ネイリストの志望動機に欠かせない4つの内容とは?採用される履歴書の書き方を紹介
「ネイルサロンの面接で志望動機の伝え方がわからない」
「ネイリストの履歴書はどのように書けばいい?」
このように、面接前に不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。
今回は、ネイルサロンの面接を控えている方に向けて「志望動機の書き方」や「今すぐ使えるネイリスト志望動機の例文」「面接でやってしまいがちなNG表現」などを紹介します。
これからネイルサロンで働こうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ネイルサロン採用担当者が志望動機を聞く理由とは?
志望動機からは応募者の様々な情報がわかるため、面接の時にも必ず聞かれる質問です。
書類選考がある場合は、面接をする価値がある人物か見極めるためにも欠かせません。
面接担当者は志望動機に書かれた内容から、どうしてそのネイルサロンを選んだのか、なぜネイリストを目指しているのかどうかがわかります。
雇用側はすぐに辞めてしまいそうな人より、できるだけ長く働いて活躍してもらえそうな人がよいと考えるでしょう。
ネイリストとしてのスキルがあるかを確認するのはもちろん、志望動機に書かれている内容を見て、人物像を評価をします。
そのため、採用担当者は面接の際にくわしく志望理由を聞いてくるというわけです。
まずは自己分析やネイルサロン調査をしてみよう!
採用担当者の目にとまるような志望動機を書くために、まずは自己分析をしてみましょう。
自身の長所や短所を理解してから面接にのぞむと、面接担当者へ自分のアピールがしやすくなります。
また、面接先の企業(ネイルサロン)を調査しておくことで、自分とのミスマッチを防げます。
自分の長所や短所を振り返る
志望動機をわかりやすく伝えるために、自分の長所や短所、得意なこと、好きなこと、苦手なことなど、思いつくままに書いていきましょう。
ひと通り書き終わったら、自分の長所をどのように伸ばしていきたいのか、得意なことや資格を活かしてどんなネイリストを目指したいのかを掘り下げます。
同じように、短所や苦手なことを克服するために、どんなことをしてきたのか、どうすることで補えるのかなどを考えて、マイナスのまま終わらせないようにしましょう。
相手に自分の良さをわかってもらうことは、簡単ではありません。
下準備をしっかりしておくことをおすすめします。
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ネイルサロンを調査する
得意なことや希望することが、ネイルサロンの方向性とマッチしていることも伝えましょう。
それぞれのネイルサロンには、異なる経営理念があり、デザインの雰囲気にも特徴があります。
そのため、希望するサロンの調査は不可欠です。就職したいネイルサロンが決まったら、調査を事前にして、予め把握しておきます。
雇う側は、ただ単にスキルが高く資格を取得しているネイリストを探しているわけではありません。
採用後にそのネイルサロンで活躍してくれる人材を求めているため、ネイルのデザインや理念が一致しているかどうかが、大切なポイントになります。
方向性やデザインなどがかけ離れた状態で雇用契約を結んでしまうと、結果として働きづらくなり、長続きしない原因になりかねません。
そのような結果にならないためにも、ネイルサロンの事前調査をおすすめします。
以下の媒体にも目を通して、ネイルサロンの雰囲気やネイルのデザインなども研究しておきましょう。
- 公式サイト
- 口コミ
- X(旧Twitter)
- Instagram など
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ネイルサロンの志望動機に欠かせない4つの内容
ここでは、志望動機に書くと良い内容を具体的に解説します。
志望動機を適切に評価してもらうために、必ず書きたい4つのポイントがあります。
ネイリストになろうと思ったきっかけ
「ネイルが好きだから、ネイリストの仕事がしたい」この思いが多くの人の志望動機でしょう。
履歴書に書く時には、そのまま書くのではなく、「きっかけ」と一緒に書くようにしましょう。
過去の体験や思い出と一緒に伝えると、より印象に残る履歴書になります。
長所や短所と同じように、思いつくまま書き出してみると、自分の中でもネイリストを希望する理由が再確認できます。
