ジェルネイル検定初級〜第1課題 実技手順解説 ポイントアドバイス付き〜

ネイリストとして通用する技術を習得出来る、ジェルネイル検定初級の実技手順と詳細を詳しくまとめています!

ジェルネイル検定初級では、ネイルケア、カラー、ジェルカラー、アート(ピーコック)の技術を行います。

この記事はジェルネイル検定初級合格のポイント[まとめ]の続きです。

INDEX

7 ジェル検定初級
  実技試験内容詳細・手順【70分】
〇事前審査10分
〇実技試験第一課題
 ネイルケア(両手10本)手順
>実技試験第二課題
 ポリッシュカラーリング、ジェルカラーリング、ジェルアート手順

 

7.ジェルネイル検定初級 内容手順詳細

ジェルネイル検定初級の手順や施術の方法、試験官が見るポイントを書いています。

施術の注意点やコツをしっかり理解して合格を手に入れましょう。

≪事前審査10分≫

<テーブルセッティングの状態とハンドモデル>

テーブルセッティングが適切か、品名やラベル表記またハンドモデルの爪の状態をチェックされます。

テーブルセッティングの状態
・用具、用材のセッティングと品名ラベルの表示について
*品名ラベルは要項に記載されている[必ず貼る品目]を確認しながら貼ります。
*ネイル専門の問屋等に検定用シールが売っていますがテプラなどで作成したものでも可能です。
*容器にあらかじめ商品の名前がついていても必ず別で品名ラベルを付けます。
*アルファベット表記は禁止です。また、ラベルは見やすい位置に貼ります。
*用具、用材のメーカー・ブランド指定は一切ありません。

・衛生面における配慮(衛生的に処理されている用具、用材を使用すること)
*衛生的に処理されている用具、用材(エメリーボード、ファイル等)を整理整頓し配置します。

*トレイやフィンガーボール、その他容器はプラスチックや金属製などの消毒ができるものを使用(木、紙、布製は使用禁止)し、また底面が網目状のトレイは使用してはいけません。
*ネイル専用ブラシはトレイなどにセットします。(テーブルに直置きはしてはいけません)

・ウェットステリライザーの状態
*コットンまたはガーゼを底に敷き消毒用エタノールなどをニッパーの刃先が浸る程度の量を入れます。刃先保護用のパットを使用する場合、その上にコットンまたはガーゼを敷きます。

*ウェットステリライザーにはニッパー類、ピンセット、メタルプッシャー、ウッドスティックを必ず入れます。
*シザ―はウェットステリライザーに入れなくても問題ありません。

・アームレストは衛生面を考慮し、必ずタオルで巻きます。

・お湯(携帯用ポット)、ケア用水入れ、フィンガーボールはテーブルに直置きでも問題ありません。

検定モデルの爪

・ポリッシュ(マニキュア)赤が塗られている状態を見られます。
・イクステンション(バーチャルを含む)、リペア(グルーオンを含む)の申請と確認をします。
その際にリペアが規定の2本以内であるかどうかを確認されます。

