目指せネイリスト検定1級合格!仕込みから実技手順詳細まで徹底解説☆
ネイリスト検定1級はプロネイリストとして最上級の技術を持つ証!
実技手順と詳細を詳しくまとめています!
ネイル検定1級では、ネイルイクステンション、ミックスメディアアートの技術を行います。
この記事はネイリスト検定1級絶対合格するためのポイント[まとめ]の続きです。
ネイリスト検定1級|実技試験の流れ
まずは簡単に手順をご紹介します♪
ネイリスト検定1級|事前仕込みの方法
ネイル検定1級の事前仕込みの仕方をレクチャーします!
当日ネイルの施術がスムーズに進む仕込みの方法を詳しく解説しています!
リペア
◇亀裂がある場合
亀裂が入った付近にプレプライマーを塗り、水分や油分を除去します。※プラクティスハンドでの受験の場合は行わなくてもよい
亀裂を少し開いて埋めるように、ネイル専用のグルーを塗ります。
ネイルグルーが乾いたら、スポンジバッファーでグルーの凹凸を滑らかにします。
ネイル検定1級の試験中は仕上がりに問題がなければオフをしなくても大丈夫です。
ハーフチップ
◇ハーフチップを削ります
チップ&オーバーレイ用のハーフチップのサイドを薄く削ります。
幅が大きい場合は幅も整えましょう。
折れないように専用のケースかジップロックのような袋に入れておくと良いでしょう。
アート用チップ
◇アート用チップ合わせ
ハンドモデルさんのネイルプレートの幅に合わせ予備も含めて2枚準備します。
長さは切らずそのままの状態でチップの裏に両面テープを貼ります。
ハンドモデルさんネイルプレートによってカーブの仕方が違いますのでネイルプレートのカーブに合ったチップを選びます。
ネイルケア
◇ケアをします
ネイル検定1級は事前のケアが可能です。
前日にケアをやりすぎてしまうと当日に誤ってファイルを当ててしまった際に出血の原因になりますのでキューティクルの切りすぎには注意しましょう。
フォーム
◇フォームをカットします
指定の指のフォームを5枚+予備1枚ずつの計10枚(2セット)準備します。
時間があれば念の為、試験当日もフォームが合っているかどうかを確認しましょう。
あまりにもフォームを触ってしまうと粘着が悪くなりますのでベタベタ触らないようにします。
カットしたフォームはチップと同様に専用のケースかジップロックのような袋に入れておくと良いでしょう。
ただ袋の場合、フォームにつけたカーブがとれてしまう事もある為ケースがあるならケ―スに入れる事をおすすめ致します。
ウッドスティック
◇ウッドスティック削り
練習している時に、アクリルを外したりしてウッドスティックの先に付くことがあります。
もし付いていたり汚れがある場合はバフかファイルで削りきれいにして会場に持っていきましょう。
ネイル道具の掃除
◇道具
ネイリスト検定1級の練習をしているとアクリルを削るので、道具にかなりダストがたまります。
実際試験に持っていく道具は事前に必ずダスト、汚れなどを綺麗にし、清潔な状態にしましょう。
道具用トレーも隅々まで綺麗にします。
また、事前に必ずネイリスト検定試験に必要な道具が全て揃っているのか確認します。
品名ラベルを必ず貼る品目を要項で確認して準備しましょう。
不足があったら、早めに問屋などで購入してください。
ネイリスト検定1級|実技試験の手順詳細
ネイル検定1級の手順の詳細です!
施術のコツとチェックポイントを解説していきます!
