自宅で簡単なジェルネイルの落とし方!オフの手順とケア方法を紹介
美しさが長持ちするジェルネイルですが、爪の健康のためには3〜4週間で落とさなくてはいけません。
しかし、多忙や金銭的な事情などでネイルサロンに行けないことがあるかもしれません。
「セルフでどうにかならないの?」と思っている方は安心してください。
必要な道具を揃えて正しい手順で行えば、セルフでもジェルネイルのオフは可能です。
今回は、ジェルネイルの落とし方を手順ごとに解説していきます。
ジェルネイルの落とし方【必要な物】
ジェルネイルの落とす際に必要なアイテムは以下の5つです。
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いずれも100均でも購入可能です。それぞれ詳しく解説していきます。
ネイルファイル(爪やすり)
ジェルネイルを落とす際に必要なアイテム1つ目は、100〜180グリット程度のネイルファイル(爪やすり)です。
ジェルネイルを落とすときは、ネイルファイルで表面を削ってジェルリムーバーが染み込みやすくします。
またオフ後に自爪の長さや形を整えたり、表面を磨いたりする際にもネイルファイルが必要です。
自爪の長さや形を整えるときは同じく100〜180グリットのエメリーボード(ネイルファイル)を、表面を磨くときは240グリッド程度のスポンジファイルを使うとよいでしょう。
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アセトン(ジェルリムーバー)
ジェルネイルを落とす際に必ず必要なのが、アセトン入りのジェルリムーバーです。
「ジェルネイル用」と書いてあるリムーバーを選べば間違いありません。
コットン
コットンは、リムーバーを染み込ませて爪に乗せて使用します。
ジェルネイルにリムーバーをしっかりと浸透させる役割があります。
爪に合わせて小さく切るため、コットンの大きさは問いません。
化粧水やメイク落としに使用するコットンでOKです。
アルミホイル
コットンにリムーバーを染み込ませて爪に乗せたら、上からアルミホイルで覆います。
アセトンは揮発性が高いため、アルミホイルで覆うことで揮発を防ぐ効果があります。
ウッドスティック
ウッドスティックとは、木でできた細い棒で、先端が斜めにカットされています。
ウッドスティックは、浮いてきたジェルネイルを取りのぞく際に必要です。
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ジェルネイルの落とし方【簡単手順】
ジェルネイルのオフにはコツがいりますが、手順通りに行えばセルフオフも可能です。手順通りに詳しく解説していきます。
手順1:ネイルファイルで表面を削る
まずは、ネイルファイルで表面を削ります。
あくまでもリムーバーを染み込みやすくする目的なので、表面のツヤがなくなる程度まで削れば十分です。
削り過ぎると自爪を傷つけてしまうため注意しましょう。
爪のカーブを意識しながら、まんべんなく削れば上手くいきます。
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手順2:アセトンが染み込んだコットンを爪の上に置く
小さく切ったコットンにアセトン入りのジェルリムーバーを染み込ませ、それぞれの爪の上に置いていきます。
アセトンは揮発性が高いため、コットンがひたひたになるようにたっぷりと染み込ませましょう。
手順3:指先にアルミホイルを巻く
コットンを爪の上に置いたら、上からアルミホイルを巻いて揮発を防ぎます。
ほんのわずかな隙間でも揮発の原因となるため、隙間がないようにきっちりと巻いてください。
手順4:時間を置く(10〜15分程度)
手順3の状態で10〜15分程度待ちます。
このとき、少し温めながら時間を置くことで、ジェルネイルとリムーバーがよく馴染みます。
たとえば、手袋をはめる、コタツの中に手を入れておくなどがおすすめです。
ただし、アセトンには引火性があるため、火気に近づけないように注意してください。
時間になったら1本だけアルミホイルを外して、様子を確認してみましょう。ジェルが浮いてきていたらOKです。
もしジェルが浮いていない場合は、さらに5分ほど時間を置きます。
手順5:ウッドスティックで除去する
ジェルが浮いてきたら、ウッドスティックを使ってジェルを剥がします。
1度にすべてのアルミホイルを取るとジェルが再硬化し始めるため、1本ずつ作業することをおすすめします。
手順6:爪表面と形を整える
ジェルが剥がれたら、最後に爪表面と形を整えます。
ジェルが残っている場合も、表面を磨くことできれいに除去できます。
爪の長さや形を整えるときは、どちらか一方向に向けて削りましょう。
一方向に削ることで、二枚爪や爪の割れを予防できます。
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ジェルネイルオフの注意点【NG行為】
間違った方法でセルフネイルをオフすると、自爪を傷つけてしまう可能性があります。特に以下の2点に注意しましょう。
無理やり剥がす
1つ目のNG行為は、剥がれないジェルを無理やり剥がすことです。
ジェルは爪にしっかりとくっ付いています。
爪は3層からできているため、無理やり剥がすと一番上の爪の層も一緒に剥がれてしまうケースガあります。
ジェルが剥がれない場合は、前項の「手順2」に戻ってジェルを剥がしやすくしましょう。
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強い力で削り落とす
2つ目のNG行為は、強い力で削り落とすことです。
ネイルファイルで表面を削る際に、ジェルを削り落とそうとする方がいます。
表面を削るのはリムーバーが浸透しやすくするためで、決してジェルを削り落とす目的ではありません。
ネイルファイルで表面を削る際は、やさしく丁寧に削ることを心掛けましょう。
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ジェルネイルの落とし方に失敗したら
「ジェルネイルの落とし方に失敗してしまった!」
このような場合でも、事前に対処方法を押さえておけば問題ありません。
ここでは、3つの失敗例と処置方法についてご説明します。
リムーバーを使っても爪に張り付いて落ちない!
