時期だが、目の前のやるべきことに集中して練習。本番のイメージトレーニングを毎日欠かさず行い合格を手にする。
認定講師資格 合格までの道のり3
<3月東京会場受験。準備期間を2年として育児をしながら合格した生徒さんの場合>
子育てをしながら認定講師に合格
◆受験2年前(3月):初めてホワイトパウダーを扱う。子供がいるため自宅でのアクリル練習が難しく、基本的には週1回スクールに通っての練習。
◆4月~翌年3月:1年かけて1ボール目を練習。週1練習で、とにかくフレンチスカルプチュア1ボール目を練習する。通えるタイミングなら週2回スクールと、スクールの自習室を利用。
◆4月~6月:チップオーバーレイ、チップラップの授業を受け、イクステンションの流れをつかむ。自宅が近い友人に字ハンドモデルを依頼する。
◆7月~9月:とにかくイクステンションの練習。友人ハンドモデルとスクールでイクステンションの通し練習。
◆10月:イクステンションの練習は毎日行ないつつ、カラーリングの練習を開始する。ポリッシュは自宅での練習が可能だったので、練習用ハンドで毎日時間を計って練習。
◆11月:ポリッシュフレンチの練習も開始する。
◆12月:初めての通し練習。
◆1月:自宅に空気清浄器を導入し、子供が寝た深夜に友人に自宅に来てもらい練習。
◆2月:とにかく時間を計って練習。通えるタイミングがあればスクールに週3は通って練習。筆記試験の勉強を始める。フレスカマップ(※)作成。
◆3月:友人ハンドモデルの協力もあり、かなり練習がはかどる。都度画像を撮り、自分の癖を見極めて修正を繰り返し冷静な判断を忘れないことを心がけることで合格が近づいた!
大人気ブログあべちゃんとみづむらの物語はこちら☆
認定講師合格までの物語ブログ~講師と生徒の二人三脚~
合格通知方法と活動内容はこちら
誰も教えてくれない合格への近道!
<ハンドモデルの大切さ:当日ベストコンディションでハンドモデルをしてもらうために>
お願いするハンドモデルさんのハンドケアは3ヶ月前位から1週間から2週間に一度、定期的にケアをするのが理想的です。定期的にケアを行った指先は、キューティクルの形やネイルベットの大きさもより美しく整います。
なるべく早い段階から定期的にケアをし続けておくことが大切です。
~保湿編~
ハンドモデルさんには1か月以上前から、たっぷりのハンドクリームとネイルオイルを塗ってもらうようにしましょう。また、化粧水を塗ることで内側から保湿が出来皮膚にうるおいを与えることが出来ます。
塗る順番は
1、化粧水
2、爪の裏から美容液→キューティクルオイル(裏に塗ることで表面のキューティクルに流れていきます)
3、(必要であれば表面キューティクル側からオイル)ハンドクリーム
がベストです。
2のようにネイルベッドを伸ばしてもらうために、専用の美容液とオイルを爪の裏からハイポニキウムに塗ってもらうのもオススメです。
~ケア編~
時間が許すなら、練習毎にきちんとウォーターケアをし、キューティクルの形を整えることをお勧めします。
また、指周りの角質は定期的に除去し、柔らかい状態を保つようにしましょう。
ハンドモデルの保湿方法を詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください
合格を左右するハンドモデル選び
合格を左右するといっても過言ではないハンドモデル。
どのような方が適しているのでしょうか?
指
指がまっすぐな人が最適
→歪みや曲がりがあるとその曲がりに惑わされてフォームをはめるのが難しくなります。なるべく真っ直ぐな方を選びましょう。
爪
爪の歪みが少ない人が最適
→爪の左右の高さの歪みや曲がりがあると、左右対称に作らなければならないフレンチスカルプチュアを計算して真っ直ぐに作らなければならなく、高度な技術が求められます。
爪の歪みの少ない方を選びましょう。
また、ネイルベッドが長い方(理想は15ミリ以上)だとフレンチスカルプチュアも作り易、フレンチカラーも指にポリッシュがつきにくく技術がスムーズに進みます。
そしてネィルベットに色ムラがない方がより良いです。
ナチュラルスキンカラーはシアー系のカラーを塗布しますのでネイルベットにムラがあるとカラーリングが色ムラに見えてしまいます。
ネイルベットが一色の方を選ぶことでナチュラルスキンカラーの難易度が下がりカラーリングしやすくなります。
人柄
練習に協力的で一緒に頑張ってくれる方が最適
協力的で応援してくれる方が一番です。
どんなに爪や手が綺麗でもなかなか練習をさせてもらえなかったり、相性が合わなかったりすると上手く行きません。
受験前でメンタルもいっぱいいっぱいな時に勇気づけてくださる方だったら安心して試験に臨めます。
また、保湿をこまめに行なって貰うように丁寧に説明をしハンドモデルさんを教育しましょう。
そして爪を爪を大切に扱いしっかりと保湿を行ってくれる方が良いです。
ハンドモデルさんは相性と協力的な方ということがまず第一に大切です。
ハンドモデルを依頼する前に、試しに練習をさせてもらい性格などもよく見て依頼するかどうかを見極めることをお勧めします。
ハンドモデルの紹介があるネイルスクールはこちら
JNA認定講師試験対策スクール~サポート紹介~はこちら
ネイルスクールシンシアは多くの認定講師を輩出した10年の実績
無料通しデモや模擬試験など安心のサポートで合格まで導きます
ネイルスクールシンシアの認定講師対策コース
スクール見学のお申し込みはこちら