手指消毒
コットンに消毒液を含ませ、自身の両方の手のひら、手の甲、指間、指先までしっかりと拭き取ります。(*察式清拭消毒)次に、新しいコットンに消毒液を含ませ、モデルの両手も同様に拭き取ります。
*手指消毒はあらゆる感染病対策の基本です。
手指に付着している病原微生物を除去し、感染力をなくすことは安全なネイルサービスに最も重要です。
察式清拭消毒をマスターしましょう。
サンディング
ネイルプレートを180Gのファイルでツヤがなくなる程度に表面をサンディングします。
バリが出た場合は手を返して爪を支えながらバフで優しく取ります。
また、爪全体にムラなくサンディングをしないと浮きの原因になります。
サンディングをする際に使用するファイルは新品の物で行います。
油分除去
プレプライマーをネイルプレート全体に塗ります。
※プラクティスハンドでの受験の場合は行わなくてもよい
チップ装着
指定の指にハーフチップの先端を持ってバブルが入らないようにネイルプレートの角度に合わせて真っすぐ接着します。
接着面は爪の先端から1mm~2mm程度です。
チップを装着する時に指の根元からネイルプレートの先端にウッドスティックなどを合わせて真っすぐを確認します。
チップを装着したら手を返して再度、真っすぐかどうかを確認します。
この時、グルーの量はバブルが入らないようにたっぷり目に塗布します。
チップカット
グルーが乾いたら180Gのファイルでネイルプレートとの境目を段差がないように削ります。
チップ装着後、イエローラインから7mm程度のところでカットします。
フリーエッジの仕上がりの長さは5mm~10mmに変更になりました。
チップオーバーレイのアウトライン
先端→サイドライン→サイドストレートの順に削り、Cカーブが30%の状態になるように仕上げます。
特にサイドラインを削る際には、チップと爪の装着部分周辺がなくならないように確認しながら注意して削ります。
チップオーバーレイの指にプライマー
ネイルブラシでダストオフをしたらネイルプレート部分にプライマーを塗布します。
※プラクティスハンドでの受験の場合は行わなくてもよい。
チップオーバレイ2本アプリケーション
チップの上にリキッドを薄く塗り(リキッドタッチ)、ミクスチュアの滑りを良くして、1ボール目のナチュラルを乗せます。
チップオーバーレイはチップの厚さがすでにあるので、ナチュラルスカルプチュアの1ボール目よりも少なく取ります。(厚さを他の指と揃えるため)
2ボール、3ボールとのせて形を整えます。
サイドや裏にミクスチュアが漏れやすいので、漏れた場合はウッドスティックでしっかり除去します。
ウッドスティックを使う際、先端にエタノールが付いているので一度、ペーパーなどで拭いてから使いましょう。
*指を少し立ててのせると流れるのを防ぐことができます。
*3ボール目は固めのミクスチュアだと浮きの原因になりますので気を付けましょう。
オーバーレイのピンチ・ナチュラルスカルプチュアのフォーム装着
オーバーレイが硬化のタイミングになっていたら、ここでピンチを入れます。
チップオーバーレイはピンチが戻りやすいのでしっかりピンチを入れましょう。
もしまだ柔らかいようなら、先にスカルプチュアの指にフォームを装着します。
フォームは横からみて下がりすぎたり、上がりすぎたりしていないか確認します。
手を返して、指に対して真っすぐ装着できているのかも確認します。
装着したらCカーブスティックを使ってフォームのカーブを整えます。
ナチュスカ中指アプリケーション
チップオーバーレイの時よりも大きめに1ボール目をとります。
1ボール目の形を整たら2ボール目、でハイポイントを意識しながら形成していきます。
3ボール目は、キューティクル際が厚くならないように注意しましょう。
足りないところがある場合はピンチを入れてから足します。
薬指アプリケーション
中指同様に行います。
3ボール目までのせたら、中指の硬化を確認し、中指のピンチを入れましょう。
ピンチのタイミングが早いようなら次の指にいくか中指が完全に固まる前にある程度アウトラインを取ると時間短縮になります。
人差し指アプリケーション
同様に行います。(順番は自分がやりやすい順番で行いましょう)
3ボール目までのせたら、薬指の硬化を確認し、ピンチを入れましょう。
アプリケーションの段階でハイポイントの位置をしっかりと揃えましょう。
小指アプリケーション
同様に行います。
