ネイルサロンは資格なしでも開業できる?未経験から独立する方法や知っておきたいポイントを紹介◎

ネイリストとしての働き方の1つに「ネイルサロン開業」があります。

自宅の一室やリビングのスペースを使ってネイルサロンを開業すれば、自分のペースで働くことができ、家事や育児と両立しやすいなど多くのメリットがあります。

「顧客を増やして年収アップ」「複数のネイルサロンを持つ」 など夢が膨らみますよね!

しかし、初心者から独立・開業を目指すのはハードルが高いのも事実です。

今回は、初心者のネイリストが独立・開業する方法をご紹介します◎

 

資格なしでもネイリストとして独立・開業することは可能

資格なしでもネイリストとして独立・開業することは可能

結論からいうと、資格なしでもネイリストとして独立・開業することは可能です!

 

「未経験から独立・開業を目指すのは無謀なのでは?」と感じる方もいるかもしれません。

確かにいきなり独立・開業するのはハードルが高いため、ネイルスクール卒業後に数年間のネイルサロン勤務を経て、開業する方が多いです。

独立・開業すると、集客・施術・経営をすべて1人で行わなくてはいけません。

ネイリストとしての技術があっても、経営のノウハウが分かっていないといざ開業してから多くの問題を抱えることに…。

未経験からネイリストとして独立・開業を目指すなら、開業サポートが手厚いネイルスクールを選ぶことが重要です。

 

ネイルスクールシンシアでは、集客サポートや開業時の道具が安く購入できるなどの開業サポートが充実しています。

ネイルスクール在学中に独立・開業に必要な知識を学べるため、未経験でもネイリストとして独立・開業することができますよ。

 

独立・開業するのが難しいといわれる3つの理由

サロン経験なしのネイリストが独立開業は難しいと言われる理由

未経験からネイリストとして独立・開業することは可能ですが、決して簡単ではありません。

独立・開業が難しいと言われている理由を3つご紹介します。

 

ライバルが多い

独立・開業するのが難しいといわれる1つ目の理由は、ライバルが多い点です。

ネイリストには国家資格がなく、ネイル関連の資格はあるものの必須ではありません。

新規参入しやすいため、自宅ネイルサロンを開業する人が増えてきています。

 

多くのネイルサロンの中から、自分のお店を選んでもらうためには何か魅力がなくては難しいです。

ネイルサロンの経営を軌道に乗せるためには、「他店との差別化」が重要な鍵となります。

 

自宅ネイルサロンを開業するには資格が必要?開業届の出し方やメリット デメリット・月収を解説

 

集客に苦労する人が多い

いざ独立・開業しても、新規顧客を増やせなければネイルサロンの経営は軌道に乗りません。

ネイルサロンの勤務経験を経てからの独立・開業であればサロン時代の顧客が来店してくれるかもしれませんが、未経験の場合は本当にゼロからのスタートです。

 

集客方法は「SNSを活用する」「リスティング広告を出す(ネット上に掲載される広告)」などさまざまですが、いずれの場合もコストと時間がかかります。

しかも1度だけでなく、定期的に発信し続けていかなければなりません。

安定してネイルサロンを経営するためには、新規顧客を獲得するためのマーケティングスキルは必須といえるでしょう。

 

ポイント

マーケティングは、お店を盛り上げるために行う施策です。

「オープンしたばかりで名も知れぬネイルサロンを、これからどうやってお客様に知ってもらうか?」
「足を運んでもらうにはどんな手を打ったらいいのか?」
「初めて来たお客様を2回目、3回目もリピートしてもらうには何をするべきか?」

このように順を追って、少しずつ課題をクリアしていく必要があります。

しかしマーケティングにはさまざまな手段や方法があるため、初心者の方は混乱してしまうかも知れません。

専門知識を学ぶには、やはり開業に特化したネイルスクールに通うのが1番効率がよく、最もおすすめの方法です。

 

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単価・客数・従業員数などのバランスが難しい

ネイルサロンの経営を軌道に乗せるためには、単価の設定や客数・従業員のバランスが重要なポイントとなります!

