【2024年8月】ネイリストになるには資格が必要?何年かかる?7つのルートと資格の種類を解説
「プロのネイリストになるために必要な資格は?」
「ネイルの資格は独学でも取得できる?」
社会人からネイリストになりたいと考えている方は、なるべく最短で資格を取得したいと思っているのではないでしょうか。
この記事では、ネイリストの資格の種類から取得しておくと就職に有利な資格、独学でも取得できるのかなど、ネイリストの資格について詳しく解説していきます。
まずは、自分がどの資格を目指せばいいのかを把握してから、資格取得に向けて準備を進めていきましょう。
本記事の内容は下記のYouTube動画でも解説しています。
ネイルスクールシンシアのプロ講師が「ネイリストになるためにやるべきこと」を3ステップ形式でわかりやすく解説していますので、ぜひコチラもご視聴ください。
目次
- 1 ネイリストになるには?プロネイリストになるためのルート
- 2 ネイリストになるには?基本の3ステップ
- 3 ネイリストになるために資格は持っておくべき?メリットとは
- 4 ネイリストが取得すべき「ネイル資格」と種類
- 5 ネイリスト資格は独学でもとれる?
- 6 ネイルスクールに通うなら「通信」「通学」どっちがいい?
- 7 ネイルサロンで働きたい!資格は必要?
- 8 ネイルサロンの開業|資格は必要?
- 9 海外で働きたいネイリスト向け!おすすめネイルライセンス
- 10 ネイリスト検定|合格率はどのくらい?
- 11 ネイル初心者におすすめな資格
- 12 ネイリスト資格やネイリストになる際によくある質問
- 13 ネイリスト資格を目指すならネイルスクールシンシア!
ネイリストになるには?プロネイリストになるためのルート
まずはネイリストになるためのルートをご紹介します!
ネイリストになるには、下記のようなルートがあります。
①ネイルスクール・美容専門学校 → 資格取得 → ネイルサロンに就職 (→ 開業)
1つ目のルートは、ネイルスクールや専門学校で学んだ後、資格を取得しネイルサロンに就職するルートです。
②ネイルスクール・美容専門学校 → 資格取得 → 開業
2つ目のルートは、ネイルスクールや専門学校で学んだ後、ネイルサロンには就職せずに自身で開業するルートです。
自宅サロンやテナントサロンなどで自身で開業する流れになります。
③ネイルスクール・美容専門学校 → ネイルサロンに就職 (→ 開業)
3つ目のルートは、ネイルスクールや専門学校で学んだ後、資格を取得せずにネイルサロンに就職するルートです。
ネイリストには必須の資格はないため、資格を取得せずに就職することも可能です。
▶︎【JNECネイリスト技能検定 の対策も可能】ネイルスクールシンシアの見学を申し込む
④ネイルスクール・美容専門学校 → 開業
4つ目のルートは、ネイルスクールや専門学校で学んだ後、資格を取得せずに自身で開業するルートとなっています。
上記同様開業の場合も必須の資格はないため、資格取得不要で開業が可能となります。
⑤独学 → 資格取得 → ネイルサロンに就職 (→ 開業)
5つ目のルートは、ネイルスクールや専門学校には通わず独学で勉強し、資格を取得した後に、ネイルサロンに就職するルートです。
独学で学ぶ必要があるため、ネイルスクールや専門学校と比較すると一定難易度があがる可能性もありますが、選択肢の1つとしては存在します。
⑥独学 → ネイルサロンに就職 (→ 開業)
6つ目のルートは、ネイルスクールや専門学校には通わず独学で勉強し、さらには資格を取得せずに、ネイルサロンに就職するルートです。
⑦独学 → 開業
7つ目のルートは、ネイルスクールや専門学校には通わず独学で勉強し、さらには資格を取得せずに、自身で開業をするルートです。
ここまでがネイリストになるための7つのルートです。
ネイリストには必須の資格はないため、比較的チャレンジしやすい職種と言えます。
自身のキャリアを総合的に判断してどのルートを選択するべきかを決定することが大切です。
ネイリストになるには?基本の3ステップ
まずは、ネイリストになるための基本ステップを理解しましょう。
- ネイリストとして知識や技術を習得する
- ネイルの資格を取得する
- ネイルサロンに就職する
