深爪や短い爪ではスカルプネイルができない?スカルプのメリットや注意点を解説!
長くてスラッとしたスカルプネイル(スカルプチュアネイル)に憧れている方は多いのではないでしょうか。
スカルプネイルとは、アクリルパウダーとアクリルリキッドを混ぜたもので長さを出す技術です。
憧れの一方で、「深爪や短い爪だとスカルプネイルは無理では?」などと疑問を持っている方もいるかもしれません。
今回は、深爪や短い爪でもスカルプネイルができるのかを解説していきます。
目次
深爪や短い爪ではスカルプ(長さ出し)はできないの?
「爪を噛むクセがある」「爪が薄くてすぐに折れてしまう」などの事情で、深爪や短い爪に悩んでいませんか。
はじめに、深爪や短い爪でスカルプチュアによる長さ出しができるのかを解説します。
大抵の場合はスカルプが装着可能
結論からいうと、深爪や短い爪でもスカルプでの長さ出しは可能です。
スカルプをつける際に自爪の長さはあまり関係ないため、大抵の場合はスカルプを装着できます。
深爪や短い爪を理由に、今までスカルプネイルを諦めていた方も安心してください。
通常よりも持ちが悪い可能性もある
大抵の場合はスカルプが装着可能ですが、爪の状態や形状によっては通常よりも持ちが悪い可能性があります。
たとえば、深爪でネイルベッドの真ん中あたりまで短くなっているケースです。
ネイルベッドの真ん中あたりまで短くなっていると、自爪の接着面が狭いため、どうしても持ちが悪くなります。
ほかにも、爪がそっていたり爪の両脇が盛り上がっていたりする方はスカルプが装着しにくく、持ちもあまりよくありません。
スカルプネイルとは?ジェルネイルとの違いやメリットデメリット・やり方を解説◎
ひどい深爪の人にはチップオーバレイがおすすめ!
ひどい深爪の人には、チップオーバーレイがおすすめです。
チップオーバーレイとスカルプネイルの違いや注意点を解説します。
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スカルプネイルとチップオーバーレイの違い
スカルプネイルとチップオーバーレイの特徴は以下の通りです。
スカルプネイル | ネイルフォームを用い、ミクスチャー(アクリルパウダー+アクリルリキッド)で長さを出す技術 |
チップオーバーレイ | 爪の先端にハーフチップを装着して長さを出し、その上からミクスチャーを乗せて長さを出す技術 |
スカルプネイルはネイルフォームで土台を作り、ミクスチャーで長さを出す技術です。
深爪でもスカルプネイルはできますが、自爪の接着面が狭いため持ちが悪くなる可能性があります。
一方でチップオーバーレイは、自爪の先端にハーフチップ(通常の半分程度の長さのネイルチップ)を装着して長さを出す技術です。
深爪でも長さ出しがしやすく、ハーフチップを用いるため強度があります。
ジェルの長さ出しは深爪には向かない場合も
ジェルを用いた長さ出しは、深爪には向かない場合があります。
短い爪はネイルフォームをつけにくく、ジェルが流れてしまう可能性があるからです。
爪の長さや状態、扱う製品によって施術方法は異なるため、ジェルの長さ出しを希望する方は近隣のネイルサロンに一度相談してみましょう。
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スカルプネイルに自爪の長さはどのくらい必要?
スカルプネイルを施す際は、指ギリギリに爪の長さがあればOKです◎
爪が伸びているとスカルプを作るフォームがはめにくいため、一般的にスカルプネイルは短い爪で行います。
ジェルネイルはある程度の長さが出ないと美しく仕上がりませんが、スカルプネイルなら短い爪でも問題ありません。
ただし、爪を噛むクセがあって爪周りが荒れている場合は要注意です。
爪周りが荒れていると、スカルプネイルを施す際に症状を悪化させる可能性があります。
施術前に健康な爪と皮膚にしておくことをおすすめします。
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スカルプネイルの持ちはどのくらい?