単価を下げればお客様は増えますが、単価が低すぎると採算が合わなくなる可能性大です。

 

1日に施術できる人数は限られているため、しっかりと利益がでるかを考えて単価を設定する必要があります。

ネイルサロンの規模を大きくして従業員を雇うことになった場合、客数と従業員のバランスが難しいという問題が発生してしまうでしょう。

従業員を増やせば1日に施術できる人数は増えますが、その分「人件費」もかさみます。

この辺りのバランスを上手く見極めないと、ネイルサロンは一気に経営が傾いてしまう可能性もあります。

 

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独立・開業を目指す人が取るべき資格

自宅ネイルサロン 資格なし 資格取得

ネイリストには美容師のような国家資格はなく、資格を持っていなくてもネイリストとして働くことはできます。

しかし、ネイルの検定資格があると就職に有利なので、最低限の検定資格は持っていたほうが望ましいです。

最初からネイルサロンに就職はせず独立を見据えている場合でも、ある程度のネイル検定資格は取得しておいたほうが良いでしょう。

 

独立・開業を目指すなら、以下の検定資格の取得を目指すのがおすすめです◎

  • JNECネイリスト技能検定試験2級
  • JNAジェルネイル技能検定試験上級
  • その他の資格(ネイルサロン衛生管理士、JNAフットケア理論検定試験など)

 

それぞれの資格内容と特徴について、上から順に解説していきます。

 

JNECネイリスト技能検定試験2級

JNECネイリスト技能検定試験(ネイリスト検定)は、ネイルに関する総合的な技術力を求められる検定資格です。

1~3級があり、独立開業を目指すなら「ネイリスト検定2級以上」の資格を取得しておくのがおすすめです。

 

2級では「サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップ、ネイルアートに関する技能及び知識」を要求されます。

2級を取得しておけば、サロンワークで必要な高い技術・知識を持っている証となります!

 

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JNAジェルネイル技能検定試験上級

JNAジェルネイル技能検定試験(ジェルネイル検定)は、その名前の通りジェルネイルに特化した検定資格です。

初級・中級・上級といった3つの階級がありますが、独立開業を目指すなら一番レベルの高い「ジェルネイル検定上級」の資格を取得しておくのがおすすめ。

 

昨今のネイルの主流はジェルネイルなので、ジェルネイルの高い技術を持っているのはネイルサロンにとって、大きなアピールポイントとなります。

開業後にネイルサロンのホームページやSNSでアピールすれば、顧客からの信頼アップにもつながるかもしれませんよ!

 

ジェルネイル検定とは?試験内容と合格率・2024年の日程を紹介

 

その他の資格(ネイルサロン衛生管理士、JNAフットケア理論検定試験など)

独立開業を目指すなら、「ネイルサロン衛生管理士」「JNAフットケア理論検定試験」などの検定資格を取得しておくのもおすすめです。

ネイルサロン衛生管理士とは、サロンの衛生面において一定の基準を満たしていることを証明する検定資格です。

独立開業を目指すなら、ネイルサロン衛生管理士の取得はぜひ検討してみてください。

 

ネイルサロン衛生管理士とは?資格取得のメリットや試験当日の流れ・更新手続きまで解説

 

JNAフットケア理論検定試験は、サロンワークでフットケアを施術するために必要な知識・技術を問われる検定資格です。

独立・開業をすればフットケアをする機会も増えるため、こちらも余裕があれば検討することをおすすめします◎

 

フットケア理論検定とは|試験概要と合格率アップを狙う学習方法

 

未経験からネイルサロンを開業するための3ステップ

資格なしで未経験からネイルサロンを開業するための3ステップ

「未経験からの独立・開業って具体的にどうすれば良いの?」

「何から始めれば良いのか分からない…」

そのような悩みを抱えている方のために、未経験からネイルサロンを開業するための手順を大きく3つに分けて解説していきます!

 

STEP1.ネイルスクールで技術取得

まずはネイルに関する技術・知識を身に付ける必要があります。

ネイルを学ぶ方法は主に「ネイルスクール」「通信講座」「独学」の3つですが、中でも最もおすすめの方法がネイルスクールです。

以下の3点は、通信講座や独学では得られないネイルスクールならではのメリットといえます。

  • プロネイリスト講師による直接指導を受けられる
  • ネイルの資格試験に向けて対策レッスンを受けられる
  • 就職・開業サポートが手厚く、いつでも質問できる

 

通信講座や独学の場合、テキストやDVDなどを見ながら学習を進めていきますが、細かい部分は実際に見ないと理解しにくいこともあるでしょう。

ネイルスクールならプロネイリスト講師の技術を間近で見ることができ、分からない点があったらその場ですぐに質問できます!

