ジェルネイル検定中級実技~第二課題手順詳細~

ジェルネイル検定中級

7.2 ジェルネイル検定中級 実技試験第二課題手順詳細 

【ジェルオフ、ポリッシュオフ、ジェルグラデーション、ジェルイクステンション、ジェルフレンチカラーリング85分】

この記事はジェルネイル検定中級詳細[まとめ]>の続きです。

実技第一課題手順詳細はこちら>

ネイル検定カラーリング

※第一課題免除者は、試験前日までにモデル両手を第一課題終了時の状態にしておくこと。
(右手5本ジェルカラーリング赤、左手5本ポリッシュカラーリング赤)

第2課題では手指消毒から始め、右手5本はジェルオフの後、中指以外の4本にジェルグラデーション、中指にジェルイクステンション(クリアスカルプチュア)を施す。左手5本はポリッシュオフの後、ジェルフレンチカラーリングを施します。

 

試験では、下記のポイントがチェックされます。

・ジェル・ポリッシュは綺麗にオフされているか。

・ジェルイクステンションはフォームの角度、ラウンドの統一感、ハイポイントの位置と表面の滑らかさと厚み。

・ジェルフレンチカラーリングはスマイルラインの統一感と鮮明さ。

・ジェルグラデーションはムラがなく自然なフリーエッジが透けないようにグラデーションを施します。
*カラージェルはモデルさんのフリーエッジの色の濃さに合わせて選ぶのが良いです。

 

まず初めに簡単な手順をご紹介させて頂きます♪

中級第二課題手順

♦手指消毒 自分の手の後にモデルの手

♦ジェルオフをする→表面を削り、アルミでアセトンを含ませたコットンを巻く(5本)

♦ポリッシュオフをする→リムーバーを染み込ませたコットンでオフをする(5本)

♦ジェルが溶けたらスティックかメタルプッシャーでオフをする(5本)

♦キューティクル際の取り残しが気になる場合やキューティクルが気になる場合はメタルプッシャーでオフをする(10本)

♦イクステンションの指のフリーエッジを短くカットする→ファイリング(1本)

♦100Gもしくは180Gのバッファーでサンディングをする(10本)

♦フォームをはめ、アプリケーションをする

♦削ってイクステンションの指を仕上げる

♦グラデーションの指のベースコートを塗る(4本)

♦フレンチの指のベースコートを塗る(5本)

♦グラデーションを仕上げる

♦フレンチを仕上げる

※グラデーションを作りながら交互にフレンチをつくっていっても良い。

♦トップジェルを塗布する

♦はみ出し等を最終チェックする

 


◆手指消毒


第二課題も必ず手指消毒からスタートします。

第一課題同様にコットンに消毒液を含ませ、自身の両方の手のひら、手の甲、指間、指先までしっかりと拭き取ります。(擦式清拭消毒)

次に、新しいコットンに消毒液を含ませ、モデルの両手も同様に拭き取ります。

◆右手ジェルオフ①


モデル右手のジェル表面を粗めのウォッシャブルファイル(180G)で万遍なく傷をつけ、
爪の大きさに合わせたコットンにアセトンを含ませ爪上に乗せ、
アセトンが揮発しないようにアルミホイルをぴったりと巻きます。
(表面を削る際に、ネイルマシーンの使用可)

<<ワンポイントアドバイス>>
新しいファイルを使用する際は必ず面取りしているか確認しましょう。

ファイルの角が残っていると皮膚に当たった時に出血の原因になります。

面取りは使い古しのファイルを使用し、新しいファイルの角の部分を削るとよいでしょう。

 


◆左手ポリッシュオフ


右手のジェルネイルのオフを待つ間に、左手のポリッシュをオフしていきます。

新しいコットンにポリッシュリムーバーをたっぷり含ませ、ポリッシュをオフします。

その際にエッジ(爪の先端)や、爪と爪横の皮膚との際に残ったポリッシュは、
ウッドスティックに薄くコットンを巻きつけたものにリムーバーを含ませ、取り残しのないように綺麗にオフします。

<<やりがち?NGポイント>>
オフの際、コットンをネイルプレートの上に置いて溶けるのを待つやり方(通称“湿布”と呼ばれる)は行ってはいけません。
長時間ポリッシュリムーバーをネイルプレートに触れさせておくと、ネイルプレートの水分と油分が奪われダメージの原因となるため禁止事項となっています。

 


