初心者がセルフネイルで準備するものとは?基本の道具やジェルネイルの塗り方まで紹介◎

「できるだけ安く基本の一式を揃えたい」

「100均で購入できるものでも大丈夫?」

セルフネイルを始めるときに、どのような道具が必要なのか気になる方も多いでしょう。

そこで今回は、初心者がセルフネイルで揃えるべき道具を紹介します。

「ネイルケア」「マニキュア」「ジェルネイル」のジャンルごとに必要な道具を解説していくので、ぜひチェックしてみてください。

ネイルケアに必要な道具

ネイルケアをしっかりおこなうと、マニュキュアやジェルネイルを施した際にきれいに仕上がります。

ネイルケアに必要な道具は以下の通りです。

ネイルファイル(爪やすり)

ネイルケアに欠かせない道具のひとつ目は、爪の長さ調整や表面磨きに必要なネイルファイル(爪やすり)です。ネイルファイルは、ジェルをオフする際などにも使用します。

ネイルファイル選びで注目したいのは「グリット数」です。グリット数の数字が小さいものは粗めに削れ、小さいものは繊細に削れます。180G〜240Gの範囲のネイルファイルをいくつか購入しておくとよいでしょう。

エタノール

エタノールは手指消毒や油分のオフ、はみ出たカラーの拭き取りなどに使用します。道具の消毒にも使えるため、忘れずに用意してください。

ドラッグストアなどで購入できるエタノールは主に以下の3種類です。

無水エタノール 濃度99.5vol%以上
エタノール 濃度95.1~96.9vol%
消毒用エタノール 濃度76.9~81.4vol%

ネイル用にエタノールを購入する場合は、「消毒用エタノール」を購入すれば問題ありません。

キューティクルリムーバー

キューティクルリムーバーは、かたくなった甘皮を柔らかくするための道具です。キューティクルリムーバーを用いると甘皮処理が楽になります。

甘皮が残っていると、せっかくマニキュアやジェルネイルを施しても仕上がりが悪くなります。ネイルを美しく見せるために甘皮処理は欠かせません。

ウッドスティック・プッシャー

キューティクルリムーバーで柔らかくした甘皮を押し上げるときには、ウッドスティックやプッシャーを使います。ネイルからはみ出たカラーを落としたり、パーツを乗せたりする際にも便利です。

ウッドスティックは先端がやや丸みを帯びており、初心者でもきれいに甘皮を押し上げられます。

キューティクルニッパー

キューティクルニッパーは、爪の甘皮処理やささくれなどの除去に使用する道具です。甘皮やささくれを指で無理やり取ると出血する可能性があるため、キューティクルニッパーを使用しましょう。

キューティクルニッパーはサビに強く、清潔に保ちやすいステンレス素材が採用されているものがほとんどです。

ネイルオイル

ネイルオイルは、爪や爪周辺の皮膚を保湿する道具です。ネイルオフ後の乾燥を防ぐだけでなく、日常の保湿ケアにも使用できます。保湿はネイルを長持ちさせるためにも重要です。

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マニキュアに必要な道具

つづいては、マニキュアに必要な道具を紹介します。マニキュアに必要な道具は安く揃うため、初心者でも始めやすい点が魅力です。

ベースコート

まずはベースコートを塗ります。マニキュアを直接爪に塗ってしまうと、マニキュアが剥がれやすくなり、さらに色素沈着の原因にもなります。

爪にベースコートを塗ると、自爪の凸凹をカバーできるため美しく仕上がります

カラーポリッシュ(マニキュア)

自爪にベースコートを塗って完全に乾いたら、次はカラーポリッシュを塗ります。好みの色のカラーポリッシュを購入しましょう。2度塗りすると美しく仕上がります。

トップコート

トップコートは、マニキュアを長持ちさせるための道具です。仕上げに透明のトップコートを塗って、完全に乾かしましょう。

ほんのひと手間でマニキュアが長持ちするだけでなく、ツヤ感もアップして一石二鳥です。

ネイルリムーバー(除光液)