それでは、上から順に解説します。
ネイリストになるためのステップ1:ネイリストの知識や技術を習得
最短でプロネイリストを目指すなら、まず「基礎的な知識・技術」を習得しましょう。
なぜなら、多くのネイルサロンでは「即戦力になってくれる人材」を必要とするからです。
未経験者の場合、最低限の基礎がわかっていれば「教育・育成しやすい」と判断されるため、即戦力候補として採用率が上がります。
これらを踏まえた上で、これから知識・技術取得のために学習していこうと考えているのであれば、独学ではなくネイルスクールの利用をおすすめします。
ネイルスクールは現場を知る講師から直接指導を受けられるので、モチベーションを維持しやすく、成長スピードも早いからです。
また、ネイルスクールのサポート内容によっては「就職先を紹介」してくれたり進路相談に乗ってくれたりもします。
将来設計を考える上で、非常にメリットが多い環境だといえるでしょう。
ネイルスクールの選び方大切な5つのポイント!成功したネイリストが教える失敗しないネイルスクールの選び方
ネイリストになるためのステップ2:ネイリスト資格を取得
ネイリスト検定は国家資格ではないので、資格を所持していなくても働けます。
しかし多くのネイルサロンでは、資格の有無を重視します。
ネイルサロンの面接の際に、面接官が問いかける「資格はお持ちですか?」の言葉の裏側には、以下の項目を確認したいという意図があります。
- ネイルの知識レベルはどの程度か
- 資格取得に向けて努力した過程、忍耐力はあるか
- ネイリストとしての本気度が感じ取れるか
ネイルの資格は、簡単に取得できるものもあれば、数ヶ月〜数年にわたる練習を重ねないと合格できないほど難易度の高いものもあります。
だからこそ、所有する資格を確認するだけで「ネイルに対する本気度」がわかるのです。
ネイリストにとって資格は「知識」「技術力」「自分の頑張り」をアピールできる最大の武器です。
また、資格の勉強を通して「施術の流れ」や「感覚」を掴むこともできます。
ネイリスト資格は、このようなメリットがたくさんあるので、ぜひ積極的に取得を目指すとよいでしょう。
ネイリストになるには資格が必要?独学でも取得できる?ネイル資格の種類を解説します!
▶︎【JNECネイリスト技能検定 の対策も可能】ネイルスクールシンシアの見学を申し込む
ネイリストになるためのステップ3:ネイルサロンへ就職
「いますぐ自宅ネイルサロンを開業したい」と目標を立てるのもよいですが、まずは下積み期間としてネイルサロンへ就職することを強くおすすめします。
なぜならネイルサロンの就職は、現場でしか学べない多くのノウハウを吸収できるからです。
サロンワークは、先輩ネイリストの接客、技術、身のこなしを間近で見れます。
これらはあなたにとって想像以上に「大きな気づき」を与えてくれます。
また、ネイリストは技術職なので施術回数をこなすほど成長スピードも加速します。
ほかにも、ネイルサロンで使用するネイル商材の使用感を確認できることや、ネイリスト同士で情報交換を行える点もメリットだといえるでしょう。
ネイルサロンの勤務経験は、その後のキャリアにも活かせます。
自宅ネイルサロンを開業する際も、きちんと実務経験があるネイリストの方がお客様も安心して通えるはずです。
今後の将来設計を広げるためにも、ぜひ一度ネイルサロンのスタッフとして勤務経験を積んでおくとよいでしょう。
サロンワークとは?ネイリストの仕事内容と1日の流れ・スキルアップ方法を紹介◎
ネイリストになるために資格は持っておくべき?メリットとは
結論から言うと、ネイリストは資格がなくても働くことができます。
最近ではセルフネイルから技術を身につけて、SNSを中心にお客様を集めているネイリストも増えてきています。
とはいえ、ネイルの資格は取得しておくべきでしょう。資格を取得すると得られるメリットは以下の通りです。
- 就職や転職に役立つ
- ネイリストとして必要な知識や技術が身につく
- 給料アップにつながる
- お客様の信頼が得られる
資格を取得しておくことで就職がしやすくなったり、将来ネイリストの給料アップにつながったりします。
資格なしで個人でネイルサロンを開業することも可能ですが、資格を持っていた方が将来的に様々な働き方を選ぶことができるでしょう。
