ネイル検定3級は通信で取得できる?通学・独学と徹底比較!
ネイリストを目指すなら、まずはネイル検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)の資格取得を目標にしてみてはいかがでしょうか。
ネイル検定3級は最もベーシックなネイル資格ですが、実技試験では減点されやすいポイントがあるため要注意です。
この記事では、ネイル検定3級の学習方法はどれがおすすめなのかを解説します。
ネイル検定3級の取得を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
ネイリスト検定3級は通信で取得できる?
結論からいうと、ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)は通信でも取得できます。
公式サイトによると、ネイリスト検定3級のレベルは「ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術および知識」です。
ネイリスト検定の合格率は非常に高く、通信でも合格できる可能性は十分にあります。
ただし、実技試験では減点や失格の対象となるポイントが多く、効率的に合格したい方はネイルスクールに通った方がよいでしょう。
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ネイリスト検定3級の学習方法は「通信・通学・独学」どれがいい?
ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)の学習方法は、「通信」「通学」「独学」の3つです。
それぞれの学習方法の特徴やメリット・デメリットを解説します。
ネイル通信講座
1つ目の学習方法は、ネイリスト検定3級対応の通信講座を受講する方法です。
ネイル通信講座には、大手企業の通信講座やネイルスクールが主催するものなどがあります。
ネイル通信講座を選択する主なメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
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ネイルスクール
2つ目の学習方法は、ネイルスクールに通学して学習する方法です。
3つの学習方法の中で、最もスタンダードなのがネイルスクール通学となります。
ネイルスクールを選択する主なメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
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独学
自分でテキストや道具を用意し、自己流の学習方法でネイリスト検定3級取得を目指す方もいます。
独学を選択する主なメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
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【独学は危険?】趣味でネイルスクールに通ってもよい?!趣味の延長でうまくいけば開業したい人必見
通信制ネイルスクールをおすすめする3つの理由
「通信制と通学制、どちらを選ぶべき?」「独学と何が違うの?」
そのような疑問を感じている方のために、通信制ネイルスクールをおすすめする理由を3つ紹介します。
費用が安い
通信制ネイルスクールの魅力は、受講費を大幅に抑えられる点です。
通学制と通信制の受講費(ネイリスト検定3級対応)を比較していきましょう。
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ネイルスクールに通学する場合は年間30~50万円の受講費が必要ですが、通信制ネイルスクールは12万円前後で済みます。
自宅で手軽に学べる
通信制ネイルスクールのもう1つの魅力といえるのが、自宅で手軽に学べる点です。
通学の手間がなく、自分の好きなタイミングで学習できるため、特に仕事や育児と両立したい方に向いています。
例えば、子どもを幼稚園に預けている間や、子どもが寝たあとのスキマ時間を活用できます。
的確な指導が受けられる
通信制ネイルスクールは、独学とは異なり的確な指導を受けられます。
通信制ネイルスクールは、カリキュラムに沿ったテキストや動画などを用いて網羅的に学習します。
また、多くの通信制ネイルスクールでは、講師の添削やサポートが付いている点も魅力です。
スクーリングのサポートがある通信講座も存在します。
通学制には及ばないものの、独学と比較すると効率的に検定取得を目指せるでしょう。
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ネイリスト検定3級対応|通信講座の選び方
一口にネイル通信講座といっても、さまざまな種類があり悩んでしまう方もいるでしょう。
ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)対応の通信講座を選ぶポイントを紹介します。
料金は相場と一致しているか
ネイル通信講座を選ぶ際は、料金が相場と一致しているかを確認しましょう。
ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)に対応した通信講座の費用相場は、ネイル道具の有無によって異なります。
ネイル道具が付属している場合の相場は10~12万円前後、付属していない場合の相場は6~8万円前後です。
合格実績を公開しているか
公式サイトやパンフレットで各ネイリスト検定の合格実績を公開しているか、また合格率が高いかを確認しましょう。
合格率が高いネイル通信講座は、カリキュラムが試験内容に沿っていている証拠です。
また、合格できるまでサポートが付いているケースも多く、信頼できる通信講座といえるでしょう。
教材内容の充実度
ネイル通信講座を選ぶ際は、教材内容の充実度も重視しましょう。
よい教材を見極めるポイントは以下の通りです。
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通信講座では直接講師の指導を受けられないため、上記ポイントを満たす教材を使用している通信講座を選ぶことをおすすめします。
サポート体制・アフターフォローの有無
直接講師の指導を受けられない通信講座だからこそ、サポート体制やアフターフォローの有無は重視したいポイントです。
具体的には、以下の2つのサポートがあるかを確認しましょう。
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講師による添削指導がないと自分の苦手ポイントが分からないため、技術取得のスピードが落ちてしまいます。
最悪の場合は間違った技術を覚えてしまう可能性もあるため、講師による添削指導の有無を必ず確認してください。
ネイリストとして就職・開業を目指す方は、就職・開業サポートがある通信講座を選ぶことをおすすめします。
講師の質・信頼性
信頼できるネイル通信講座を見極めるポイントは、講座内容をプロネイリストが監修しているかです。
ただプロネイリストが監修しているかだけではなく、講師の質・信頼性も確認しましょう。
講師の質・信頼性を判断するポイントは以下の通りです。
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JNA認定講師には、プロとして必要な総合的な知識・技能が求められます。
JNA認定講師には複数の受験資格があり、受験するだけでもハードルが高い資格です。
講座内容をJNA認定講師が監修している通信講座を選択すれば、安心して学習を進められるでしょう◎
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ネイリスト検定3級の試験内容について
ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)の試験内容についてくわしく解説します。
これから受験予定の方はぜひ参考にしてください。
JNECネイリスト技能検定3級|試験内容
ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)では、ネイルケア・ネイルアートに関する基本的な技術および知識を問われます。
実技試験は50点満点のうち38点以上、筆記試験は100点満点のうち80点以上で合格です。
ネイルケア | ■両手10本 手指消毒から開始 ファイリング、ブラシダウン、キューティクルクリーンまで行う。 |
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カラーリング | ■両手10本 ベースコート、カラーポリッシュ、トップコートまで仕上げる。 |
ネイルアート | ■右手中指 カラーリングの赤をベースとし、「フラワー」をテーマにフラットアートを施す。 トップコートまで仕上げる。 |
実技試験の前には10分間の事前審査があり、テーブルセッティングと消毒管理、モデルの爪の状態をチェックされます。
実技試験は65分間の時間制限内で、手指消毒からネイルアートを行います。
筆記試験はマークシート方式で制限時間は30分、出題内容は「衛生と消毒 」「爪の構造(皮膚科学)」などです。
2023年秋期(10月)よりJNECネイリスト技能検定試験の試験内容が変更になりました。
実技試験の変更点は、以下のとおりです。
級 | 変更前 | 2023年秋期以降の変更点 | |
全級 | モデル同伴 | モデル同伴 またはJNEC認定モデルハンド使用 |
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3級 | 実技試験 |
70分間 ■両手10本
■右手中指 |
65分間 ■両手10本
■右手中指 |
【3級の変更点】
実技試験:70分→65分に変更
実技試験でポリッシュオフを行いません。
事前にカラーポリッシュの塗布は不要です。
【全級共通の変更点】
受験は、モデル同伴またはJNEC認定モデルハンドのいずれかを選択することができます。
<モデルハンドの規定と注意点>
- JNEC認定ラベルが貼付された右手と左手(各1個)の認定モデルハンドを使用すること。
- 事前に認定ネイルチップの長さ、形には一切手を加えないこと。
- キューティクル周りに著しい汚れ、目立ったキズがない「状態が良いもの」を使用すること。
