ジェルネイル検定とは?試験内容と合格率・2023年の日程を紹介
ネイル関連の資格の中で、ネイリスト技能技能検定と並んで有名な資格がジェルネイル検定です。
「ネイリスト技能検定とジェルネイル検定の違いがよく分からない」
「ジェルネイル検定って必ず取得すべき?」
そのような疑問をお持ちの方に、ジェルネイル検定の試験内容や合格率、2023年の日程などを紹介していきます。
1 ジェルネイル検定とは?
2 ジェルネイル検定を取得するメリット
3 ジェルネイル検定|試験概要と受験料
4 ジェルネイル検定|合格率について
5 ジェルネイル検定|2023年の試験日程
6 ジェルネイル検定に関するQ&A
7 シンシアネイルスクールの検定対策と入校メリット
8 ジェルネイル検定合格を目指すならシンシアネイルスクール
ジェルネイル検定とは?
ジェルネイル検定(JNAジェルネイル技能検定試験)とは、NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が主催する検定試験です。
お客様が安心して施術を受けられる健全なジェルネイルの普及を目的に、ジェルネイル検定を実施しています。
ジェルネイル検定は初級・中級・上級の3段階に分かれています。
同じネイル関連の資格には、ネイリスト技能検定(JNECネイリスト技能検定試験)があり、2つの検定の違いが分からない方もいるでしょう。
2つの検定の違いは以下の通りです。
|
ネイリスト技能検定はネイル全般についての資格ですが、ジェルネイル検定はジェルネイルに特化した資格です。
ネイル資格の種類を解説!ネイリストになるには資格は必要?独学でも取得できる?
ジェルネイル検定を取得するメリット
ジェルネイル検定を取得すると、サロン就職の際に有利です。
ネイリストには美容師のような国家資格はなく、サロン側が雇ってくれれば無資格でも働けます。
ただし、「ネイリスト技能検定2級以上」「ジェルネイル検定中級以上」などの採用条件を設けているサロンが多いことが現状です。
現在ネイル業界の主流はジェルネイルで、ジェルネイルが看板メニューになっているネイルサロンが少なくありません。
ジェルネイル検定が必須条件ではなくても、取得しておいたほうが就職に有利でしょう。
ジェルネイル検定を取得しておくことで、独立開業した際にもお客様からの信頼を得やすくなります。
ネイルサロンは資格なしでも開業できる?未経験から独立する方法や知っておきたいポイントを紹介◎
ジェルネイル検定|試験概要と受験料
ジェルネイル検定には初級・中級・上級の3段階があります。それぞれの試験概要と受験料について解説します。
ジェルネイル検定初級
ジェルネイル検定初級は、ネイルケアのベーシックマスターとジェルネイルを施術するために必要な基礎的知識・技術の習得を目的としています。初級の受験料は9,900円(税込)です。
試験概要は以下の通りになります。
実技試験・事前審査(15分) | テーブルセッティング、モデルの爪・トレーニングハンドの状態、指定商品申請用紙確認・提出 |
実技試験・第1次課題(35分) | 両手10本:ネイルケア |
実技試験・第2次課題(60分) | 左手5本:ポリッシュカラーリング(赤)、右手5本:ジェルカラーリング(赤)、右手中指:ジェルアート(ジェルカラーリングの赤に生えるジェルアートを施す) |
筆記試験(30分) | ネイルに関する基礎知識、ジェルネイルに関する基礎知識 |
15分間の事前審査のあとに、実技試験の第1次課題として両手10本のネイルケアを施します。
ネイリスト技能検定試験3級以上の取得者は第1課題が免除となるため、ジェルネイル検定を申し込む際にネイル検定合格時の合格認定番号を入力しましょう。
第1次課題のあとは10分間のインターバルを挟んで、第2次課題としてポリッシュカラーリング、ジェルカラーリング、ジェルアートを施します。
筆記試験はマークシート方式です。実技試験・筆記試験ともに100点満点のうち80点以上で合格となります。
ジェルネイル検定初級試験一発合格!試験内容やポイントを解説。持ち物リストまでご紹介◎
ジェルネイル検定中級
ジェルネイル検定中級は、ネイルケアとジェルネイルを施術するためにプロとしてサロンワークに必要な専門的知識・技術の修得を目的としています。中級の受験料は13,200円(税込)です。
試験概要は以下の通りになります。
実技試験・事前審査(15分) | テーブルセッティング、モデルの爪・トレーニングハンドの状態、指定商品申請用紙確認・提出 |
実技試験・第1次課題(30分) | 左手5本:ネイルケア・カラーリング |
実技試験・第2次課題(80分) | 左手5本:ジェルフレンチカラーリング、右手5本:ジェルグラデーション4本(中指以外)、ジェルイクステンション1本(中指) |
筆記試験(30分) | ネイルに関する基礎知識、ジェルネイルに関する基礎知識・理論 |
15分間の事前審査のあとに、実技試験の第1次課題として左手5本のネイルケアとカラーリングを行います。
ネイリスト技能検定試験2級以上の取得者は第1課題が免除となるため、ジェルネイル検定を申し込む際にネイル検定合格時の合格認定番号を入力しましょう。
第1次課題のあとは15分間のインターバルを挟んで、第2課題としてジェルフレンチカラーリング、ジェルグラデーション、ジェルイクステンションを施します。
実技試験は100点満点のうち70点以上、筆記試験は100点満点のうち80点以上で合格となります。
ジェルネイル検定中級合格が近づく情報をまとめてみました◎【まとめ】
ジェルネイル検定上級
ジェルネイル検定上級は、ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる総合的知識・技術の修得を目的としています。
上級の受験料は16,500円(税込)です。
試験概要は以下の通りになります。