ネイリストになるには資格が必要?資格取得で給料アップにつながる?なりたいネイリスト別の必要な資格レベルをご紹介します◎
ネイリストが取得すべき「ネイル資格」と種類
ネイリストは国家資格ではなく民間資格です。
ネイリストになるために資格は必須ではありません。
ですが、資格を取得していた方が就職しやすくなったり、お客様の安心につながったりと、メリットが多いです。
まずは、ネイル資格の種類をそれぞれ解説します。
JNECネイリスト技能検定試験
JNECネイリスト技能検定試験は、日本ネイリスト試験センターが主催する検定試験です。
試験は1〜3級に分かれており、1級を取得するには3級から順に受験する必要があります。
ネイリストの求人を見ると、「ネイリスト技能検定2級以上の資格保有者」を募集しているサロンが多くあります。
JNECネイリスト技能検定試験は、JNAジェルネイル技能検定試験よりも歴史が長く、ネイリスト検定の代表的な資格です。
サロン就職を考えている人は、まず「JNECネイリスト技能検定試験2級」の取得を目指すと良いですよ◎
【JNECネイリスト技能検定試験3級】
試験内容 | 実技試験:65分 筆記試験:30分 |
実技試験の施術内容 | ネイルケア、カラーリング、フラットアート |
実技の採点方法 | 減点方式 |
筆記試験の出題方式 | マークシート方式 |
受験資格 | 受験時に義務教育を修了しているすべての人 |
合格率 | 90.9%(※2024年冬期) |
合格基準 | 実技試験:50点満点中35点以上 筆記試験:100点満点中85点以上 |
受験料 | 6,800円(税込) |
実施時期 | 年4回(1月、4月、7月、10月) |
出典:JNEC日本ネイリスト検定試験センター試験概要・合格率
JNECネイリスト技能検定試験3級は、ネイリストに必要な基本的な技術、知識を取得するための資格です。
ネイリスト検定の中でも初心者向けとなっており、実技試験ではネイルケアやポリッシュカラーリング、フラットアートが出題されます。
ネイル検定3級に一発合格するには?試験内容や時間配分・必要な道具を紹介◎
【JNECネイリスト技能検定試験2級】
試験内容 | 実技試験:前半30分、後半55分 筆記試験:35分 |
実技試験の施術内容 | ネイルケア、カラーリング、チップ&ラップ、リペア、フラットアート |
実技の採点方法 | 減点方式 |
筆記試験の出題方式 | マークシート方式 |
受験資格 | JNECネイリスト技能検定試験3級の取得者 |
合格率 | 57.1%(※2024年冬期) |
合格基準 | 実技試験:50点満点中38点以上 筆記試験:100点満点中80点以上 |
受験料 | 9,800円(税込) |
実施時期 | 年4回(1月、4月、7月、10月) |
JNECネイリスト技能検定試験2級は、サロンワークで通用する知識や技術を取得するための資格です。
JNECネイリスト技能検定試験3級よりも、より専門的な技術が必要です。
実技試験では、ネイルケアやポリッシュカラーリング、チップ&ラップ、フラットアートなどが出題されます。
出典:JNEC日本ネイリスト検定試験センター試験概要・合格率
チップラップのやり方の手順と注意点!ネイル検定2級に合格する7つのコツも紹介◎
【JNECネイリスト技能検定試験1級】
試験内容 | 実技試験:150分 筆記試験:30分 |
実技試験の施術内容 | スカルプチュア、チップオーバーレイ、ミックスメディアアート |
実技の採点方法 | 減点方式 |
筆記試験の出題方式 | マークシート方式 |
受験資格 | JNECネイリスト技能検定試験2級の取得者 |
合格率 | 39.22%(※2023年秋期までの累計) |
合格基準 | 実技試験:50点満点中38点以上 筆記試験:100点満点中80点以上 |
受験料 | 12,500円(税込) |
実施時期 | 年2回(4月、10月) |
JNECネイリスト技能検定試験1級は、トップネイリストとして必要な知識や技術を取得するための資格です。
実技試験では、スカルプチュアやチップオーバーレイ、ミックスメディアアートなどが出題されます。