マニキュアを落とすためにはネイルリムーバーが必須です。ネイルリムーバーには、アセトン入りのものとノンアセトンがあります。ノンアセトンはツンとした匂いがなく、爪にもやさしい点が魅力です。

ただし、マニキュアを落とす力に関してはアセトン入りもののほうが優れています。ラメや厚塗りネイルならアセトン入り、単色カラーならノンアセトンというように使い分けるとよいかもしれません。

コットン・アルミ

ネイルリムーバーは、コットンに染み込ませて使用します。マニキュアが落ちにくい場合は、指にリムーバーを含ませたコットンを置き、その上からアルミホイルを巻きましょう。5分ほど待つと落ちやすくなっているはずです。

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ジェルネイルに必要な道具

セルフでジェルネイルに挑戦したい方は多いのではないでしょうか。ジェルネイルに必要な道具は以下の通りです。

ネイルブラシ(平筆・アート筆)

ジェルネイルには、平筆タイプのネイルブラシが必須です。マニキュアはキャップ裏にブラシがついていますが、ジェルネイルはジェル用の平筆で爪に塗っていきます。ネイルアートをする際は、アート筆も用意しましょう。

ベースジェル・トップジェル

マニキュアと同様に、最初に塗るベースジェル、そして仕上げに塗るトップジェルも必要です。ベースジェルには色素沈着を防ぐ働きがあり、トップジェルにはストーンやパールをしっかりと固定する役割があります。

カラージェル

ベースジェルのあとはカラージェルを塗ります。マニキュアと同様に好きなカラーを選んで問題ありませんが、初心者には透明感があるピンク系の単色カラーが、失敗しにくくおすすめです。

LEDライト・UVライト

ジェルネイルでは、LEDライトまたはUVライトを照射して硬化させます。「ベースジェルを塗ったら硬化、カラージェルを塗ったら硬化」というように、ジェルを塗る度に硬化させる必要があります。

UVライトでしか固まらないジェルもあるため、事前にお手持ちのジェルの硬化方法を確認しておきましょう。

ジェルリムーバー

ジェルネイルをオフする際は、ジェルネイル専用のリムーバーを用意する必要があります。ジェルネイル専用のリムーバーには、マニキュアの項目でも紹介したアセトンが含まれています。

コットン・アルミ

ジェルネイルをオフする際には、コットンとアルミホイルが必要です。マニキュアの場合はコットンのみでも可能ですが、ジェルネイルをオフする際には必須です。必ず用意してください。

初心者はネイル道具が一式揃うセットがおすすめ!

初心者でネイル道具をほとんど持っていないのなら、ネイル道具が一式揃うセットがおすすめです。ネイル道具が一式揃うセットを購入すれば、1点1点購入するよりも安く済む可能性があります。

初心者がネイルに必要な道具をすべて調べ、店頭で1点1点確認しながら購入するのは大変な作業です。インターネットで購入する場合も、買い忘れが発生する可能性があります。

インターネットやネイル専門店で「ネイルケアセット」や「ジェルネイルキット」を購入すれば、必要な道具がすべて揃っていて便利ですよ。

ネイル道具を安く揃えるなら100均も◎

最近では100均でもネイル道具が揃います。少しでも費用を抑えたい方は、100均でネイル道具を揃えてみてはいかがでしょうか。

100均で揃うネイル道具の一例は以下の通りです。

ネイルケア
  • ネイルファイル
  • キューティクルリムーバー
  • ウッドスティック
  • プッシャー
  • ネイルオイル
マニキュア
  • ベースコート
  • カラーポリッシュ
  • トップコート
  • ネイルリムーバー
  • コットン
  • アルミ
ジェルネイル
  • ネイルブラシ
  • ベースジェル
  • トップジェル
  • カラージェル
  • パーツ各種
  • LEDライト・UVライト
  • ジェルリムーバー
  • コットン・アルミ

ただし100均のネイル道具は、一般的なネイル道具よりは持ちや品質が悪い可能性があります。はじめのうちは100均のネイル道具を使用し、慣れてきたら本格的なものを購入するなど工夫してみてください。

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【簡単】セルフジェルネイルに挑戦してみよう!