3ボール目までのせたら、前の指の硬化を確認しピンチを入れます。
親指アプリケーション
同様に行います。
ハイポイント、形など統一感を意識して行いましょう。
3ボール目までのせたら前の指のピンチを行ないます。
全体アウトライン削り
まず、全体の長さを整えます。
次に、150Gのウォッシャブルファイルで、全体のアウトラインを整えます。
Cカーブも確認しながら行います。
全体表面削り
180Gのウォッシャブルファイルで、表面全体を整えます。
横から見てどこを削るのか確認してから削ります。
7本のハイポイントの位置が揃うようにしましょう。
キューティクル際は皮膚を傷つけやすいので丁寧にゆっくり行います。
ファイルをかける時は必ずファイルブロックをしながら削ります。
表面が削れたら、手を返して確認をして先端とアウトラインを真っすぐ削り直し、スクエアオフをとります。
チップオーバーレイ磨き
時間があれば、100Gのバフ(しっかり削れるので一方方向に動かす)、180Gバフ(往復がけ)、220Gバフ、(往復がけ)、280Gバフ(往復がけ)となるが、時間がなければ、180Gウォッシャブルファイルの後、180Gバフ、280Gバフをかけてシャイナーで磨きます。
バフは、圧をかけすぎずバッファーの面が表面にしっかりあたるように使用しましょう。
アートの指にチップ装着
チップオーバーレイの磨きを先に行い、終わったらダストオフをし、事前に合わせて置いたフルチップをネイルプレートに装着し、他の指の長さと揃えます。
形をスクエアオフに整えます。
アートチップにポリッシュ塗布
ポリッシュを塗布します。
できれば一度塗りで綺麗にムラなく塗れるポリッシュを選びましょう。
例:細かい粒子の入っているゴールドなど。
スカルプチュア磨き
スカルプチュアの指を磨いている間に1度目が乾いたら、2度目のカラーポリッシュを塗布し乾かします。
ハイシャインの裏は、圧をかけて磨いた方が輝きます。
最後にシャイナーを圧をかけながら磨きます。
ダストオフ
最後に、フィンガーボールにつけてダストブラシでダストオフを行ないます。
ウェットティッシュで拭き取ってもOK。
3Dアートを作成
フォームのつるつるした面の紙を使用して3Dアートを形成します。
3Dアートの大きさは直径2cm程度までです。
毎回テーマが発表されますがそのメインアートは3Dで作成します。
フラットアート
3Dアートを硬化している間にフラットアートを施します。
絵の具はアートをする直前でも事前審査前に準備していてもどちらでも大丈夫です。
準備しておく際には乾かないように蓋つきの容器に絵具を出しておきましょう。
エンボスアート
絵の具が乾いたら直接アートを施します。
ラメ、ラインストーン等も使用可です。使用する事でとても華やかな仕上がりになります。
①3Dアート+フラットアート
②3Dアート+エンボスアート
③3Dアート+フラットアート+エンボスアート
といった3Dと何かを合わせて施すアートの事です。
3Dアートを接着
クリアのパウダーで土台を作りそこに作成した3Dパーツをバランスを見ながら接着する。
クリアパウダーが緩すぎると他のアートに流れてしまうので少し固めに取ると良いでしょう。
最終チェック
全体のフォルム、ダストなどはないか?全面が輝いているか?などを確認します。
ダストオフ
指についたダストを落とします。
時間に余裕があればフィンガーボールにお湯を入れてダストブラシを使いながら洗い流します。
ガーゼで取りきれなかったダストを取ったら完成です。
もし時間がないようならオイルや保湿成分が入っていないウェットティッシュでダストを拭き取ります。
*審査(約40分)
試験時間がとにかく長い為、手が冷たくなるハンドモデルさんが多いのでホッカイロや小さい座布団を持っていってあげるとい良いです。
お尻の下に貼らないホッカイロを置くだけでも体が温まりやすいです。
会場が寒いとミクスチュアが固まりにくいのでいつもとピンチのタイミングが変わってしまうので寒い状況でも練習をしておくと心強いと思います。
検定試験合格は
ネイルスクールCin-Cia
通しデモや動画レッスンなど多くのサポートで検定試験合格に導きます
※上記すべての内容は一例であり、余儀なく変更する場合があります。詳細は必ず最新の試験要項をご確認ください。また、試験はご自身の責任においてご受験ください。当サイト記載内容に関して、合否の責任は一切負い兼ねます。