きっかけから、「なぜネイリストになりたいのか」が、はっきりわかるため、自身の強みが書き込めます。
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自己PR
自分の長所やアピールポイントを書くことが苦手な方もいるでしょう。
しかし、自己PRが少ない履歴書では、採用される可能性は下がってしまいます。
そのため、得意なことや大切にしてきていることなどを踏まえた自己PRが大切です。
誰でも長所だけではなく、短所や苦手なことはありますが、見方を変えることで短所が長所に変わります。
たとえば、気が短くて長続きしない性格の方は、機転が利いて色々なことに興味を持てる性格ともいえます。
自分の長所は謙虚にならずに伝え、短所に思えることがあっても視点を変えて伝えてみましょう。
ネイルサロンを選んだ理由
「どうして当店のネイルサロンを選んだのですか?」
この一言は、面接で必ず聞かれる質問です。
ネイリストになりたい理由だけでは、他店のネイルサロンでもかまわないことになります。
ネイルサロンの特徴や方向性とあなたのスキルや希望が、マッチするポイントを書いて熱意をアピールします。
「どうしてここのネイルサロンで仕事がしたいのか?」と自分の気持ちに問いかけてみるとよいでしょう。
どんなネイリストになりたいか
履歴書の中で、将来どんなネイリストとして活躍していきたいのかを伝えることも大切です。
「ネイルサロンの店長になってサロン経営を学びたい」
「ネイルスクールの講師として生徒に教えたい」
「お客様に喜んでもらえるネイリストになりたい」
このように、具体的な目標を伝えることで、ネイリストになる本気度がわかります。
将来のことを真剣に考えていることが伝われば、ネイルサロンで集客や業績アップにつながる人材として採用される可能性が上がるでしょう。
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ネイリスト必見!志望動機の書き方
志望動機欄に書く内容が決まったら、実際に履歴書に記入します。
この時に、手書きとパソコンでの入力はどちらが有利になるのか迷うこともあるでしょう。
ネイルサロンの募集要項に指定がない場合は、どちらで提出しても採用に影響はしません。
大切なのは、志望動機の内容です。
一般的には志望動機の文字数は、200〜300文字がよいとされています。
手書きの場合には、読みやすく丁寧な字を心がけます。間違った時には、修正液などは使用せず新たに書き直してください。
誤字脱字がないか、文章は乱れていないかなども意識して、自信を持って提出できる履歴書に仕上げましょう◎
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ネイリストの志望動機に今すぐ使える「例文」を紹介!
それでは、採用担当者に好印象を与える志望動機の例文を紹介します。
内容だけではなく、言葉の使い方や文章の流れなども参考にしてください。
ネイリスト志望動機【例文1】
ネイリストの志望動機は、ネイルの施術を通してたくさんの人に喜んでもらいたいからです。
貴社の繊細でありながら華やかなネイルや、お客様にリラックスしてもらうことを大切にしている理念に感銘を受けました。
私自身もネイルサロンでくつろげるひとときから元気をもらい、美しいネイルを施術してもらうことで幸せな気持ちになりました。
接客業での経験とネイルサロンで学んできたことを活かして、リピートしたいと思えるネイリストとして仕事をしていきたいと思っています。
ネイリスト志望動機【例文2】
幼い時から細かい絵やイラストを書くことが好きで、小学生になるとネイリストになる夢を抱いてきました。
高校を卒業してからネイルスクールに通い、技術や知識を深めてきました。
貴社は、お客様が希望するオーダーメイドのネイルを施術し、たくさんの方に喜んでもらうことを理念にされ、このことにとても共感しています。
ネイルスクールを卒業したばかりで、ネイルサロンでの経験はありません。
しかし、取得したネイリスト検定の技術を活かしながら、お客様が希望するオーダーメイドのネイルが施術できるプロのネイリストになれるように努力していきたいです。
ネイリスト志望動機【例文3】
私は高校生の頃からネイルに興味を持ち、勉強や部活の合間を見つけてはデザインを考えて、セルフネイルをしています。
ネイルをする度に、もっとネイルが好きになり、高校卒業後の進路は迷わずネイルスクールを選びました。
