ガラスフレンチネイルとは?初心者でも簡単にできるやり方と人気デザイン7選!

新しいフレンチネイルとして、注目されているガラスフレンチネイルをご存知ですか?

爪先で輝く繊細なアートが特徴のガラスフレンチネイルは、女性の手元をエレガントに見せてくれます。

清楚で上品なデザインは、華やかなネイルが好きな人や定番のフレンチネイルに飽きてしまった人におすすめです。

そこで今回は、初心者でもできるやり方やおすすめのネイルデザインをご紹介します。

 

ガラスフレンチネイルとは?

ベージュのグラデーションネイルをベースにしたガラスフレンチネイル

ガラスフレンチネイルとは、爪先にガラスのような輝きのあるフレンチラインを施したネイルのことを指します。

 

アートに使用されているのはラメ・グリッター・ホログラムなどの素材で、実際にガラスが使用されているわけではありません。

使える商材が多いため、デザインのバリエーションも豊富です。

 

きらきら輝くデザインは通常のフレンチネイルよりもゴージャスで、入学式や結婚式などの式典にも人気があります。

ガラスフレンチは季節を問わないため、デザインを工夫すればオフィスネイルや普段使いにも最適でしょう。

 

いつでも楽しめるデザインなので、セルフネイルでも積極的に取り入れてみましょう。

 

初心者がセルフネイルで揃えるべき道具とは?基本の一式やジェルネイルの塗り方まで紹介◎

 

ガラスフレンチネイルの魅力

ツイードネイルとガラスフレンチネイルを組み合わせた手元

数多くの魅力があるガラスフレンチネイルですが、今回はそのなかでも特に注目したい3つの魅力をご紹介します。

 

大人の華やかさをアピール

ガラスフレンチネイルは豪華さと大人の上品さを兼ね備えています

 

一般的なフレンチネイルは控えめなネイルとして知られていますが、輝くガラスフレンチはパッと目を引くデザインです。

しかし、アートは爪先だけに抑えられているため、華美すぎることはありません。

 

無駄な装飾のないガラスフレンチネイルは30代以上の大人女性にも最適です。

 

ショート・ロングどんな爪の長さでも再現可能

ガラスフレンチネイルは爪先がアクセントになるため、爪の長さを問いません。

 

仕事で爪を長く伸ばせないショートネイル派の人も満足できるデザインです。

また、ベースを肌なじみの良い色にすれば爪が伸びても違和感がないため、長期間デザインを変えないジェルネイルにも適しています。

 

セルフネイル初心者さんでも挑戦しやすい

複雑そうに見えるガラスフレンチネイルは、フレンチラインを塗るコツさえつかめれば初心者でも簡単です。

 

手先の器用さに自信がない人は、フレンチラインをカーブさせず平行にすると上手く爪先のラインを描きやすいでしょう。

また、専用のガイドテープを使用したり、マスキングテープで爪の中央を覆ったりと工夫すれば、はみ出す心配もありません。

 

次章では具体的なセルフネイルのやり方もご紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

 

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ガラスフレンチネイルの簡単なやり方

ジェルブラシを持つ手元

ガラスフレンチネイルは、自分の理想とするデザインによって用意するものや工程が異なるため、事前に道具と手順を確認しましょう。

今回は簡単にフレンチラインの輝きを目立たせるやり方をご紹介します。

 

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用意するもの

  • ベースジェル
  • カラージェル(ベース用)
  • グリッタージェル(フレンチ用)
  • トップジェル
  • ホログラム(グリッターやシェルでも可)
  • オーバルブラシ(スクエアブラシでも可)
  • フレンチブラシ(細筆でも可)
  • UV/LEDライト

 

ガラスフレンチネイルは、ベースとなるカラージェルの上にホログラムやシェルなどのパーツを乗せるだけでも構いません

 

しかし、よりフレンチラインを際立たせるためには、グリッタージェルを併用するのがおすすめです。

ラメパウダーやグリッターパウダーをクリアジェルに混ぜるよりも密度が高く、爪先の輝きが増します。

 

また、フレンチネイルをする際は、爪全体を塗るブラシ先端を塗るブラシの2種類を用意しましょう。

 

一般的に使用されるオーバルブラシやスクエアブラシは、毛幅が広いため狭い範囲のアートには不向きです。

毛先に傾斜がついているフレンチブラシを使えば、はみ出しを防止できます。

 

細めのフレンチラインにしたい場合は、繊細なアートで使われる細筆を使用してください。

 