・爪及び爪周りの皮膚の状態を見られます。

>ハンドモデルの選び方はこちら
>ハンドモデルの保湿ケアについてはこちら


<主なネイルケアの用具・用材と使用目的>

ネイル施術に使用する道具と使用目的、方法を書いています!
初心者の方に便利な道具の説明です。

ネイルケアの用具・用材と使用目的

・エメリーボード・・・ナチュラルネイルの長さと形を整えるためのやすり。
・フィンガーボール・・・キューティクルを柔らかくするためのお湯を入れておく容器。
・ネイルブラシ・・・油分や汚れを除去するためのブラシ。
・ウッドスティック・・・カラーリングの修正時に使用する木製のスティック。コットンを巻き付けキューティクル付近のカラーポリッシュの除去にも使用する。
・メタルプッシャー・・・キューティクルのプッシュアップに使用する用具。
・キューティクルニッパー・・・ルースキューティクルや、ささくれ等を除去し、キューティクル周りの角質を整える用具。
・水入れ・・・プッシュアップやガーゼクリーンの際にメタルプッシャーやガーゼを濡らすために使用する水を入れる容器。
・ガーゼ・・・ネイルプレート、キューティクルをクリーンナップするために使用する布。
・ペーパータオル・・・テーブル上を衛生的に保つために使用する、使い捨てのペーパー。
・タオル・・・テーブル上を衛生的に保つために敷くフェイスタオルの大きさのもの、フィンガーボールから出した手の拭き取りに使用するもの、また、アームレストとして使用も可。
・コットン・・・手指消毒やポリッシュオフの際に使用する。
・消毒剤・・・手指、器具、ウエットステリライザ、その他消毒全般に使用する。(油分除去としても使用可)
・液体ソープ・・・フィンガーボールの中に入れて使用する、液体石けん。
・キューティクルリムーバーまたはキューティクルクリーム・・・キューティクルリムーバーはルースキューティクルを柔軟にし、キューティクルクリームは保湿します。
ネイルケアでは共にクリーンナップに使用します。
どちらを使用しても良いですがキューティクルが固い場合はキューティクルリムーバー、乾燥している場合はキューティクルクリームを使用します。
ネイリスト検定試験本番では保湿しながらケアが出来るのでキューティクルクリームを使用することをお勧めしますが、モデルさんの手の状態に合わせどちらを使用するか選びます。

※キューティクルリムーバーを使用する場合、プッシュアップ後に再度フィンガーボールに手を浸し、ブラシダウンをする必要があります。

その他の主な用具類と使用目的
・ネイルニッパー(アクリルニッパー)・・・ナチュラルネイルの長さをカットするのに使用する爪切り。
・ピンセット(ツイーザー)・・・ネイル用具を挟む用具。ポリッシュを塗っている際にホコリやゴミが入った時に使用します。
・ブラシ・・・ファイルダスト等を払うブラシ。
・トレイ・・・ネイル用具・用材を置くもの。
・タオル用トレイ・・・ガーゼ、手を拭くためのタオル、ケア用ブラシを置くもの。
・アームレスト・・・モデルの腕をおくもの。タオル等を丸めての使用も可。
・ファイル立て・・・ファイルを入れておく容器。

*用具・用材はテーブルに直置きしてはいけません。

 

<主なカラーリング用品と使用目的>
カラーリングで使用する道具の使用方法と使用目的を書いています。

主なカラーリング用品と使用目的

・プレプライマー・・・ベースコートを塗る前に使用。ナチュラルネイルの水分や油分を除去し、カラーポリッシュの定着をよくします。*消毒液、ポリッシュリムーバーでも代用可。
・ベースコート・・・カラーポリッシュをする前に使用。ベースコートを塗る事でナチュラルネイルへの色素沈着を防ぎ、カラーポリッシュの定着を良くします。
・カラーポリッシュ・・・ベースコートを塗った後に爪に塗布する。基本2度塗りしカラーの発色をよくする。
・トップコート・・・カラーポリッシュの持ちを良くし、つやを出すためのもの。
・ポリッシュリムーバー・・・カラーポリッシュ等を除去する際に使用。
・ベースジェル・・・カラージェルを塗る前に使用する透明のジェル。ネイルプレートへの色素沈着を防ぎ、カラージェルとナチュラルネイルの密着度を高める。
・カラージェル・・・色素を含むジェルで、ベースジェルの上に塗布する。
・トップジェル・・・カラージェルの色調を保護し、艶を出す。

 

<使用禁止の用具、用材>
使用を禁止されている用具と用材について説明しています。

使用禁止の用具、用材

・ストーンプッシャー ・セラミックプッシャー ・ネイルマシーン ・シャ―ミー(革製)バッファ ・オイル ・グリセリン ・調理用具 ・その他規定外の用具、用材

<<忘れがちな持ち物>>
筆記用具(鉛筆、シャーペン、消しゴム)、タイマー、お湯、水、ゴミ袋、ゴミ袋を留めるテープは忘れる方が多いので気をつけましょう。

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ジェルネイル検定初級 実技試験第一課題手順詳細【ネイルケア35分】

