ジェルネイルでぷっくり厚み出し!セルフ向けのやり方とおすすめデザイン

ジェルネイルはマニキュアと異なり、ぷっくりとした立体感が出るのが魅力です。

しかし、セルフでの厚み出しは難しく、ネイルサロンのように上手く仕上がらないと悩む方もいるでしょう。

 

そこで今回は、セルフ向けの厚み出しの手順とポイントを詳しく解説します。

コツを掴めば初心者でもできるので、ぜひ挑戦してみてください。

 

ジェルネイルに厚みの基準はあるの?

ピンクのぷっくりネイルの女性の手元

ぷっくりとしたジェルネイルの厚さは0.7mm〜1.0mm程度と覚えておきましょう。

 

これはクレジットカード1枚分と同程度の厚みで、立体感のある可愛らしいネイルが完成します。

 

最近では、ナチュラル志向なトレンドに合わせてやや薄めに仕上げる人もいますが、立体ネイルやニットネイルでは上記の厚さが必要です。

また、ビジューやパーツを乗せる際は、パーツが浮かないようにジェルに埋め込むイメージで仕上げるのが理想的といえます。

 

厚みはトレンドや好みに左右されることがありますが、デザインに応じて厚さを調整すると良いでしょう。

 

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ジェルネイルをぷっくり厚み出し【やり方】

ジェルネイルを施すネイリストの手元

ジェルネイルの厚み出しは、見た目がきれいになるだけでなく強度が高まるというメリットもあります。

しかし間違った手順では、かえってネイルが剥がれやすくなってしまうこともあるので注意が必要です。

 

以下の正しい手順をおさえて、ぷっくりきれいな厚み出しを行いましょう。

 

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ベースジェルを塗布

厚み出しをする前に、まずはベースジェルを塗布します。

 

ベースジェルは爪との密着度を高める役割を持っており、ネイルを長持ちさせるために必要な工程です。

直接カラージェルを塗布すると色素沈着のような爪トラブルを起こす可能性があるため、必ずはじめにベースジェルを使用してください。

 

クリアジェルで厚みを調整

ベースジェルを硬化したら、クリアジェルで厚み出しを行います。

 

まず爪の中央にクリアジェルを落とし、爪の一番高い部分となるハイポイントを作りましょう。

このとき使用するジェルの量は、筆先にやや膨らみができる程度が目安です。

 

次にネイル用の筆を使って、中央のクリアジェルを爪の根元や先端に向かって塗り広げてください。

硬化しないまま放置するとジェルが外側に流れてしまうため、1本ずつ仮硬化するのが望ましいです。

 

カラージェルを塗布

クリアジェルをしっかり硬化したら、カラージェルを塗布します。

 

カラージェルでハイポイントを作ると塗りムラの原因になるため、薄く2度塗りするのがベターです。

ジェルを取る際は容器でブラシをしごき、厚みが出ないようにしてください

 

トップジェルを全体に塗布

最後にトップジェルを塗って完成です。

 

近年主流になっているノンワイプトップジェルは、2度塗りすると表面が剥がれやすくなってしまいます

トップジェルでさらに厚みを出したいときは、多めにジェルをとって1度塗りで仕上げましょう

 

初心者がセルフネイルで揃えるべき道具とは?基本の一式やジェルネイルの塗り方まで紹介◎

 

ぷっくりジェルネイルのコツと注意点

黄色のグラデーションネイルの女性の手元

ジェルネイルの厚み出しはクリアジェルの工程が主軸となりますが、いくつかのコツと注意点があります。

コツを押さえれば初心者でもできるので、以下の4点を事前にチェックしましょう。

 

粘度が高いジェルを使用する

厚み出しで使用するクリアジェルには、粘度の高い製品を使用しましょう。

 

なかでもビルダージェルは外側に流れ出しにくく、粘度の低いジェルよりも取り扱いやすい傾向にあります。

粘度の高いジェルならハイポイントが崩れず、硬化までに多少時間がかかっても形をキープできます

 

根元と先端は薄く

ジェルネイルの厚さは0.7〜1.0mm程度が理想ですが、全体を同じ厚さに仕上げると、もったりとした野暮ったい見た目になります。

 

ジェルを塗る際は根元と先端が薄くなるよう、なだらかな山をつくるイメージで仕上げてください。

自爪に馴染むようなカーブを描けば、爪が伸びても境目が目立ちません。

 

爪の中央に1.0mm程度のハイポイントを作り、先端と根元の厚みをおさえると理想的な形になります。

 

筆の操作は丁寧に

塗りムラができたり筆の跡が残ったりするときは、筆の扱いや操作が間違っている可能性があります。

 

厚み出しを行う際は以下の3点は意識しておきましょう。

  • 筆は自爪に対して平行に塗っていく
  • 筆圧をかけすぎない
  • 筆をほぐしてから使用する

 

また、ネイル用ライトの光や日光を当てると、筆先がジェルで固まってしまうことがあります。

硬い筆は筆跡が残り厚み出しが難しくなるため、日頃から筆を丁寧に取り扱いましょう。

 

厚みを出しすぎるとオフが大変

厚みのあるネイルは、オフの際アセトンが浸透するまでに時間がかかります

 

表面を削るときにファイルを使用している人にとっては、かなり手間がかかる作業です。

厚み出しを行う場合は、セルフ用ネイルマシーンの使用も視野にいれると良いでしょう。

 