セルフでガラスフレンチネイルを行う手順

  1. ベースジェルを全体に塗って硬化する
  2. 好みのカラージェルを爪の根元から先端まで、全体に塗って硬化する
  3. もう一度カラージェルを塗り重ねてから硬化する(二度塗り)
  4. グリッタージェルをフレンチラインに塗る
  5. 硬化する前にホログラムを爪先に重ねる
  6. グリッターとホログラムの硬化後、全体にトップジェルを塗って完全硬化させる

 

ジェルネイル中級〜上級者はベースのカラージェルを全体に塗らず、フレンチラインと分けて塗りましょう。

薄くフラットなネイルになり、爪先だけ分厚くなることがありません。

ホログラムを乗せる際は、なるべく小さく薄いものを選ぶと凹凸がなくなり、自然なネイルに仕上がります

フレンチラインは幅を広げるとゴージャスに、幅を狭めると控えめで品のあるデザインになるため、好みに合わせて太さを調節しましょう。

 

フレンチネイルの簡単なやり方とは?セルフネイルや初心者でもできるおしゃれデザインを紹介!コツや裏技も◎

 

手順1:ベースジェルを全体に塗って硬化する

自爪の下処理が終わったらベースジェルを塗って硬化し、土台を作っていきます。

ジェルを塗布するときは中央にのせてから、根本や先端に広げていくのが基本です。

爪の際や先端を意識して、塗り残しなく仕上げられるとネイルの持ちがよくなります。

 

表面をやさしくなでるようなイメージで、筆を寝かせて塗布していくのがポイントです。

力を入れてしまうと表面が均一にならず、凹凸のある仕上がりになってしまうため注意しましょう。

 

手順2:好みのカラージェルを全体に塗って硬化する

筆の片面3分の1程度のカラージェルを取り、爪の中央から塗り広げていきます。

ジェルの量が多すぎると爪にジェルが溜まったり、少なすぎると色ムラができたりしてしまいます。

自爪の大きさに合わせてカラージェルの量を調整しましょう。

 

カラージェルがはみ出してしまったらウッドスティックで取り除きます。

この時点で多少の色ムラがあっても、次の工程で二度塗りするため問題ありません。

爪のエッジ部分まで丁寧に塗ったら一度硬化します。

 

手順3:もう一度カラージェルを塗り重ねて硬化する(二度塗り)

1度目のカラージェルの色ムラをなくし、カラーの発色をよくするため、カラージェルを二度塗りしていきます。

 

ただし、カラージェルを分厚く塗ってしまうと硬化やネイル持ちに影響するため、適量を守りながら色ムラを整えていくことが大切です。

全体を綺麗に塗れたら硬化します。

 

手順4:ラメをフレンチラインに塗る

ベースとなるカラージェルの硬化が完了したら、メインとなるガラスフレンチのアートに移ります。

ラメをフレンチ筆に取り、フレンチラインを描いていきましょう。

フレンチラインの太さを決めたら中央と両端に印を付け、つなげるように描いていきます。

 

フレンチ筆が使いにくい方は、細筆で縁取ってからフレンチ筆で塗りつぶす方法を試してみましょう。

きれいな筆ではみ出したラメを取り除きラインを整えたら、硬化せずに次のステップに取り掛かります。

 

手順5:硬化する前にホログラムを爪先に重ねて硬化

硬化前のフレンチラインの上にホログラムを乗せていきます。

ホログラムが重ならないように、微調整しながら配置していきましょう。

先の尖ったピンセットやウッドスティックなどを使うと作業がやりやすくなるためおすすめです。

 

ホログラムはサイズがバラバラのものを散らすように乗せると、バランスよく仕上げられますよ。

ホログラムを乗せ終えたら硬化して仕上げに入ります。

 

手順6:全体にトップジェルを塗って完全硬化→完成!

最後は全体にトップジェルを塗布します。

爪の際や先端にもしっかり塗りましょう。

丁寧に塗らないと「浮き」の原因につながり、時間をかけて塗ったガラスフレンチネイルもすぐに取れてしまいます。

 

トップジェルを塗り終えたら完全硬化して完成です。

硬化時間が足りないと浮きや剥がれが起きたり、硬化しすぎると曇ったりするため、メーカーが指定する硬化時間はしっかりと守りましょう。

 

【初心者必見!】ガラスフレンチネイルを綺麗に作る5つのコツ

POINT

ここからは初心者の方がガラスフレンチを綺麗に作るために知っておきたいコツを、以下の5つに分けて詳しく解説します。

  1. ベースのカラージェルはムラが出ないように均一に塗る
  2. フレンチ用のブラシ(筆)を使うと仕上がりが綺麗
  3. ラメ・グリッターは粒子が細かいタイプがおすすめ
  4. 乱切りホログラムの角は削って整える
  5. ガラスフレンチネイルは厚塗り厳禁!薄く細く塗る