さらに、検定に向けた対策レッスンや就職・開業サポートが手厚い点も大きな魅力です◎

サロンワークについて学べるネイルスクールを選び、しっかりサロンワークの技術も身につけておきましょう。

 

ポイント

「これからネイルサロンを開業したい」「自宅ネイルサロンに憧れがある」という方は、開業サポートが充実しているネイルスクールを選びましょう。

ネイルスクールシンシアのホームサロン開業完全マスターコースでは、ネイルの基本技術のほか「ネイルサロンの集客方法」「アクシデントが起こった時に取るべき行動」「クレームやトラブルの回避策」など幅広い経営知識が学べます。

ネイルサロンの開業で成功した事例・実績をもとにカリキュラムを構成しているため、生徒さんからは「安心して取り組める」「ネイルスクールシンシアを選んでよかった」と好評です。

失敗しないネイルサロンの作り方が知りたい方は、ぜひネイルスクールシンシアに一度ご相談ください◎

 

▶︎最短2か月でネイル資格が取れる!ネイルスクールシンシアの見学に申し込む

 

STEP2.資格取得

資格取得は必須ではないものの、先ほども解説したように最低限の資格は取得しておくのが望ましいです。

独立・開業を目指すなら、ネイリスト技能検定試験2級&ジェルネイル検定上級の資格取得を目指すとよいでしょう◎

 

ネイリスト技能検定試験やジェルネイル検定は飛び級ができません。

できれば在学中にネイリスト技能検定試験の場合は3級から、ジェルネイル検定は初級から順番に受けていくのが理想的です。

合格するまで無料で補講を受けられる「検定合格保証付き」のネイルスクールもあるため、ネイルスクール選びの際にはぜひチェックしてみてください。

 

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STEP3.開業準備&開業

開業・独立に必要な技術や知識を身に付け、検定資格も取得したらいよいよ開業準備に入ります。

具体的には以下の準備が必要です。

  • ネイルサロンを開く場所の準備
  • 材料や資金などの準備
  • 集客の準備

それぞれ詳しく解説していきます。

 

ネイルサロンを開く場所の準備

独立・開業にあたり必ず必要となるのが、ネイルサロンを開く場所です。

自宅でネイルサロンを開業したい方が多いと思いますが、その場合は施術するのに十分なスペースや設備があるか」を確認しましょう。

場合によってはネイルサロン向けにリフォームしたほうが良いかもしれません。

 

自宅がマンションである場合は、開業が可能かどうか大家さんや管理会社に確認を取る必要があります。

また、近所にネイルサロンがあるかもチェックしましょう◎

近所のネイルサロンと差別化はかるため、ターゲットやコンセプトを変えたほうが良い場合もあります。

 

ネイル道具や材料などの準備

ネイルサロンを開業するためには、ネイル道具や材料、備品などを準備する必要があります。

ある程度まとまった資金が必要なので、早めに用意しておくと安心です。

自宅サロン開業のために必要な初期費用は、一般的に30~50万円程度といわれています。

 

  • ネイル道具・材料…ジェル、ポリッシュなど(約15万円)
  • 施術用の備品…テーブル、椅子、トレーなど(約5万円)
  • 設備費…看板、メニュー表、広告費など(約25万円)

 

ネイル道具は、ネイルスクール時代に使っていたものが利用できるなら再利用すれば費用を抑えられますよ。

 

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集客の準備

ネイルサロンの環境が整ったらYouTube(ユーチューブ)Instagram(インスタグラム)TikTok(ティックトック)公式ホームページなどを使って集客準備を始めましょう◎

以下は、ネイルサロンの集客方法に関する一例です。

 

  • 公式ホームページ・ブログを解説
  • YouTube、Instagram、X(旧Twitter)、TikTokなどのSNSを活用
  • 集客サイト(アプリ)に登録
  • Googleマイビジネスに登録
  • 紙製のチラシ・DMをポストに投函
  • 美容室や飲食店にチラシ設置を依頼

