ネイルチップの作り方とは?初心者向けの塗り方と上手に作るコツ
「ジェルネイルを始めたいけれど自爪を傷めないか不安…」
「仕事でネイルはできないけれど、休日は華やかなネイルを楽しみたい!」
ネイル初心者にぴったりのアイテムといえば、ネイルチップです。
バラエティショップや100均でも可愛らしいデザインが多数販売されています。
しかし、自分の爪にぴったりのサイズで理想のデザインを追求するなら、市販のネイルチップでは物足りなさを感じるでしょう。
そこで今回はオリジナルネイルチップの作り方を初心者向けに解説します。
ネイルチップは初心者でも作れる?
ネイルチップは初心者でも作ることができます。
初めてジェルネイルをする人は、ネイルチップ作成から始めることがおすすめです。
自爪にネイルをするよりも、比較的低リスクで筆の取り扱いやアートのコツを身につけられるでしょう。
ネイルチップ作成に必要な道具のなかには、日用品で代用できるものも多々あります。
まずは手頃なアイテムを用意して、徐々にジェルネイルの上達を目指しましょう。
ネイルチップの形の種類
自爪が短い人でも、ネイルチップなら好きな形を楽しめます。
人気の5タイプをご紹介するため、理想の形を探してみてください。
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オーバル
指を長くきれいに見せたい人はオーバルタイプが適しています。
上品で女性らしいデザインに特に良く合う形です。
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ラウンド
自爪と同じようなナチュラルな形にしたい人はラウンド型がおすすめです。
ほかの形状よりもやや短めのチップが多く、衝撃を受けても剥がれにくい点がメリットです。
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スクエア
クールな指先にしたい人はスクエア型のネイルチップがぴったりです。
角が鋭利になっているため、肌を引っ掻かないように気をつけましょう。
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スクエアオフ
スクエアオフ型はクールかつ取り扱いやすい点が魅力的。
かっこいいデザインからかわいらしいデザインまで、幅広く似合う形状です。
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ポイント
シャープで細長い指先にしたい人はポイント型がおすすめです。
自爪では耐久性に欠けるため、ネイルチップで取り入れてみると良いでしょう。
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ネイルチップを作る前に【準備するもの】
ネイルチップはマニキュアでも製作可能ですが、今回はジェルネイルを使ってネイルチップを作成するときに必要なアイテムをご紹介します。
ネイルチップ・チップスタンド・両面テープ
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ネイルチップ用のスタンドは、「5本連結タイプ」と「1本ずつ独立したタイプ」の2種類があります。
全体のベースカラーを統一する場合は連結タイプ、統一しない場合は独立タイプを選ぶと使い勝手が良いでしょう。
また、ネイルチップスタンドの手持ち部分(ネック)が長い製品は、細かいネイルアートが施しやすくなります。
ネイルファイル
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先端のバリと呼ばれる突起部分は、必ず処理が必要なパーツです。
スポンジバッファーで処理できるため、サンディングと同時にバリも削り落としましょう。
アクリルファイルは横幅がぴったり合わない場合や、長さを調節したい場合に限り用意して活用してください。
エタノール・ワイプ
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サンディング前に、エタノールとワイプを使ってネイルチップ表面を拭き取ります。
ワイプが手元にない場合は、キッチンペーパーの代用も可能です。
ジェル・硬化用ライト
《初心者に必要なジェル》
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どんなアートをする場合でも上記3点は最低限用意しましょう。
立体ネイル用のハードジェルやアートに適したミキシングジェルは、やや上級者向けです。
《ライトの種類》
UVライト |
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LEDライト |
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UV/LEDライト |
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硬化用ライトは主に上記の3種類から検討できます。
これから購入を検討している人は、現在主流のUV/LEDライトがおすすめです。
アート筆
ラウンド筆 |
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スクエア筆 |
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アート筆(細筆) |
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ショートラウンド筆 |
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アート筆にはさまざまな種類がありますが、初心者は上記4点のネイル筆があれば十分でしょう。
セット商品を購入して筆を使い分けると、ジェルネイルの上達にも繋がります。
もしネイルチップ用に1本だけ購入するのであれば、スクエア筆がおすすめです。