◆左手サンディング


180Gのスポンジファイルでネイルプレートの表面を満遍なく傷を付けます。

サンディングをきちんとしないとジェルとの密着が悪く、浮きの原因になるのできちんと行ないましょう。

◆右手ジェルオフ②


アルミホイルを剥がしジェルが溶けているか確認をします。

溶けていたらウッドスティックでジェルを軽い力でネイルプレートから剥がします。

ネイルプレート横の皮膚とネイルプレートの間にジェルが入ってとれにくい場合はメタルプッシャーを使用しても良いでしょう。

ジェルが完全に取れるまでジェルオフ①、②を繰り返し行います。

◆右手サンディング


左手同様、180Gのスポンジファイルでネイルプレート全体に軽く傷をつけます。

キューティクル際までしっかりと行ないましょう。

この時点で長さ出しをする右手中指のフリーエッジ(白く伸びた爪部分)をエメリーボードで短めに整えます。
※長い場合はネイルニッパーでカットします。

◆水分油分除去

余分な水分、油分を除去するために10本全てのネイルプレートにプレプライマーをさっと塗布します。

消毒用エタノールまたは専用溶剤を含ませたワイプでネイルプレートを拭いて、水分や油分を除去する事もできます。
 

◆ジェルイクステンション(右手中指)フォーム装着

事前にモデルのイエローラインに合わせて準備してあるフォームに、再度Cカーブスティックを使いカーブをしっかりつけたら、モデルの中指に真っすぐはめていきます。
横からも確認をして下がりすぎず上がりすぎず、ネイルプレートのカーブに沿って付けるのが理想的です。

またフォームを装着した際、先端から形を確認する時に、左右対称のカーブになっていると綺麗に仕上がります。

<<ワンポイントアドバイス!>>

フォームの事前準備はフォームカット~カーブづけまで可能です。

また、フォーム装着時の真っ直ぐがわからなくなることもあります。

その際には、ウッドスティックで指の根元から先端までの真っ直ぐを測り調整してみましょう。

◆ジェルイクステンション(右手中指)ジェル塗布①

長さ出しができる専用のビルダージェルを使用し、長さを出していきます。
作りたい長さを考え、完成時のハイポイントになる位置あたりから、フォーム上の長さを出したいところまで薄くビルダージェルを塗布します。
薄くビルダージェルを先に塗布することでガイドラインとなり、この後のビルダ-ジェルがレベリングしやすくなります。
次に、ブラシにやや多めにビルダージェルを取り、フォーム上の長さを出したい箇所に塗布します。
モデルのネイルプレートの厚さと同じ程度の厚さにします。ストレスポイント付近の塗り漏れがないように塗布しましょう。
フォーム上のジェルの形が綺麗に整ったら仮硬化をします。(目安:UV 20秒前後、LED 5秒前後)
※最適な仮硬化時間は、ライトのメーカーにもよりますのでご自身で最適な時間を調整します。

◆ジェルイクステンション(右手中指)ピンチ①

仮硬化した中指をライトから出し、モデルのネイルプレートのストレスポイント付近を自身の親指の腹で内側に押し込み(ピンチング)、爪幅をシャープに整え、すぐに硬化します。(本硬化)
◆左手ベースジェル塗布(親指以外)

右手の硬化の間に左手を進めます。
左手親指以外の4本にベースジェルを塗布します。
まず、エッジ(爪先端の厚みの部分)4本にベースジェルを塗布した後、ネイルプレート表面にも塗布します。
ネイルプレート中央から、徐々にキューティクル側へ塗っていきます。
ネイルプレートのサイドを塗るときはスキンダウン(モデルの肌をブラシを持たない手の指で下げること)をしながら塗ります。
4本塗布が終わったら、横から見て先端にジェルの溜りがないか、また真上からみてジェルが均一の厚さで塗れているのか確認します。
先端にジェルの溜りがある場合は、ブラシの角を使い、爪先の不要なジェルを斜めに削ぎ落として、レべリング(ジェルが自然になめらなにぷるんとなること)を待ちます。