セルフネイルに必要な道具がわかったところで、つづいてはセルフジェルネイルの手順を解説します。

下準備

下準備を丁寧にすることで、ジェルネイルの持ちがよくなります。具体的な手順は以下の通りです。

  1. エタノールで手指を消毒する
  2. 爪の形を整える
  3. 甘皮を処理する
  4. サンディング
  5. 粉を払い、爪表面の油分を取る
  6. プライマーを塗る

 

プライマーは、ジェルと自爪のくっつきをよくする道具です。なくても問題ありませんが、使用するとジェルネイルの持ちがよくなります。ジェルネイルは根元から浮いてくるため、プライマーは根元にのみ塗りましょう。

ベースジェルを塗る

下準備が終わったら、爪にベースジェルを塗っていきます。筆にベースジェルを取り、中央に乗せたら爪の先端へ向かって伸ばします。爪先の断面にもしっかりと塗りましょう。

筆圧をかけすぎないよう注意しながら根元を塗り、爪の生え際から先端に向かってサイドも塗ります。最後に全体をなじませてりイメージで表面を塗り、LEDライトもしくはUVライトで硬化させます。

カラージェルを塗る

つづいてはカラージェルを塗ります。塗り方はベースジェルと同じ要領でOKです。最初は筆を立てて爪に置き、そのまま寝かせて筆先が広がらないくらいの力で塗ると上手くいきます。

カラージェルは2度塗りが基本です。2回塗っても薄いと感じる場合は3~4回重ね塗りをしても問題ありません。

アートやパーツをのせる

アートやパーツで飾りたい場合は、トップコートを塗る前におこなってください。

パーツをのせたい部分にトップジェルを少し塗り、ピンセットでパーツを掴んでのせていきます。デザインが決まったら、10秒ほど仮硬化させておきましょう。

トップジェルでコーティングする

仕上げにトップジェルを塗り、完全硬化させます。塗り方はベースジェルやトップジェルと同様です。

硬化が終わったら、未硬化ジェルを拭き取ります。キッチンペーパーやコットンに消毒用エタノールをしみ込ませ、爪全体をしっかりと拭き取りましょう。最後にネイルオイルで保湿すれば完了です。

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セルフネイルに関するよくある質問

最後にセルフネイルに関するよくある質問に回答していきます。

甘皮処理が必要な理由は?

マニキュアやジェルネイルを長持ちさせるためです。甘皮処理なしでマニキュアやジェルネイルを塗ってしまうと、キューティクルの上にマニキュアやジェルが乗り、どうしてもその部分から浮きやすくなってしまいます。

バッファーとは?何のために使うの?

バッファーは爪やすりの一種で、爪の表面を整えるために使用します。バッファーは爪の表面を整える道具で、ファイルは爪の長さを整えるための道具と覚えておきましょう。

ジェルネイルで最初に揃える色は?

色の三原色(マゼンタ・シアン・イエロー)+白と黒を揃えるのがおすすめです。この5色があれば、ある程度思い通りの色を作り出すことができます。

「カラージェルはひとまず1色のみしか買う予定がない」という方は、初心者でも塗りやすく普段使いしやすいピンク系やベージュ系を選ぶのがおすすめです。

セルフネイルを上達させたい人はネイルスクールで学ぼう!

初心者がセルフネイルを始めるときは、ネイル道具が一式揃うセットがおすすめです。少しでも費用を抑えたい場合は、100均でネイル道具を揃えてもよいでしょう。

セルフネイルを上達させたい人は、ネイルスクールで本格的に学ぶことをおすすめします。

シンシアネイルアカデミーでは、初心者からサロン就職や開業を目指せます。授業料に教材費が含まれている点も嬉しいポイントです◎

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