 

ガラスフレンチに挑戦したい方はぜひご覧ください。

 

ベースのカラージェルはムラが出ないように均一に塗る

1つ目のコツは、ベースカラーをムラなく仕上げることです。

ベースカラーを均一に塗れると、ネイルの全体の仕上がりを美しく見せられるためです。

 

以下の色はムラになりやすいため、初心者の方は避けるとよいでしょう。

  • シアーカラー
  • パステルカラー

 

カラージェルを均一に塗るのが苦手な場合は、赤やブラウンなどの高発色な濃いカラーを使用するのがおすすめです。

爪表面の凹凸をなくしたり、柔らかい筆を寝かせて塗ったりするとムラなく綺麗に仕上げられます。

 

カラージェルにムラがあると、全体の見栄えも悪くなってしまうため気を付けましょう。

 

フレンチ用のブラシ(筆)を使うと仕上がりが綺麗

フレンチ筆は筆先が斜めになっており、曲線が描きやすいのが特徴です。

ジェルネイルのアートに慣れていないセルフネイル初心者さんでも、フレンチラインを綺麗に描けます。

 

フレンチネイル専用筆を使うと、爪の両サイドにも筆が入りやすくなり端をしっかり尖らせられるため、どの角度から見ても美しいガラスフレンチを作れるでしょう。

筆の角度を変えれば、フレンチラインの太さも自由自在です。

 

斜めカットで筆先が尖っているため、繊細なラインを引いたり細かい部分にカラーを乗せたりなど多用途に使えるのも魅力です。

価格は1本1,000〜2,000円程度が相場で、フレンチネイル以外にも応用できるため1本常備しておくのをおすすめします。

 

ラメ・グリッターは粒子が細かいタイプがおすすめ

繊細で上品かつ奥行きを感じさせるガラスネイルに仕上げるには、粒子の細かいラメやグリッターを使うのもポイントです。

粒子が細かいラメやグリッターはきらきらと光を反射するため、ガラスのような透明感を演出させられます。

適度な輝きを生み出し、より華やかな印象を纏わせられるでしょう。

 

一方で、粒子の荒いものはデザインのバランスが取りにくく、フレンチラインの主張が強くなりすぎてしまいます。

派手なデザインを好む場合は問題ありませんが、初めてガラスフレンチネイルに挑戦する方や、華奢で女性らしいネイルにしたい方は、粒子が細かいタイプのラメやグリッターで練習してみましょう。

 

乱切りホログラムの角は削って整える

乱切りホログラムは名前の通り、ランダムにカットされています。

そのため、大きさによってはフレンチラインから上向きに飛び出したり、横にはみ出てしたりしてしまう場合があります。

 

クリアジェルをたっぷり塗布して埋め込もうとすると、表面に凹凸ができて見映えが悪くなる可能性も考えられるでしょう。

ホログラムの角が目立つ場合は、ネイルファイルで角を削り取ります。

 

角が削られ表面が滑らかになったらホログラムの粉塵を払い、エタノールで綺麗に拭きます。

少し手間はかかりますが、ホログラムを削る工程を丁寧に行えばプロ級の美しい見た目に近づけられるため、ぜひトライしてみましょう。

 

ネイルシールをジェルで固める方法!初心者でも綺麗に貼るコツ

 

ガラスフレンチネイルは厚塗り厳禁!薄く細く塗る

ガラスフレンチはフレンチ部分にホログラムを重ねることで厚みが出やすいため、薄く塗る必要があります。

 

フレンチラインを厚く塗ると透明感が損なわれ、ガラスフレンチネイルならではの上品さが減少してしまいます。

また、太いラインを描くと爪のバランスが悪くなり、指が短く見えてしまうでしょう。

特に爪の短い人が太めのフレンチラインを施すと、不自然に見えてしまうので注意が必要です。

 

ガラスフレンチネイルならではのエレガントさを演出したいなら、細めのフレンチネイルを薄く作ることを心掛けましょう。

 

ガラスフレンチと相性のいいネイル商材

ホワイトのラメパウダー

ガラスフレンチネイルをするときは、ガラスのように見えるキラキラした素材を爪先に乗せます。

今回はおすすめのネイル商材を3種類ご紹介します。

 

ホログラム

ホログラムとは、見る角度によって輝きが変わる素材のことです。

 

はじめから細かく乱切りされたものや、大きめのホログラムを自分でカットして使うものなど、バリエーションが豊富です。

一つひとつサイズが異なるため、ラメやスパンコールよりも抜け感があります

 