均一にベースジェルが塗布できたら、ライトに入れて規定の時間数硬化します。

◆ジェルイクステンション(右手中指)ジェル塗布②

左手の硬化の間に右手を進めます。
右手中指のキューティクル側からフォーム上に乗せたジェルの先端まで全体にビルダージェルを塗布したら、今度は横から見てハイポイントの位置を確認します。
ブラシにやや多めにビルダージェルをとり、キューティクル側から先端まで、ネイルプレートの縦の中心にビルダージェルを垂らしていきます。
ハイポイントの位置で一度ブラシを留めて、やや多めにジェルを垂らすとハイポイントに高さが出て美しいフォルムになります。
ジェルがレベリングするのを待ち、凸凹があるようならブラシの角でジェル表面を軽い力で触り整えます。再度横から見て、ハイポイントがきちんと作れていることを確認して仮硬化します。(UV 20秒程度、LED 5秒程度)
ハイポイントが足りない場合は、仮硬化前に一度ビルダージェルを足して、きんとハイポイントを作ってから仮硬化しましょう。

 

<<ワンポイントアドバイス!>>

ハイポイントの位置を筆でうまく調整できない時は、モデルの手の平を上になるようにひっくり返し、レベリングを利用し重力でビルダージェルがハイポイントの位置に流れてくるまで待ちます。

理想のハイポイントの位置にジェルが動いたら、即ライトに入れて仮硬化します。


◆ジェルイクステンション(右手中指)ピンチ②


仮硬化した中指をライトから出し、ここでフォームを外し、モデルのネイルプレートのストレスポイント付近を自身の親指外側で内側に押し込み(ピンチング)、爪幅をシャープに整え、すぐに硬化します。(本硬化)

ピンチを入れた後、時間が経つとすぐにピンチが元に戻ってしまうので、即ライトに入れてもらうようにしましょう。

◆左手ベースジェル塗布(親指)


右手の硬化の間に左手を進めます。左手親指に、他の4本同様にベースジェルをエッジ、ネイルプレート表面の順で塗布します。

こちらも横、真上から確認後、硬化します。

◆ジェルイクステンション(右手中指)削り


ワイプにジェルクリーナーを染み込ませ表面の未硬化ジェルをふき取ります。

次に、長さを出したビルダージェル部分を180Gのウォッシャブルファイルで整えていきます。

まず先端をおおまかに削り、サイドライン、サイドストレートを整えたら、表面のボコボコしているところを中心に軽い力で整えます。

全体的に凸凹がなめらかになったら、先端をラウンドにし、スポンジバフをネイルプレート表面全体に軽くかけてさらになめらかにしましょう。

バリがあるようなら、モデルの手を返し、取り去ります。

最後にダストブラシでダストを綺麗にオフします。

<<ワンポイントアドバイス!>>
未硬化ジェルをふき取る際にコットンを使用してはいけません。

なぜなら、コットンの繊維が付着してしまう恐れがあるからです。

コットンはトップジェルを仕上げた後の拭き取りにのみ使用します。

また、右手の中指を削っている間は、左手にダストが付かないようにライトの中に入れたままにするか、右手から少し離しておいてもらうと良いでしょう。

 

◆右手中指・親指以外ベースジェル


右手人差し指、薬指、小指の3本に、左手同様にベースジェルをエッジ、表面の順で塗布し硬化します。

<<ライトへの指の入れ方>>

ジェルを硬化するライトには大きく分けてLEDとUVの2種類があります。

LEDライトは光が直線にしか進まず、親指に光が当たりにくため、小指~人差し指の4本と、親指1本の2回に分けて硬化が必須です。

UVライトの場合は、5本同時硬化が可能ですが、親指のジェルがサイドに流れてしまう可能性があるため、LEDライト同様に2回に分けて硬化した方が美しく仕上がるでしょう。

 


◆左手ジェルフレンチカラーリング①(親指以外)


アンギュラー筆(平筆でも可)の片面にフレンチラインが薄く描ける程度の量のジェルを取り、フレンチの形に塗っていきます。

4本にジェルが塗布できたらモデルの手を返し、逆側からフレンチラインを確認し、左右対称なのか、統一感があるのか確認します。
歪みがある場合はここで修正します。

また必ず最後に横から見て、先端にジェルの溜りがないのか確認して硬化します。

ジェルフレンチカラ―リングはラインの幅・深さの均一さ、ムラ、先端の溜まりの無さ、5本の指の統一感が重視されます。

<<ワンポイントアドバイス!>>
Cカーブが深いモデルさんはフレンチのラインは深く、フリーエッジが長いモデルさんは幅を太めにするとバランスが取りやすいでしょう。

◆右手親指ベースジェル


右手親指にも同様にベースジェルをエッジ、表面の順で塗布し硬化します。

◆左手ジェルフレンチカラーリング①(親指)