JNECネイリスト技能検定試験の中でも難易度が一番高く、累計合格率は39.22%ほどです。
出典:JNEC日本ネイリスト検定試験センター試験概要・合格率
ネイル検定1級チップオーバーレイとは?やり方と綺麗に仕上げるコツ
JNAジェルネイル技能検定試験
JNAジェルネイル技能検定試験は、日本ネイリスト協会のJNAが主催する検定試験です。
試験は初級、中級、上級の3段階に分かれており、上級を取得するには初級から順に受験する必要があります。
ネイリスト技能検定では、ネイルケアやカラーリング、イクステンションなど幅広い技術を求められましたが、ジェルネイル技能検定はジェルネイルの技術に特化した検定です。
ジェルネイル技能検定初級はネイリスト技能検定3級、ジェルネイル技能検定中級はネイリスト技能検定2級を取得していれば、第一課題が免除となるため、まずはネイリスト技能検定の取得がおすすめです。
参照:NPO法人 日本ネイリスト協会「JNAジェルネイル技能検定試験」
【JNAジェルネイル技能検定試験・初級】
試験内容 | 実技試験:第一課題35分、第二課題60分 筆記試験:30分 |
実技試験の施術内容 | ネイルケア、ポリッシュカラーリング、ジェルカラーリング、ジェルアート |
実技の採点方法 | 減点方式 |
筆記試験の出題方式 | マークシート方式 |
受験資格 | 受験時に義務教育を修了しているすべての人 |
合格率 | 70% |
合格基準 | 実技試験:100点満点中80点以上 筆記試験:100点満点中80点以上 |
受験料 | 9,900円(税込) |
実施時期 | 年2回(6月、12月)JNA認定校の場合、自校開催あり |
JNAジェルネイル技能検定試験・初級では、ネイルケアやポリッシュカラーリングなどの基本的な技術とジェルカラーリングやジェルアートの技術が出題されます。
ジェルネイル検定初級試験一発合格!試験内容や合格ポイントを解説。持ち物リストまでご紹介◎
【JNAジェルネイル技能検定試験・中級】
試験内容 | 実技試験:第一課題30分、第二課題85分 筆記試験:30分 |
実技試験の施術内容 | ネイルケア、ポリッシュカラーリング、ジェルグラデーション、ジェルイクステンション、ジェルフレンチカラーリング |
実技の採点方法 | 減点方式 |
筆記試験の出題方式 | マークシート方式 |
受験資格 | JNAジェルネイル技能検定試験初級の取得者 |
合格率 | 約60% |
合格基準 | 実技試験:100点満点中80点以上 筆記試験:100点満点中80点以上 |
受験料 | 13,200円(税込) |
実施時期 | 年2回(6月、12月)JNA認定校の場合、自校開催あり |
JNAジェルネイル技能検定試験・中級では、ネイルケアやポリッシュカラーリングなどの基本的な技術とジェルグラデーションやイクステンション、ジェルフレンチカラーリングなどの技術が出題されます。
ジェルネイル検定中級合格が近づく情報をまとめてみました◎【まとめ】
▶︎【JNAジェルネイル技能検定 中級の対策も可能】ネイルスクールシンシアの見学を申し込む
【JNAジェルネイル技能検定試験・上級】
試験内容 | 実技試験のみ:85分 |
実技試験の施術内容 | ジェルクリアスカルプチュア、ジェルチップオーバーレイ+デザイン、ジェルチップオーバーレイ+フレンチルック |
実技の採点方法 | 減点方式 |
受験資格 | JNAジェルネイル技能検定試験中級の取得者 |
合格率 | 約45% |
合格基準 | 実技試験:100点満点中70点以上 |
受験料 | 16,500円(税込) |
実施時期 | 年2回(6月、12月)JNA認定校の場合、自校開催あり |
JNAジェルネイル技能検定試験・上級では、ジェルクリアスカルプチュアやジェルチップオーバレイ+デザイン、ジェルチップオーバーレイ+フレンチルックなどの技術が出題されます。
ジェルネイル検定上級合格が近づく情報をまとめてみました◎【まとめ】
ネイルサロン衛生管理士
試験内容 | 理論講習:180分 筆記試験:20分 |
受験資格 | 18歳以上のすべての人 |
出題形式 | 20問択一方式 |
合格基準 | 100点満点中80点以上 |
合格率 | 非公開 |
受験料 | 11,000円(税込) ※2024年4月開催分より受講料改定 |