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ジェルネイルがぷっくりしない原因と対処法

ピンクのジェルネイル用ライト

今回ご紹介した手順でジェルネイルがぷっくりしない場合は、以下の4点が原因として考えられます。

それぞれ対処法も合わせてご紹介するため、参考にしてください。

 

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ジェルの塗布量が少ない

ジェルネイルが薄くなる場合は、そもそもジェルの塗布量が足りていないことが考えられます。

 

クリアジェルの使用量は筆先に膨らみができる程度が目安ですが、親指や中指など面積の広い爪はやや多めに塗布するのがポイントです。

爪の大きさに合わせて、ジェルの塗布量は調節しましょう。

 

やわらかいジェルを使用している

ある程度の厚みはあるものの、中央がぷっくりしない場合はジェルの粘度が低い可能性があります。

 

粘度の低いジェルは硬化前に放置するとセルフレベリングが起きやすく、ジェルが外側に流れる特徴があります。

粘度の高いビルダージェルなら中央のふくらみを維持できるため、初心者でもハイポイントが作りやすいでしょう。

 

硬化できていない

すべての爪をしっかり硬化できていないと、厚みにバラつきが出ることも。

 

厚みが均一にならない場合、以下のいずれかが原因として考えられます。

  • 硬化時間が足りていない
  • ライトの光がしっかり当たっていない
  • ライトの出力不足

 

ジェルネイル用のUV/LEDライトはメーカーによって出力や硬化時間が異なるため、再度確認が必要です。

厚み出しの場合はカラージェルよりも多めにジェルを塗布するため、通常よりもやや長めに硬化時間を取ると良いでしょう。

 

反り爪タイプの場合

繰り返しジェルネイルを行うことで爪が薄くなり、反り爪になっている人もいるでしょう。

 

反り爪は先端が上向きで中央は凹んだ形をしているため、通常の厚み出しよりも中央を厚めに塗る必要があります。

中央には最低でも1.0mm程度の厚みがあると、ボリュームのある爪に仕上がるでしょう。

なお、先端と根元は薄めを意識して塗ることも大切です。

 

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ぷっくり立体感が可愛い!最新のおすすめジェルネイルデザイン

ピンクのうねうねネイルをした女性の手元

最近はビジュージェルやビルダージェルを使用した立体アートが注目されています。

ベースの厚み出しだけでなく、立体感を生かしたネイルアートもチェックしていきましょう。

 

水滴ネイル

立体水滴ネイルアート

爪の表面に垂らすようにビルダージェルを乗せると、水滴のような瑞々しいデザインになります。

 

花のパーツと組み合わせれば、雨上がりの情景が浮かぶ美しい仕上がりになるでしょう。

ラメジェルの上から水滴ネイルを施すと、ラメが浮き上がってより立体感を生かしたアートが完成します。

 

うねうねネイル

立体のうねうねネイル

ビルダージェルを少量取り、細筆で丁寧にウェーブラインを描けば、波のようなうねうねネイルがつくれます。

 

1本ずつ仮硬化すればジェルが広がらずにきれいな流線型のアートが描けるでしょう。

ミラーパウダーを使えば高級感のあるネイルになり、式典やお祝いごとにもぴったりの華やかなアートになります。

 

立体フラワー

立体フラワーネイルの手元

立体フラワーアートに挑戦する際は、まずは外側の花びら部分にジェルを置いてください。

 

そこから内側に向かってジェルを引くようなイメージで細筆を動かすと、花びら1枚が描けます。

この手法は貝殻風のシェルアートにも応用可能で、夏のネイルでも活躍するでしょう。

 

ニットネイル

立体ニットネイルの手元

ニットネイルをする際は細筆で1目描くごとに仮硬化すると、リアルな編み目に近いネイルが仕上がります。

 

ホワイトのビルダージェルやマットトップジェルを使用すれば、より温かみを感じられるデザインになるでしょう。

上級者向けのデザインではありますが、デザインのバリエーションが多い点も魅力です。

 

ぷっくり立体アートにおすすめのジェルネイル商材

ゴールドパーツを使用したジェルネイル

  • アイシングジェル
  • ビルダージェル
  • 細筆

 

立体アートを描く際は、アートの種類によって使用するジェルを変えましょう。

 

水滴や立体フラワーのような丸い膨らみがあるものはビルダージェル、ニットネイルやうねうねネイルなどの繊細なアートにはアイシングジェルがおすすめです。

また、ジェルを爪全体に塗る際は平筆やオーバル筆が主流ですが、アートをする際は細筆が適しています。

 

ぷっくり感でジェルネイルを楽しもう!

ジェルネイルを施すネイリストの姿

ぷっくりとしたジェルネイルは、女性らしい手元になるのが魅力です。

ボリューム感がある爪は、レベルの高いセルフネイルに見せてくれるでしょう。

また、プロのネイリストは自爪の傷み具合に合わせて厚さを変え、薄い爪を補強することもあります。

シンシアネイルスクールでは少人数指導で高度なネイル技術を身につけられるため、お客様個人の爪悩みに合わせた施術もできるようになりますよ。

本格的にネイルの知識や技術を学びたい人は、ぜひ一度シンシアネイルスクールにお問い合わせください。

 

 

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