親指も他の4本の指のラインに合わせて、フレンチの形にジェルをのせていきます。
同様に、モデルの手を返し、左右対称を確認しましょう。
また、他の4本の指と統一感があるのかも確認します。

ラインが整ったら硬化します。

<<ワンポイントアドバイス!>>

フレンチラインはネイルプレートの中心がズレると綺麗に仕上がりません。

ラインを取ったら必ず手を返して確認をしましょう。

 

◆右手カラーグラデーション①(3本)

平筆を使用し、ネイルプレートの先端から3分の1程度のところまでピンクのジェルを薄く乗せます。
カラージェルを乗せた境目をブラシの角を使いぼかします。
カラージェルの量が多いと綺麗にぼかすことができないので、注意します。
カラーの境目が綺麗にぼかせているか、また先端にジェルの溜りがないのか確認して硬化します。
◆左手ジェルフレンチカラーリング②(親指以外)

1度目よりやや多めにブラシにジェルを取り、フレンチラインのガタつき、色ムラを修正しながら塗っていきます。

4本塗布したら、必ずモデルの手を返し、逆から確認しラインが左右対称か確認し、先端のジェル溜りがないのかも確認して硬化します。

◆右手カラーグラデーション①(親指)


他の指同様に、ピンクのジェルを薄く乗せ、境目をきれいにぼかし硬化します。
◆左手ジェルフレンチカラーリング②(親指)

他の指同様に、やや多めのジェルをブラシにとりラインを修正しながら塗布し、手を返し確認後、硬化します。
◆右手カラーグラデーション②(3本)

1回目に塗った箇所よりキューティクル側(先端から2/3程度)にピンクジェルを薄く塗布し、ジェルの境目を同様にぼかします。
3本のバランスを見て、グラデーションの深さ、色ムラ、先端の溜りなどが無いよう確認して硬化します。
◆左手トップジェル(親指以外)


親指以外にトップジェルを塗り、横からハイポイントの高さ、先端に溜りがないことなどを確認して硬化します。

 

<<ワンポイントアドバイス!>>

トップジェルはより輝くトップジェルを使用しましょう。

UVライトを使用の場合はハーモニーの「ジェリッシュ」、LEDライトを使用する場合はプリジェルの「キャンジェル」がオススメです。

*ノンワイプのジェルを使用した場合も最後に表面をジェルクリーナーを染み込ませたコットンで拭き取ります。

◆右手カラーグラデーション②(親指)

他の3本同様に、1回目に塗った箇所よりキューティクル側(先端から2/3程度)にピンクジェルを薄く塗布し、ジェルの境目を同様にぼかします。

グラデーションの深さ、色ムラ、先端のジェル溜りなどを確認後硬化します。

◆左手トップジェル(親指)


親指にも同様にトップジェルを塗り、横から確認後硬化します。
◆右手トップジェル(親指以外)
親指以外にトップジェルを塗り(長さ出しをした中指も含む)、横からハイポイントの高さ、先端に溜りがないことなどを確認して硬化します。
◆左手未硬化ジェル拭き取り

コットンにクレンザー、またはエタノールを含ませ、未硬化ジェルを拭き取ります。
◆右手トップジェル(親指)

親指にも同様にトップジェルを塗り、横から確認後硬化します。
◆右手未硬化ジェル拭き取り

コットンにクレンザー、またはエタノールを含ませ、未硬化ジェルを拭き取ります。

 

<<ワンポイントアドバイス!>>
ジェルには指定商品があります。事前にコチラより確認しましょう。 
指定商品詳細は>こちらのページで確認できます
<<ワンポイントアドバイス>>

モデルさんのネイルプレートが反り爪の場合、先端にジェルがたまりやすくなるので注意が必要です。

その場合事前に先端の反りをなめらかにするかベースジェルで埋めておくとカラージェルが塗布しやすくなります。

Cカーブが深いモデルさんの場合はサラサラのジェルだとサイドに流れやすいので、少し粘度のあるものを使用しましょう。

 


◆最終チェック

ジェルネイル検定中級


最後に全体のチェックをします。

はみ出し、バリの有無、拭き残しなどがないか隅々まで確認します。
その際に、自身の指にもジェルなどががついていないか確認すると良いでしょう。
クレンザーなどの溶剤の蓋の閉め忘れが意外と多いので気をつけます。
また、テーブルの上もゴミやファイルなどが散乱していないよう、綺麗に片付けましょう。

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