実施時期 | JNA認定校で随時開催 |
ネイルサロン衛生管理士は、ネイリストがサロン運営に必要な、正しい衛生管理の知識を身につけるための資格です。
試験当日に行われる講習を受けてから筆記試験を受験できるので、比較的難易度の低い資格といえます。
衛生管理の知識を持っていればお客様の安心にも繋がるため、独立を考えている人には特におすすめですよ。
ネイルサロン衛生管理士とは?資格取得のメリットや試験当日の流れ・更新手続きまで解説
参照:NPO法人 日本ネイリスト協会「ネイルサロン衛生管理士講習会」
JNAフットケア理論検定試験
試験内容 | セミナー:120分 筆記試験:30分 ※公式テキスト持参 |
受験資格 | 次のいずれかの資格を取得している人 ・JNECネイリスト技能検定試験3級以上 ・JNAジェルネイル技能検定試験初級以上 ・JNE国際ネイリスト技能検定試験3級以上 |
出題形式 | マークシート方式 |
合格基準 | 100点満点中80点以上 |
合格率 | 非公開 |
受験料 |
一般価格:8,800円(税込) JNA会員価格:6,600円(税額) テキスト代:3,300円(税込) |
実施時期 | JNA認定校で随時開催 |
JNAフットケア理論検定試験は2019年にスタートした新しい資格です。
ネイリストがフットケアを正しく施術をするための知識を習得できます。
試験ではフットネイルに関するセミナーを受講後、筆記試験が行われます。合格率は非公開ですが比較的取得しやすい資格です。
将来、JNA認定講師を目指したい人は必須資格ですので、必ず受験してくださいね。
フットケア理論検定とは|試験概要と合格率アップを狙う学習方法
参照:NPO法人 日本ネイリスト協会「JNAフットケア理論検定試験」
JNA認定講師資格試験
試験内容 | 一次試験:実技試験(前半50分、後半75分) 二次試験:実技試験(45分)筆記試験(20分) 面接:グループ面接 |
受験資格 | 次のすべての資格を取得している人 ・JNECネイリスト技能検定試験1級 ・JNAジェルネイル技能検定試験上級 ・ネイルサロン衛生管理士 ・JNAフットケア理論検定試験 ※その他、条件あり |
出題形式 | 記述式 |
合格基準 | 非公開 |
合格率 | 約20〜30% |
受験料 | 26,400円(税込) |
実施時期 | 年2回(3月、9月) ※開催年によって変更あり |
JNA認定講師資格は、ネイルスクールの講師として働くための資格です。
JNAのメンバーとしてネイルイベントの運営やネイリスト試験の試験管なども行います。
JNA認定講師試験では、ネイルケアやカラーリング、ネイルイクステンションなど、レベルの高い技術が求められます。また、上記の受験資格以外にさまざまな条件が定められているため、受験するだけでもハードルが高い資格です。
取得しておけば、ネイリストとして活躍の幅が広がるので、ネイル業界で長年働きたいと考えている人は目指してみてください。
【最新版】JNA認定講師とは?ネイル認定講師試験の合格率や難易度・取得するメリット・デメリットを解説!
ネイリスト資格は独学でもとれる?
結論から言うと、ネイリストの資格は独学でも取得できます。
しかし、まったくのネイル初心者が、独学で取得するのは難しいと考えておいてください。
「独学での取得が難しい」と言われる理由は、以下のとおりです。
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独学での勉強には、費用を抑えられたり、自分のペースを抑えたりとメリットもあります。
しかし、つまずいた時に教えてもらえる講師がいないので、間違った知識や技術を身につけてしまう可能性があります。
最短でネイリストを目指したい人には、ネイルスクールでの取得がおすすめです。
また、ネイリストになるのに資格は必須ではありませんが、取得していた方が就職に有利になるので持っていた方がよいでしょう。
ネイルの資格は独学でも取れる?独学で勉強できるレベルと失敗しない独学の方法を解説します◎
▶︎【ネイル資格対策も可能】ネイルスクールシンシアの見学を申し込む
ネイルスクールに通うなら「通信」「通学」どっちがいい?