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ネイルチップの作り方【手順】
ネイルチップの作り方の手順を解説します。
1:ネイルチップの表面を削る
カラージェルとの密着度を高めるために、ネイルチップもサンディングしましょう。
表面の艶がなくなる程度にスポンジバッファーで傷をつけることが目安です。
2:エタノールで拭き取る
サンディングで出たダストや、チップ表面を手で触った際に付着した油分を拭き取ります。
エタノールをワイプに染み込ませ、すべてのチップを清潔な状態にしましょう。
3:カラージェルを塗布
ベースジェルを硬化させたら、カラージェルを塗布します。
塗る直前にジェルを撹拌させて2度塗りすれば、ムラのないきれいなネイルが仕上がります。
単色塗りの場合はこのままトップジェルの工程に移りましょう。
4:アート・パーツを乗せる
デザインにこだわって作りたい場合は、ネイルアートに挑戦しましょう。
ミラーパウダーを使用したミラーネイルやラメを使用したグラデーションネイルは初心者にもおすすめです。
パーツはクリアジェルで固定できますが、サイズによっては強度が足りないこともあります。
大きなパーツを付けたい場合は、粘度の高いビジュージェルやビルダージェルの購入を検討しましょう。
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5:トップジェルでコーティング
アートが完成したら、トップジェルを塗って全体を硬化します。
ただし、パーツを付けている場合は本来の輝きを活かすように、周辺のみ塗り込みましょう。
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6:先端のバリを削り整えたら完成
最後に先端のバリをスポンジバッファーで削って完成です。
先端をきれいに仕上げるためには、事前にある程度バリは削っておいてから最後に調整すると良いでしょう。
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ネイルチップを上手に作るコツ
- 自爪の横幅にぴったり合わせる
- 適切な筆を使用する
- ジェルを塗布した後、10秒程度間隔をあけてから硬化する
ネイルチップを自爪のようにみせるため、横幅は自分の爪幅にぴったり合う形に整えましょう。
アートを施す際は細筆、ジェルの塗布後はセルフレベリングの時間を設けると、より美しい見た目に仕上がります。
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ネイルチップを作る際の注意点
- 筆はジェルを替える度にキッチンペーパーで拭き取る
- ライトの近くに使用中のジェルや筆を置かない
- ジェルの蓋はこまめに閉じる
ジェル同士の混合を防ぐため、毎回の拭き取りが重要です。
ライトは周辺に置いたものまで硬化するため、周囲の環境にも配慮しましょう。
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ネイルチップの保管方法
長時間日の当たる場所に置いていると、日焼けして変色することがあります。
ネイルチップは日陰に置き、ホコリが入らないようにケースに入れて保管すると良いでしょう。
また、台紙に両面テープを貼って保存するとチップ同士が干渉せず、傷がつきません。
ネイルチップの作り方に関するよくある質問
こちらでは、ネイルチップに関するよくある質問に加え、チップを長く使うためのポイントを解説します。
ネイルチップは水に濡れても大丈夫?
ネイルチップ自体は水に濡れても問題ありません。
しかし、両面テープや粘着グミは水に弱く、チップを落としてしまう可能性があります。
海やプールなど、水辺のレジャーを楽しみたい場合は、ネイルグルーでの装着を検討しましょう。
ネイルチップは何日くらい使える?
ネイルチップの使用期限は自爪に装着するアイテムによって異なります。
・チップ専用両面テープ・粘着グミ:ネイルチップが劣化・紛失するまで使用可能 ・ネイルグルー:1日のみ |
粘着グミや両面テープを使用する場合、1日ごとの付け替えで繰り返し使用可能です。
使用後は毎回接着部分を清潔に保つことで、劣化を防いでより長く使用できるでしょう。ただし、ネイルグルーはリムーバーを使ってオフするため、再利用はできません。
密着度は最も高いアイテムですが、何度も繰り返し使用したい場合は粘着グミがおすすめです。
なお、接着方法を問わず、ネイルチップは毎日取り外す必要があります。
指先の衛生状態を守るためにも、連日続けての使用は避けてください。
ネイルチップのメリット・デメリットは?
《ネイルチップのメリット》
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一番の魅力は、なんといっても1日限定で付け替えができることです。
仕事柄ジェルネイルができない人も、ネイルチップなら休日限定で好きなデザインを楽しめます。
その日のファッションに合わせて付け替えられるため、爪を含めたトータルコーディネートが可能になるでしょう。
《ネイルチップのデメリット》
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多くのセルフネイラーを悩ませるポイントは、チップが剥がれることです。
両面テープは特に剥がれやすいため、手洗いの度に貼り替えるようにして落とすリスクを低減すると良いでしょう。
また、無理やりチップを剥がそうとすると、自爪の表面を傷めてしまうこともあります。
1日の終わりには、お湯でふやかしてからやさしく剥がしてください。
ネイルチップの作り方を覚えてセルフネイルを始めてみよう!
ネイルチップの作り方を覚えると、ファッションの楽しみが広がります。
安全面の不安も少なく、自爪を健康に保ちながら付け替えできる点も魅力です。
まずはネイルチップから、セルフネイルを始めてみてはいかがでしょうか。
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