ネイル検定3級赤塗り

※モデルの爪10本に赤ポリッシュが塗布されている状態から試験開始となります

◆手指消毒


コットンに消毒液を含ませ、自身の両方の手のひら、手の甲、指間、指先までしっかりと拭き取ります。(擦式清拭消毒)

次に、新しいコットンに消毒液を含ませ、モデルの両手も同様に拭き取ります。

手指消毒はあらゆる感染病対策の基本です。

手指に付着している病原微生物を除去し、感染力をなくすことは安全なネイルサービスに最も重要です。察式清拭消毒をマスターしましょう。

擦式清拭消毒とは…
消毒用エタノールなどの消毒剤をコットンまたはガーゼに十分含ませ、手指の全体面と指間、爪先にいたるまで汚れを除去しながら消毒剤を浸透させることです。

手に直接噴霧(スプレー)する事は禁止されています。

ただし落とした物を消毒する場合など、擦式消毒を行なえない場合は、試験会場という限られた現場での対応として噴霧(スプレー)しても構いません。

<<時短ポイント>>
手指消毒はできるだけ時短を計りたい工程です。
だた適当にやってはいけません。

モデルさんに事前にどのような順番で拭いてどのように手を動かしてもらいたいかなどをきちんと伝えておきましょう。
そうすることでかなりスムーズになります。
 <<ワンポイントアドバイス!>>

コットンを容器に入れる際は、1枚1枚交互に重ねて入れておくと、取る時に1枚ずつ取れるのでとても便利です。

スムーズに動作できることで、時間にも余裕ができストレスなく試験を受けることができます。

◆ポリッシュオフ


新しいコットンにポリッシュリムーバーをたっぷり含ませ、ポリッシュをオフします。

その際にエッジ(爪の先端)や、爪と爪横の皮膚とのキワに残ったポリッシュは、ウッドスティックに薄くコットンを巻きつけたものにリムーバーを含ませ、取り残しのないように綺麗にオフします。

<<やりがち?NGポイント>>

オフの際、コットンを10本の爪の上に置いて溶けるのを待つやり方(通称“湿布”と呼ばれる)は行ってはいけません。長時間ポリッシュリムーバーを爪に触れさせておくと、爪の水分と油分が奪われダメージの原因となるため禁止事項となっています。


◆右手ファイリング


エメリーボードでモデルの右手小指から親指まで順に、ラウンド(*注)の形で爪をファイリングしていきます。

親指、人差し指、中指の腹でエメリーボードの端を軽く持ちます。強く握りすぎないように注意しましょう。

爪にダメージを与えるのを防ぐため一方向に動かします。往復がけは禁止されています。

自身の指を支えにしてエメリーボード安定させながらファイリングします。モデルの皮膚にファイルが当たっていると摩擦で痛みを感じる場合もあるので注意しましょう。

正しくファイリングすると、エメリーボードに残った削り跡が一直線になります。

フリーエッジは長い場合でも5mm程度までにします。ラウンドの形も10本揃えるようにしましょう。

ラウンドとは?

側面がストレートで、先端が円周の一部のようなカーブで、中心から同じ角度ずつコーナーに向かって丸くなる角がない形です。

長さ、側面をストレートに整えた、角から中心に向かってカーブを作ります。

さらに中心に向かて、滑らかなカーブに整えます。反対側も側面から中心に向かって、滑らかなカーブにし左右対称に整えます。

ラウンドの形がとれたら、さらに手を返して逆向きから形を最終確認し、ブラシでダストを取り除きます。爪の裏にバリが残っていた場合はモデルの手を返し、バフで取り除きます。