ネイルスクールには、通信制のネイル講座と通学制のネイルスクールがあります。
どちらもネイルの資格が取得できますが、それぞれ学習スタイルや費用が異なります。
この記事では、資格取得にかかる期間と費用を解説します。
自分のライフスタイルや予算に合った方を選んでみてくださいね!
ネイルスクール|資格取得までの期間と費用
通信 | 通学 | |
資格取得の期間 | 1年程度 | 6ヶ月〜1年半程度 |
費用 | 5〜30万円前後 | 20〜100万円前後 |
特徴 |
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通信のネイルスクールは、通学よりも費用が安く、自分のペースで学習しやすいのがメリットです。
しかし、主に自主学習で進めていくため、モチベーション維持が難しく、技術を取得するまでに時間がかかってしまいます。
また、通信のネイルスクールでは、「取得できるのはネイリスト技能検定試験2級まで」「JNAジェルネイル技能検定は初級試験のみサポート」など、すべての資格に対応していないケースも多いです。
JNA認定校ネイルスクールシンシアの資格取得コース・通信講座の特徴は?自宅でネイリストを目指す◎
一方で通学のネイルスクールは、的確なカリキュラムで学習でき、講師から直接指導をしてもらえるので資格取得までがスムーズというメリットがあります。
しかし、こちらは通信講座よりも費用が高く、学校に通う必要があるので時間の融通が効かないのはデメリットです。
ネイルスクールの選び方大切な5つのポイント!成功したネイリストが教える失敗しないネイルスクールの選び方
このように、通信・通学それぞれにメリット、デメリットがあります。
どちらの学習方法が良いか迷っている人は、ライフスタイルや費用を考えながら、自分に合った方を選択してみてください。
JNECネイリスト技能検定試験1級、ネイルサロン衛生管理士、JNAフットケア理論検定試験、JNA認定講師試験などの資格も取得したいと考えている人は、通学の方がおすすめです◎
JNA認定校を選べば、社会人でも通いやすいカリキュラムが組まれているので、検討してみてくださいね!
ネイルスクールのJNA認定校とは?他の学校との違いや認定校へ通うメリットを紹介◎
ネイルサロンで働きたい!資格は必要?
ネイルサロンの就職に資格は必ずしも必要ではありません。
とはいえ、ネイルスクール卒業後は実務経験のないため、資格を取得していないとなかなか雇ってもらえません。
ネイリストの求人を見てみると、実務経験なしの初心者の場合は「JNECネイリスト技能検定試験2級」もしくは「JNAジェルネイル技能検定試験中級」を必須としていることが多いです。
プロのネイリストとして活躍したいのであれば、最低でもこの2つの資格は目指すようにしましょう。
ネイルの資格は独学でも取れる?プロを目指すための資格や勉強方法を解説◎
▶︎【JNAジェルネイル技能検定 中級の対策も可能】ネイルスクールシンシアの見学を申し込む
ネイルサロンの開業|資格は必要?
ネイルサロンで働く時と同じように、開業する際は必ずしもネイルの資格が必要ではありません。
しかし、本格的にネイルサロンとして開業したいのであれば、「JNECネイリスト技能検定試験2級」もしくは「JNAジェルネイル技能検定試験中級」を取得しておくことをおすすめします。
さらに、「ネイルサロン衛生管理士」を取得しておくと、お客様も安心して来店できます。
ただし、ネイル資格を取得したからといって、お客様の施術ができるわけではありません。
まずは、ネイルサロンで働き、サロンワークを学んでから開業した方が良いでしょう。
ネイルサロンの経験がないネイリストでも開業できる?経験がない初心者のネイリストが開業する方法をご紹介します!