大好きなネイルの技術を毎日学び、ネイリストの資格も取得して知識や自信が身につきました。
友人や家族からもネイルを頼まれるようになり、うれしそうに喜んでもらえる笑顔が忘れられず、ネイリストになりたいと強く思うようになりました。
貴社は、ブライダルネイルなど高い技術が求められる施術もされています。
「一期一会」をネイルサロンの理念に掲げている貴社の方針に惹かれ、貴社で仕事をしていきたいと思い志望しました。
「一期一会」の気持ちで施術をして、心から喜んでいただけるネイリストを志しています。
ネイリスト志望動機【例文4】
私は、中学生までは介護士になりたいと思っていました。
高校に入るとネイルにも興味を持ち始め、子どもの頃から好きだったデッサンを活かしてネイリストになる将来も考えるようになりました。
介護士とネイリストと決められずにいた時に、貴社が高齢者の介護施設に出張でネイルサービスをしていることを知りました。
迷っていた私のふたつの夢がひとつになり、目指す方向が決まりました。
このことが、貴社に応募した理由です。
ネイルスクールで学んだことを活かしながら、高齢の方や仕事で忙しい方などに、自分のネイル技術を提供して元気になってもらいたいです。
ネイリストの志望動機にしない方がいいNG表現
志望動機には書かない方がよいNG表現があります。
実際に本当のことであっても、履歴書には記載しないでいた方がいいことがあります。
ここでは3つのNG表現をお伝えするので参考にしてください。
他のネイルサロンと比較
志望理由を書く時に、他のネイルサロンと比較するのはNGです。
以前勤務していたネイルサロンであっても、マイナスの印象をあたえるような愚痴などは、おすすめできません。
給料や待遇について
給料や福利厚生などの待遇が良いことが志望の理由であっても、志望動機に書くことは好ましくありません。
「待遇面に惹かれた」と正直に伝えるのも間違いではありませんが、志望先のネイルサロンをしっかりと調査して、そのネイルサロンの良さや共感している部分もしっかりと書くようにしましょう。
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「将来の夢は独立開業です」と堂々とアピール
将来はネイルサロンの独立開業を目指していることを伝えてしまうと、すぐに辞めてしまうと思われます。
たとえ、10年後に開業を計画している場合でも履歴書や面接中に堂々とアピールせず伏せた方がいいですね◎
「ネイリストとして、10年後の自分はどうなっていたいですか?」などの質問があった場合は、正直に答えるとよいでしょう。
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ネイルサロンの採用試験では何をする?
書類審査の後は、実際にネイルサロンへ行き採用試験を受けます。
ネイリストになるための採用試験ですので、面接に加えて実技審査があります。
面接では、すでに履歴書に書いてある内容を聞かれることがあります。
この場合には、書いた内容をそのまま返答するのではなく、プラスの情報と一緒に自分の言葉で伝えましょう。
採用担当者は、話す様子や内容からその人の人柄を見ています。
緊張せずに自分らしさを伝えられるようにリラックスして望みましょう。
実技審査では、基本的なワンカラーネイルやフレンチネイルが課題になることが多いです。
中には、デザイン性の高いネイルアートを求めるネイルサロンもあります。
どのような実技審査が行われるのか、可能な限り調べておきたいですね◎
ネイルサロンに採用される志望動機が知りたい人はネイルスクールシンシアに相談!
ネイリストとして採用されるためには、あなたオリジナルの志望動機が重要です。
自己アピールが上手い履歴書は、数多くある履歴書の中でも目に止まります。
自己分析をして、自身の良さがわかる履歴書を作成しましょう。
「ネイルサロンで求められる人材になりたい」
「未経験から就職できるのかが不安」
そんな時には、プロのネイリスト講師や経験者からのサポートがあると、心強いですよね。
ネイルスクールシンシアなら、ネイリストとしての技術やスキルを磨きながら、就職のアドバイスやサポートが受けられます。
ネイルのスキルに不安がある方は、ぜひ一度ネイルスクール見学に足を運んでみてくださいね。
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