事前審査(10分) | テーブルセッティング、モデルの爪・トレーニングハンドの状態、指定商品申請用紙確認・提出 |
実技試験(85分) | 指定された5本の指にイクステンションを施す |
ジェルネイル検定上級は実技試験のみで、事前審査のあとに指定された5本の指にイクステンションを施します。
実技試験は100点満点のうち70点以上で合格となります。
ジェルネイル検定上級合格が近づく情報をまとめてみました◎【まとめ】
ジェルネイル検定|合格率について
ジェルネイル検定の合格率は公式発表されていませんが、おおよその合格率は以下の通りです。
級 | 合格率 |
---|---|
初級 | 約70% |
中級 | 約60% |
上級 | 約45% |
ジェルネイル検定初級の合格率は約70%と高く、しっかりと勉強すればそれほど難易度の高い試験ではありません。
ただし、中級になると約60%、上級になると約45%と難易度が上がっていきます。
ジェルネイル検定|2023年の試験日程
ジェルネイル検定の試験日程は以下の通りです。
試験年度 | 試験開催日程 | 試験申込期間 | 試験要項公開日 |
---|---|---|---|
2023年6月(第28回) | 2023年6月3日(初級) 2023年6月4日(中級・上級) |
終了 | – |
2023年12月(第29回) |
2023年12月2日(初級) |
2023年8月7日~9月30日 | 2023年7月中旬 |
2024年6月(第30回) | 2024年6月上旬(初級) 2024年6月上旬(中級・上級) |
2024年2月~3月 | 2024年1月中旬 |
参考:JNAジェルネイル技能検定試験 | NPO法人 日本ネイリスト協会
ジェルネイル検定は年に2回(6月、12月)に実施されます。
申込期間は試験の3~4ヶ月前となるため、受験する場合は忘れないように申し込みましょう。
ジェルネイル検定に関するQ&A
ジェルネイル検定に関するよくある質問に回答します。
ジェルネイル検定とネイリスト技能検定どちらを優先すべきか?
ネイリスト技能検定を優先することをおすすめします。
ジェルネイル検定がジェルネイルに特化した資格である一方、ネイリスト技能検定はネイル全般の知識・技術を問われる資格です。
サロン就職の際にもネイリスト技能検定の方が重視される傾向にあります。
また、ネイリスト技能検定を取得しておと、ジェルネイル検定の一部試験(初級・中級の第1次課題)が免除されます。
ジェルネイル検定よりネイリスト技能検定の方が難しいって本当?
難易度は各級によって異なるため、ジェルネイル検定とネイリスト技能検定の難易度を比べるのは難しいでしょう。
各検定の合格率を比較すると以下のようになります。
ジェルネイル検定 | ネイリスト技能検定(2022年秋期) |
---|---|
初級:約70% |
3級:90.6% |
参考:技能検定試験 概要
各級の合格率のみで比較すると、ジェルネイル検定のほうが合格率が低く、難易度が高いといえるかもしれません。
ジェルネイル検定は独学でも取得できる?
ジェルネイル検定初級と中級であれば、独学での取得も可能です。
ただし、上級は難易度が高いため独学での取得は難しいかもしれません。
ジェルネイル検定上級の取得を目指すなら、ネイルスクールへ通った方が効率的に合格できます。
ジェルネイル資格は通信で取れる?2023年の最短取得スケジュール公開
シンシアネイルスクールの検定対策と入校メリット
ジェルネイル検定の取得を目指すなら、代々木駅から徒歩約1分の場所にあるシンシアネイルアカデミーがおすすめです。
検定対策と入校メリットを3つ紹介します。
JNA認定講師による的確な指導
シンシアネイルアカデミーでは、JNA認定講師による的確な指導を行っています。
JNA認定講師とは、NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)が毎年実施している資格試験に合格することで与えられる資格認定です。
JNA認定講師の受験資格には「ネイリスト技能検定1級取得から1年以上経過」「ジェルネイル技能検定上級を取得」「ネイルサロン衛生管理士を取得」などがあり、受験するだけでも大変な資格として知られています。
つまり、JNA認定講師を取得しているのは一流のネイリストの証明なのです◎
シンシアネイルアカデミーでは確かな知識・技術を持つ講師陣が指導しているため、効率的に合格を目指せます。
合格保証ありのレッスン
シンシアネイルアカデミーでは、検定合格保証ありのレッスンを行っています。
万が一検定に不合格となっても、合格するまで無料の補修レッスンが受けられるため安心です。
実力を発揮しやすい校内受験可能
シンシアネイルアカデミーはJNA認定校に認定されているため、ジェルネイル検定や衛生管理士講習会などを校内で受験できます。
JNA認定校とは、NPO法人 日本ネイリスト協会(JNA)が定める基準を満たした教育施設です。
初めての会場に出向くより、普段通っている校内で受験したほうが実力を発揮しやすいでしょう。
【2023年最新】東京で安いネイルスクールの質は?ネイリストになった私が選ぶ6つの基準とおすすめネイルスクールを紹介!【ネイルスクールシンシア新宿校】
ジェルネイル検定合格を目指すならシンシアネイルスクール
ジェルネイル検定は、NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が主催するジェルネイルに特化した検定試験です。
ジェルネイル検定を取得すると、サロン就職や独立開業の際に有利となります。
現在ネイル業界の主流はジェルネイルなため、ジェルネイル検定中級以上の取得を目標にしてみてはいかがでしょうか。
ジェルネイル検定合格を目指すなら、JNA認定講師が的確な指導を行っているシンシアネイルアカデミーがおすすめです。
検定合格保証があるため、合格するまで無料でレッスンを受けられますよ◎