海外で働きたいネイリスト向け!おすすめネイルライセンス
海外のネイルサロンで働くことを視野に入れている人は、次のような海外ネイルライセンスの取得もおすすめです。
人気!オーストラリアのネイルライセンス
オーストラリアにも、日本と同じような民間のネイルライセンスがあります。
ABQO「美容国際資格機構」がスクールを開設しており、そこで知識や技術が認められればネイルテクニシャン「サーティフィケート」資格が取得できます。
海外では認められている資格なので、ワーホリを利用して取得する日本人も多いです。
海外で仕事をしたいと考えている人はチャレンジを検討してみてはいかがでしょうか。
アメリカのネイルライセンス
アメリカでは、国家資格であるマニキュアリストのライセンスがなければ働くことができません。
取得するには、美容専門学校やネイルスクールでカリキュラムを修了する必要があります。
さらに、ライセンスが使えるのは取得した州のみとなるので、働きたい地域を考えて取得しなければなりません。
日本のネイリストはアメリカで人気あるので、拠点を移して活躍するネイリストも多くいます。
海外で働くにはビザの取得が必須
海外でネイリストをするには、就労ビザの取得が必須です。
就労ビザはそれぞれの国が発行する就労許可証で、日本人が国外で働くには必ず必要になります。
しかし、一般のネイリストが就労ビザを取得するのは難しく、取得するまでに時間がかかります。
海外で働きたいと考えている人は、「ワーキングホリデー」または「就職先となる海外のネイルサロン」を見つけてサポートしてもらいましょう。
ネイリスト検定|合格率はどのくらい?
JNECネイリスト技能検定試験、JNAジェルネイル技能検定試験の合格率について調査しました。
具体的な数字は、以下のとおりです。
JNECネイリスト技能検定試験の合格率
最新のJNECネイリスト技能検定試験の合格率は、以下の結果です。
JNEC ネイリスト技能検定 |
3級 | 2級 | 1級 |
合格率 | 84.98% | 43.04% | 39.22% |
等級が上がるにつれて、難易度も高くなるので入念な練習・準備期間が必要だといえます。
こちらの合格率は、試験開催ごとに更新されます。
アート内容によっても難易度に差が出る場合もあるので、万全に対策を行なった上で試験本番に挑みましょう。
参照:JNEC日本ネイリスト検定試験センター「2024年冬期検定試験(1月実施)合否判定結果」
JNAジェルネイル技能検定試験の合格率
JNAジェルネイル技能検定試験の合格率は、以下を参考にするとよいでしょう。
JNA ジェルネイル技能検定 |
初級 | 中級 | 上級 |
合格率 | 約70% | 約60% | 約45% |
先ほど紹介した「JNECネイリスト技能検定」と比較すると、全体的に合格率が低い印象です。
一番難易度が低いとされる初級でも合格率70%なので、覚悟を持って受験するべきだといえます。
ただし、こちらの合格率は試験開催年によって変動があります。
また、日本ネイリスト協会からも合格率の詳細は公表されていないため、参考程度にとどめておくとよいでしょう。
ネイリストの練習量はどれくらい?ネイル検定の合格率や練習方法も解説!
▶︎【JNAジェルネイル技能検定 の対策も可能】ネイルスクールシンシアの見学を申し込む
ネイル検定1級・ジェル検定上級まで資格取得を目指した方がいい?
ネイリストを目指す上で「ネイル検定1級(JNECネイリスト技能検定試験1級)」や「ジェルネイル検定上級(JNAジェルネイル技能検定試験)」の取得は必須ではありません。
しかし、所有資格によって給与額がアップする可能性があり、就職の場で有利に活用できます。
ネイリスト経験がない初心者でも面接時のアピールポイントとして有効的であり、資格のメリットを最大限に活かせます。
そのほかにも、将来的に認定講師を目指す場合は「ネイル検定1級」「ジェルネイル検定上級」の資格を取得していないと受験資格を得られません。
ネイリストとして今後活躍の場を広げるためにも、前向きに検討しておくとよいでしょう。
ネイル初心者におすすめな資格
ネイルの資格には「ネイリスト技能検定」「ジェルネイル技能検定」「海外のライセンス」など様々な種類があることがわかりました。
これからネイルを始める人は、結局どの資格を取れば良いのか迷ってしまいますよね。
ネイル初心者が目指すべき資格は、以下の通りです。
- JNECネイリスト技能検定試験3級、2級
- JNAジェルネイル技能検定試験初級、中級
これらの資格を取得しておけば、ネイリストとして働いたことがない人でも「未経験募集」の求人から働きたいサロンを見つけることができるでしょう。
ただしネイリスト技能検定とジェルネイル技能検定の時期はそれぞれ異なり、1年間で開催される回数も決められています。
ネイリストになりたい時期を逆算して、資格取得までのスケジュールを組んでみてください。
通信講座でネイル資格を最短取得するには?勉強期間や効率の良いスケジュールを解説!