 

SNSを使った集客方法はメジャーになりつつありますが、「ネイルブック」や「ホットペッパービューティー」などの集客サイト(アプリ)への登録も集客を高めるのに効果的です。

オンライン集客のほかにも、チラシのポストインも集客に繋がります。

ネイルサロン利用者の年齢層を考慮して、ターゲットが利用しそうな美容院やスーパーマーケットなどにチラシを設置してもらえるか交渉してみるのもよいでしょう。

 

▶︎初心者でも開業ノウハウが学べる!ネイルスクールシンシアの見学に申し込む

 

開業・独立する時に大切なこと

開業・独立する時に大切なこと

開業する時に大切なことは、他店舗のネイルサロンとの差別化です。

「自分の得意なアート」「誰にも負けないレベルの技術」など、”自分の魅力を引き出す売りポイント”をしっかり洗い出しておきましょう。

最初は集客に苦戦しても、売りポイントをしっかりと作ってアピールすれば次第に結果は出るはずです。

予約が入っていない時間は「ブログやSNSの更新」「サンプル用のネイルチップ作成」「魅力的なメニュー内容を考える」など、集客につながる行動を絶やさず、コツコツ地道に取り組みましょう。

 

しかし、これらはあくまでも「初回来店に繋げるための行動」です。

2回目3回目もリピートしてもらうには、やはり基礎的な技術・知識を身につけておかなければいけません。

まずはネイルスクールに通って基礎的な技術・知識を身に付け、検定資格を取得して、ネイリストとしての土台をしっかりと固めておくことをおすすめします◎

 

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自宅ネイルサロン資格なしに関するよくある質問

自宅ネイルサロン資格なしに関するよくある質問

自宅ネイルサロンを資格なしで開業する際のよくある質問に回答していきます。

資格なしで自宅ネイルサロン開業は失敗する?

自宅ネイルサロンの開業は、「資格がないから失敗(閉業)する」ことはありません。

 

とはいえ、ネイルの基礎知識を習得せず趣味の延長として安易にネイルサロン開業を考えるのは危険です。

ネイリストはお客さまの指先に直接触れる職業であるため、誤った知識・施術でお客さまの肌を傷つけてしまうリスクもゼロではありません。

資格取得を通して道具の扱い方や施術の正しい手順を理解し、長く信頼され続けるネイリストを目指しましょう。

 

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自宅ネイルサロン開業で資格を取得するメリットは?

資格は、ネイリストとして必要な基礎知識・技術が身についた証明です。

自宅ネイルサロンを運営するネイリストが資格所持者であれば、一定のレベルを満たしているプロだとアピールできます。

お客さまに安心感を与え信頼獲得につながるのはもちろんのこと、ネイリスト自身の技術向上・モチベーションアップ効果も期待できるでしょう。

 

ネイルサロンは資格なしでも開業できる?未経験から独立する方法や知っておきたいポイントを紹介◎

 

自宅ネイルサロンを開業するにはネイリスト経験が必要?

自宅ネイルサロンの開業は、ネイリスト未経験でも可能です。

ネイリスト経験ゼロから開業を目指すには、プロによるアドバイスが受けられる環境に身を置くのも1つの手段といえます。

特におすすめの方法が、開業・独立に対して十分な知識、手厚いフォローが受けられるネイルスクールを選ぶことです。

ネイルスクールシンシアでは、開業や独立に関するサポートが充実しており、細かなアドバイスや相談ができるため自宅サロン開業までの道のりがスムーズに進められるでしょう。

 

開業サポートがあるネイルスクールシンシアを選べば独立開業も夢じゃない!

独立・開業を目指すなら、東京のネイルスクールシンシアがおすすめです。

ネイルスクールシンシアは開業サポートが充実して、実際に未経験からサロン開業の夢を叶えてた卒業生が数多くいます。

サロンワークを想定したレッスンはもちろん、サロンコンセプトを一緒に考えてくれる、集客方法を学べるなど嬉しいサポートがたくさん!

開業後は必要な材料を安く購入できるのも魅力です。

独立・開業を目指すなら、ネイルスクールシンシアへの入学を検討してみてはいかがでしょうか◎

 

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