スカルプネイルの持ちは、個人差はあるものの約3週間~4週間です。
ただし、3週間~4週間よりも早くスカルプが浮いてくる場合もあります。
スカルプが浮いてきた場合は放置せずに、すぐにサロンに行ってオフしてもらってください。
1ヶ月以上スカルプをつけ続けたり、浮いたスカルプをそのまま放置していたりすると、グリーンネイルの発症、爪や皮膚のトラブルになる可能性があるため注意しましょう。
グリーンネイルとは?爪が緑色になる3つの原因と対処法・予防策を知ろう
スカルプネイルの持ちをよくする方法
人によっては3週間~4週間持たず、毎回すぐにダメになってしまう方もいます。
爪の長さや形状だけでなく、生活習慣が原因となっている可能性があります。
スカルプネイルの持ちをよくする3つの方法を紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。
セルフネイルを長持ちさせる方法!寿命はどのくらい?ジェルネイルとマニキュアの持ちが悪い原因を解説
爪をぶつけないように日頃から気を付ける
できるだけ爪をぶつけないように注意しましょう。
スカルプネイルは、硬い場所にぶつけたり衝撃を与えたりすると折れてしまうことがあるからです。
爪先を使って物を開けたりガムテープをはがしたりするのも、スカルプが浮く原因になることがあります。
施術後2日間は完全に硬化していない可能性があることから、とくに気をつけてください。
水仕事の前に手袋をする
食器洗いや掃除など、水仕事をする際は手袋をしましょう。
スカルプは水に弱いため、手袋をせずに水仕事をするとスカルプが浮きやすくなるからです。
ゴム手袋は100円ショップでも購入できます。
おしゃれなデザインのもの、裏起毛つき、ロングタイプなどさまざまなゴム手袋が販売されているため、ぜひチェックしてみてください。
手袋をつけると、乾燥対策にもつながるため一石二鳥です。手荒れしやすい冬場には特に重宝します。
爪や指先の保湿ケアをする
スカルプネイルを長持ちさせたいなら、保湿ケアも重要です。
爪周りの皮膚が乾燥していると、そこからスカルプが浮いてきてしまいます。
市販のネイルオイルやネイルクリームでしっかりと保湿ケアをしましょう。
爪や爪周りの皮膚を保湿すれば、見た目も美しくなります。
深爪矯正でスカルプチュアをするメリット
深爪矯正でスカルプネイルをするメリットは以下の3つです。
- ジェルよりも硬さと強度がある
- 厚みや長さ出しが自由自在
- 密着度が高く、むしりにくい
スカルプネイルはジェルよりも硬さと強度があるため、厚みや長さ出しが自由自在です。
ただし、深爪の方はネイルベッドが小さく、長さを出し過ぎると支えられずに折れてしまう可能性があります。
5mm以上の長さ出しは控えたほうが良いでしょう。
またスカルプネイルは爪との密着度が高く、むしりにくい点も魅力です。
むしり癖・噛み癖が強い方は、ジェルよりもスカルプでの深爪矯正をおすすめします。
深爪矯正とは、指先の皮膚よりも短くなってしまった自爪を、元の長さまで伸ばしていくことです。
爪を噛んだりむしったりするクセがある、元々爪が弱くてすぐに折れてしまう方は、深爪矯正を検討してみてはいかがでしょうか。
爪のピンク色の部分が少なく、白い部分だけが伸びる方も深爪矯正を検討する必要があります。
深爪矯正の方法や期間はさまざまですが、ネイルサロンではジェルもしくはスカルプを用いた方法が主流となっています。
ネイルサロンでスカルプをする時の注意点
スカルプネイルには高い技術が必要です。
セルフでもできますが、美しく仕上げるならネイルサロンに行くことをおすすめします。
最後に、ネイルサロンでスカルプをする時の注意点を解説します。
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ネイルサロンによってはスカルプを扱っていないこともある
ネイルサロンによっては、スカルプネイルを扱っていないケースがあります。
「スカルプネイルをしたい」と思っても、近所に対応しているネイルサロンがない可能性があります。
スカルプネイルは、ジェルネイルが普及する前からネイルサロンで提供されていた技術です。