ネイリスト資格やネイリストになる際によくある質問
「ネイリスト資格」に関するよくある質問について回答します。
ネイリスト資格を取得するまで何年かかる?
ネイリスト資格取得までにかかる期間は、最短3か月〜1年半が目安です。
ネイリスト資格は検定級によって「年間の試験開催数」が異なり、飛び級ができません。
そのため、目標とする検定級をいつ受験するかによって取得期間も異なります。
JNECネイリスト技能検定試験3級であれば目安期間は2〜3か月ですが、JNECネイリスト技能検定試験1級を目指す場合は最短でも1年半ほどの期間が必要だといえるでしょう。
ネイリスト資格は独学でも取得できる?
ネイリスト資格は、独学でも取得可能です。
基礎を学ぶ「JNECネイリスト技能検定試験3級」や「JNAジェルネイル技能検定試験初級」は、独学でも合格できる可能性が高いといえます。
しかしプロレベルの「JNECネイリスト検定1級」や「JNAジェルネイル検定上級」は難易度が上がるため、練習量・知識量が必要です。
さらに独学の場合は、「間違ったやり方」や「誤った知識」に気づきにくいため、何度受験しても合格できないといったケースも少なくないようです。
資格取得を最短ルートで目指すためにも、ネイルスクールや通信講座で学び、適切な指導を受けることをおすすめします。
ネイルの資格は独学でも取れる?プロを目指すための資格や勉強方法を解説◎
ネイリスト資格を取得するためネイルスクールに通うべき?
スムーズにネイリスト資格を取得するには、ネイルスクールがおすすめです。
ネイルスクールでは講師から直接指導が受けられるため、必要な知識を無駄なく学べます。
また、同じ目標をもった生徒が集まる環境はモチベーションアップとしても効果的です。
資格取得に向けた悩み相談はもちろん、ネイルに関する情報交換など、独学では得られない多くのメリットが期待できるでしょう。
【2024年最新】東京で安いネイルスクールの質は?安くても失敗しないネイルスクール選びのポイントを紹介!
ネイリストの年収の相場はいくらですか?
ネイリストの年収の相場は約200〜360万程度となっています。
年収に幅があるのは、役職がついているか、指名客がいるかなどによって給与が異なってくるためです。
ネイリストの平均年収 |
200~360万円程度 |
平均月給 |
16〜30万円程度 |
ボーナス |
0〜15万円程度 |
年齢層 |
20〜35歳 |
また、ネイリストは技術職なため、下積みからスタートします。
働き始めは、月収16〜20万円程度からのスタートとなります。
ネイリストの平均月収や年収はどのくらい?収入を上げる5つの方法も解説
ネイリスト資格を目指すならネイルスクールシンシア!
この記事では、ネイリストの資格の種類から取得しておくと就職に有利な資格、独学でも取得できるのかなど、ネイリストの資格について詳しく解説してきました。
ネイリストの資格の中で取得しておいた方が良い資格は、「JNECネイリスト技能検定試験2級」と「JNAジェルネイル検定試験中級」です。
プロのネイリストとして働くのであれば、最低でもこの2つの資格は取得した方が良いでしょう。
さらに上の資格を目指せば、より就職に有利になります。
資格は独学でも取得できますが、まったくのネイル初心者が目指すにはハードルが高いと考えておいてください。
最短でネイリストになりたい人は、通信か通学のネイルスクールに通うことをおすすめします。
合格保証のあるネイルスクール、ネイルスクールシンシアでは資格取得を目指している受講生が多くいます。
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