バフを使用する場合、バフを持っている反対の手でモデルの爪を支え、軽い力で取り除きます。

◆右手フィンガーボールへ


モデル右手キューティクル周りにキューティクルクリームを塗布しなじませたら、適温に調整したフィンガーボールのお湯の中にモデル右手指先を入れます。

自身の指先にキューティクルクリームが残っていたらコットン、ワイプ等で拭き取ります。

<<時短ポイント>>

フィンガーボールには試験開始直前にお湯を入れておきましょう。

モデルの指を入れる頃には程よく温度が下がって、適温に近くなっています。


◆左手ファイリング


右手をフィンガーボールに入れている間に、左手のファイリングを行ないます。

左手親指から順に、右手同様にラウンドの形をとり、5本ファイリングできたら手を返して形を確認し、ブラシでダストを取り除きます。

◆右手ブラシダウン、左手フィンガーボールへ


右手をフィンガーボールから出し、ケア用ブラシで余分なキューティクルクリームを指先に向かって落とし(ブラシダウン)、軽くタオルで水分をオフします。

左手キューティクル周りにキューティクルクリームを塗布し、そのままフィンガーボールにいれます。

◆右手プッシュアップ


メタルプッシャーの先端をケア用水入れの中の水に軽くつけたら、キューティクル周りを軽く押し上げていきます。

中央からコーナー、サイドと放射状にプッシュアップしていきます。その際、プッシャーを持つ手の人差し指はプッシャーに触らないようにすると、力が抜けてより良いでしょう。

力が入ってしまうと爪の表面を凹ませてしまったり、皮膚を傷つける原因になりますので気をつけましょう。

プッシュアップは軽くトントンと当てるイメージです。

爪のカーブやキューティクル周りの皮膚に合わせてプッシャーの角度も変えていきます。立てすぎたり、寝かせすぎないようにします。

◆右手キューティクルクリーン


ニッパーを持ち、親指にガーゼを巻き付けます。ガーゼがテーブル面を引きずらないように注意しましょう。

親指のガーゼの先に水を軽くつけて湿らせたら、モデル右手小指から、押し上げたルースキューティクルをガーゼでくるくると取り除きます。

一緒に爪の裏の汚れりゃバリも除去します。

次に、爪横の角質、固くなった甘皮など不要な箇所をカットしていきます。

角質を切る時以外はニッパーの刃先は閉じるように気をつけましょう。またニッパーの持っていない手で必ずニッパーを支えます。

ルースキューティクルが少なくても10本全ての指に必ずニッパーを当てます。

ニッパーを当てていない場合やメタルプッシャーを使用していない場合は失格対象になりますので気を付けましょう。

万が一試験中に出血させてしまった場合はすぐに止血(*注)を行ないます。

止血の仕方

出欠してしまった場合はコットンに消毒液を染み込ませて傷の部分を親指で血が止まるように強くしっかりおさえ、出欠が止まるまで30秒程度(出欠の度合いによっておさえる長さは変わります)強くおさえます。

強くおさえないと出欠は止まらないことが多いのでしっかりおさえましょう。

◆左手ブラシダウン、プッシュアップ


左手をフィンガーボールから出し、ケア用ブラシで余分なキューティクルクリームを指先に向かって落とし(ブラシダウン)、軽くタオルで水分をオフします。

右手同様、先端に水を軽くつけたプッシャーで、キューティクル周りを軽く押し上げます。

◆左手キューティクルクリーン


ニッパーを持ち、親指にガーゼを巻き付けます。

左手親指から、右手同様に押し上げたルースキューティクルをガーゼでくるくると取り去り、爪横の角質、固くなった甘皮など不要な箇所をカットしていきます。

<<注意ポイント>>
キューティクルクリーン中に、万が一モデルの皮膚を傷つけてしまった場合、試験終了までに出血が止まり赤みを帯びる程度であれば減点で済みますが、出血が続いている状態だと失格対象となりますので注意が必要です。


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インターバル5分

ここで第二課題で使用が禁止されている用具・用材(キューティクルクリーム、シャイナーなど)をすべて鞄の中にしまいます。

テーブルの上に出したままにしないようにします。

第二課題開始時にテーブルにセッティングしてあった場合は失格となるため細心の注意を払いましょう。

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>ジェルネイル検定初級 実技試験第二課題
【ポリッシュカラーリング、ジェルカラーリング、ジェルアート60分】

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