- 認定モデルハンドを固定するためのアームや吸盤等は使用できません。
- 文字・線・目盛を記入した認定モデルハンドは使用できません。
- 試験中に認定ネイルチップが外れた場合は、すぐに付け直すこと。
(試験会場に持ち込む過程で認定ネイルチップが外れた場合は、実技試験の時間内につけ直す。事前審査の際は、認定モデルハンドとともに外れた認定ネイルチップを並べておく)
- 2級・3級は、事前にJNEC認定ルースキューティクルを貼付した認定ネイルチップを10本適切に装着してくること。(1級はネイルケアがないため不要です)
- 人の手と同様に丁寧に扱うこと。以下の置き方はすべてNGです。
<モデルハンドの置き方 NG例>
×立てて置く
×施術スペースに置く
×トレイの中に入れる
【全級共通 テーブルセッティングの変更点】
<ケア用トレイ>
ケア用トレイに入れるのは「ガーゼ」「無地のタオル」「ネイルブラシ」の3点のみです。
<アームレスト>
アームレストには「ペーパータオル」を必ず巻いてください。
タオルをアームレスト代わりにする場合も同様です。
<ペーパータオルの使用について>
施術スペースを覆うサイズの「ペーパータオル」を使用してください。(キッチンペーパーの場合は、ミシン目が切れていない清潔なものを使用すること)
ペーパータオルは、無地のみ使用可能です。(カラーの指定はありません)
ペーパータオルは、常に綺麗な状態にしておきます。
ペーパーは何枚か重ねてセッティングし、汚れたら取り替えてください。(上の1枚を捨てる)
従来ではペーパータオルの下にタオルを敷くのが必須でしたが、変更後は任意になりました。
<ウェットステリライザーに入れる用具>
ウェットステリライザーの中に、コットンを巻きつけたウッドスティックを入れるのはNGです。
コットン付きのウッドスティックを使用する場合は、直前に巻きつけ、使用後はコットンを外してウェットステリライザーに戻してください。
JNECネイリスト技能検定3級|試験頻度
ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)は、以下のスケジュールで年に4回実施されます。
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2級も3級と同様に年4回開催されますが、1級のみは年2回の開催となっています。
JNECネイリスト技能検定3級|受験料
ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)の受験料は6,800円(税込)です。
試験施行中止以外はいかなる理由があっても返金は行われません。
また、筆記試験免除受験者に対しての割引・返金もないため注意してください。
参考:技能検定試験 概要
JNECネイリスト技能検定3級|開催場所
ネイリスト検定(JNECネイリスト技能検定試験)の試験会場は、以下の全国12箇所です。
札幌、盛岡、仙台、東京、名古屋、新潟、金沢、大阪、広島、高松、福岡、沖縄 |
盛岡会場での試験実施は、春期・秋期の年2回のみとなります。
「ネイル3級・通信講座」に関するよくある質問
最後に、ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)や通信講座に関するよくある質問に回答していきます。
ネイル3級は通信講座で取得できる?
ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)は通信講座でも取得可能です。
実際に通信講座で学習し、ネイリスト検定3級を取得した方は多くいます。
ネイル検定3級の合格率は?
ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)の合格率は84.98%(2023年秋期までの累計)です。
2024年冬期の合格率は90.9%と、ネイリスト検定3級の合格率は年々上昇傾向となっています。
参考:技能検定試験 概要
ネイル3級試験は年に何回開催される?
ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)は年に4回(冬期:1月、春期:4月、夏期:7月、秋期:10月)実施されます。
ネイリスト検定3級の準備期間の目安は2ヶ月間です。
受験予定日の約2ヶ月前を目安に、試験対策を始めることをおすすめします。
ネイル3級資格は通信講座で取得しよう!
ネイリスト検定3級(JNECネイリスト技能検定試験3級)は、通信講座でも取得可能です。
ただし、ネイルスクールのように直接指導を受けられないため、通信講座の選び方が重要となります。
ネイルスクールシンシアの通信講座では、初心者からプロネイリストを目指せる4つのコースを用意しています。
コンテスト入賞経験のある講師が作ったテキストで学習を進めていくため、細かい技術まで習得可能です。
納得がいくまで何度でも質問・添削が可能で、さらに試験前には無料模擬試験を受けられるなどサポートも充実しています。
ネイルスクールシンシアの通信講座で、ネイリスト検定3級取得を目指してみませんか。
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