個性的なデザインにしたいときは、色のついたホログラムを検討するとよいでしょう。

 

シェル

シェルは貝殻を砕いたり、薄くスライスしてつくられたパーツを指します。

 

爪全体に乗せると夏らしい爽やかなネイルになりますが、フレンチラインなら通年使用可能です。

ただし、大きなシェルを乗せると爪先だけ分厚くなるため、初心者はシェルシートも検討してみましょう。

 

ラメ・グリッター

ラメパウダーやグリッターパウダーはクリアジェルと混ぜて使用します。

 

ジェルとパウダーの割合を変えれば、自分好みのラメ感に調節できる点もメリットです。

また、元からラメやグリッターの入ったカラージェルを使用すると、クリアジェルと混ぜる工程が省略できます。

 

ホログラムを乗せる前のベースとして使用するのもおすすめですよ。

 

【ガラスフレンチ】カラー別人気デザイン7選

ピンクベースのベーシックなガラスフレンチネイル

ガラスフレンチネイルはベースカラーが印象を大きく左右します。

以下のデザインから、実際に施すネイルのイメージを膨らませましょう。

 

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1番人気の清楚系|ガラスフレンチ×白

白のガラスフレンチネイル

遠目から見ても目立つ白ベースは、ブライダルネイルにも適したカラーです。

 

フレンチラインを細めにすることで、より上品なデザインになります。

エレガントなネイルにしたいなら、アイシングジェルやビルダージェルを使用した立体アートと組み合わせても良いでしょう。

 

オフィスネイル風|ガラスフレンチ×ベージュ

ベージュのガラスフレンチネイル

肌なじみの良いベージュはオフィスネイルの定番カラーです。

 

施す箇所を1〜2本におさえてパーツを少なめにすると、会社でも浮かない控えめなガラスフレンチを作れます。

上司や取引先からも印象が良く、万人受けを狙えるでしょう。

 

大人ガーリー|ガラスフレンチ×ピンク

シェルを使用したピンクのガラスフレンチネイル

ガーリーな雰囲気になるピンクネイルも、ガラスフレンチなら大人っぽい雰囲気になります

 

アートにシェルを使用する場合は、大小のサイズごとに配置を変えるのがポイントです。

小さなシェルは爪先に、大きなシェルは中央に置いてバランスをとりましょう。

 

同じアイテムを使うと、爪のデザインが異なっても統一感がでます。

 

トレンドのニュアンスネイル|ガラスフレンチ×パープル

パープルのガラスフレンチネイル

かわいらしい色合いが苦手な人は、薄めのパープルをベースに選びましょう。

 

シアーネイルは大人の雰囲気が漂うだけでなく、爪が伸びても悪目立ちしない点がメリットです。

また、フレンチラインにそってカーブしたパーツをつけると、ベースと同色系のガラスフレンチも際立ちます。

 

おしゃれで涼やか|ガラスフレンチ×ブルー

ブルーのガラスフレンチネイル

ブルーベースのフレンチネイルは夏に取り入れたくなる涼し気なカラーです。

 

ホワイトの立体パーツを取り入れると、冬の雪景色をイメージさせる儚げな印象に変化します。

ワンカラープラスしたり、シアーカラーを選んだりと工夫して、季節感を味わいましょう。

 

爪先もリラックス|ガラスフレンチ×グリーン

グリーンのガラスフレンチネイル

フレンチラインに色を取り入れると、一味違うオリジナリティのあるネイルになります。

 

心を落ち着かせる緑のカラーは、ネイルにリラックス効果を求める人にぴったりです。

クリアベースに透明感のある緑のフレンチラインを施すと、クリームソーダのような爽やかさを感じさせるでしょう。

 

個性ポップ|ガラスフレンチ×イエロー

イエローとブルーのガラスフレンチネイル

甘くなりがちなフレンチネイルも、イエローベースなら活発で明るい印象を与えます

 

左右で色が異なるアシンメトリーネイルは、より個性の際立つネイルになるでしょう。

一度に2つのデザインを楽しみたい人におすすめです。

 

ガラスフレンチで楽しむ大人っぽネイル

薄いピンクベースのベーシックなガラスフレンチネイル

ガラスフレンチネイルは基本のやり方をおさえれば、さまざまなアレンジを楽しめます。

工夫次第で個性派ネイルもできますが、爪先の輝きが繊細なデザインは大人っぽく清楚な印象を与えるでしょう。

なお、今回ご紹介した人気デザインは、すべてネイルスクールシンシアの講師陣が作成したものです。

一流の講師からレベルの高いネイルを学びたい人は、直接指導を受けられるスクール通学も検討してみてくださいね。

 

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