リムーバーを使ってもジェルが落ちない場合は、表面の削り作業を再度行いましょう。
表面の削りが十分に行えていないとリムーバーが染み込みにくく、爪にジェルが密着したまま剥がれません。
焦らずに表面を削り、爪先にアルミホイルを巻いて5分程度時間を置きます。
これらの作業を繰り返し行い、少しずつジェルを除去していきましょう。
爪の表面が傷ついてしまった!
ジェルを落とす過程で爪の表面を傷つけてしまった場合は、保湿でダメージの悪化を防ぎましょう。
爪の表面を傷つけてしまう主な原因は、無理やりジェルネイルをむしり取る行為です。
ジェルネイルを落とす際は、焦らずに時間をかけ、ゆっくり優しく作業を行いましょう。
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表面を整えても凸凹している気がする!
ジェルネイルを落とした後に表面の凸凹が気になる場合は、ファイルがけを均等に行えていない可能性が高いです。
スポンジファイルで表面を整え、その後は必要以上に触れず保湿してダメージを防ぎましょう。
保湿は、ハンドクリームとネイルオイルの併用使いがおすすめです。
ハンドクリームで指先から手の甲にかけて満遍なく塗り、爪周りにネイルオイルで油分を与えます。
乾燥によるダメージから守り健康的な指先を維持するためにも、日常的なケアを心がけておくとよいでしょう。
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ジェルネイルをオフした後【ケア方法】
アセトンには爪表面の油分を奪う性質があり、ジェルネイルをオフした後は、爪や爪周りが乾燥した状態です。
続いては、ジェルネイルをオフした後に欠かせない爪周りや指先の保湿方法を紹介します。
ネイルオイルで爪周りを保湿
爪周りはネイルオイルで保湿します。ネイルオイルはさらっとしているため、奥まで浸透しやすいのが魅力です。
これから生えてくる爪の健康やささくれ予防にも効果があるため、水仕事の後、入浴後、就寝前などを狙ってしっかりと保湿しましょう。
爪表面だけでなく、爪と皮膚の境目に浸透させるように塗ると効果的です。
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ハンドクリームで指先を保湿
指先の保湿にはハンドクリームがおすすめです。ハンドクリームは揮発性が低いため、保湿効果が長時間続きます。
通常ハンドクリームは手のひらにだけ塗る方が多いと思いますが、指先や爪全体に塗り込むと効果的です。
マッサージするようにハンドクリームを塗ると、血行促進効果が得られるでしょう。
ネイルオイルを塗ったあと、ハンドクリームを使うW使いもおすすめですよ。
ジェルネイルの落とし方に関するよくある質問
最後に、ジェルネイルの落とし方に関するよくある質問に回答していきます。
ジェルネイルの落とし方はマニキュアと同じ?
ジェルネイルとマニュキュアの落とし方は異なります。
マニキュアは、リムーバーを含ませたコットンで拭き取るだけで落とせます。
一方のジェルネイルは、ネイルファイルで表面を削り、アセトンを10〜15分程度浸透させたあとで剥がします。
ジェルネイルのオフは、マニキュアと比較すると手間がかかる点がデメリットです。
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ジェルネイルは除光液で落ちる?
ジェルネイルは、アセトンが入っていない除光液では落とせません。
また、アセトンの配合量が少ない除光液でもきれいに落とせない可能性があります。
ジェルネイルは硬度が高く、マニキュア用の除光液ではアセトン濃度が足りません。
「ジェルネイル用」と記載されている除光液を選びましょう。
ジェルネイルを落とす際はネイルサロンに行くべき?
ジェルネイルのオフにはコツがいるため、ネイルサロンで落とすのが理想的です。
ネイルサロンで落とせば、自爪へのダメージを最小限に抑えられます。
ただし、今回紹介した方法で丁寧に落とせばセルフでも可能です。
忙しいときは、セルフで落とすの選択肢のひとつでしょう。
ジェルネイルの正しい落とし方を学ぶにはネイルスクールがおすすめ
ジェルネイルのオフにはコツが必要ですが、いくつかのポイントを抑えて丁寧に落とせばセルフでも問題ありません。
ただし、無理やり剥がすと自爪を傷つける可能性があるため注意しましょう。
正しいセルフネイルの知識・技術を身につけたい方は、ネイルスクールに通うのも1つの手です。
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