しかし、近年はジェルネイルをメインに扱っているサロンのほうが多くなってきています。
また、スカルプネイルの施術中は特有の匂いを放つため、十分な換気が必要です。
そのため商業施設内など公共の場にあるネイルサロンでは扱っていないケースがあります。
ネイルサロンを予約する際は、スカルプネイルに対応しているか必ず確認しましょう。
ネイリストによってはスカルプや長さ出しの施術ができない人もいる
現在、ネイル業界の主流はジェルネイルです。
ネイルサロンではジェルネイルができれば問題ないため、スカルプネイルの施術ができないネイリストもいます。
スカルプネイルに対応しているネイルサロンでも、来店のタイミングによってはスカルプネイルがの施術ができるスタッフがいない可能性もあります。
予約時にスカルプネイルをしたいことを伝え、対応してもらえるかを確認しておくと安心です。
爪の状態によっては断られることもある
爪の状態によっては、スカルプネイルの施術を断られるケースがあります。
施術を断られる可能性があるのは以下のようなケースです。
- 深爪でネイルベッドの真ん中あたりまで短くなっている
- 爪が反っている
- 爪の両脇が盛り上がっている
- 爪や爪周りに傷がある
- グリーンネイルなどの病気にかかっている など
深爪でも多くの場合はスカルプが装着可能です。
しかし、爪の先端から指の肉が盛り上がっているような場合は施術を断られる可能性があります。
そのほかにも、爪の形状やを理由に施術を断られるケースもあります。
ネイルサロンによって対応が異なるため、まずは相談してみましょう。
爪や爪周りに傷・病気がある場合は、完治してから施術をお願いしてください。
爪が白くなる原因はジェルネイルオフのやりすぎ?正しい知識とケア方法について紹介
深爪スカルプに関するよくある質問
深爪スカルプに関するよくある質問をまとめました。
深爪が治るまでの期間やスカルプの長さなど、深爪スカルプに疑問がある方はぜひ参考にしてください。
ひどい深爪でスカルプを断られた!深爪が治るまで何日かかる?
深爪の状態にもよりますが、平均2~3ヵ月で治るケースが多いといえます。
爪は一日に0.1mm伸びるため、軽度な深爪であれば1ヵ月ほどである程度の改善が期待できるでしょう。
一方、指先が大きく露出するほど重度な深爪の場合、治るまでに半年以上かかる可能性があります。
早く深爪を治すには、健康的な爪を育てることが重要です。
爪を噛んだり爪先に力を入れたりなど、爪に負担がかかる行為をしないよう心がけましょう。
清潔に保ち、オイルやクリームで保湿して潤った状態をキープすることも大切です。
爪のケアを徹底し健康的な爪が伸びれば、数ヵ月で深爪の改善が見込めるでしょう。
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深爪でスカルプをつけたいけどデメリットはある?深爪だと取れやすいって本当?
深爪でスカルプをするデメリットは、爪に負担がかかる点です。
スカルプは爪表面を削るサンディングが必須になります。
表面だけとはいえ爪が薄くなるため、健康的な爪を育成したい方にとってはデメリットといえるでしょう。
また、重度の深爪の場合だとスカルプの接着面が狭くなるため、深爪でない場合と比較して取れやすくなります。
とはいえ、スカルプを付けると自爪を保護できるため、噛み癖がある方や爪に負担のかかる生活を送る方にはメリットにもなるでしょう。
深爪だけど長すぎるのは抵抗があるから短めのスカルプはできる?スカルプの長さはどうやって決めるの?
深爪タイプの方は、短めのスカルプがおすすめです。
スカルプの長さは短め〜長めまで幅広く調整できますが、深爪の場合だとネイルベッドと呼ばれる爪の土台部分が小さいため、長いスカルプだと折れるリスクが高くなります。
ただし、深爪によって指先に炎症が起きていたり痛みがあったりする場合は、スカルプができないと判断される可能性があるため注意が必要です。
スカルプの長さや耐久性など具体的なアドバイスが欲しい方は、爪の専門家であるネイリストに直接相談しましょう。
深爪矯正のネイルサロンって具体的に何をするの?
ネイルサロンで行う「深爪矯正」は、通常のスカルプを付ける施術内容とほとんど同じです。
甘皮処理や消毒などネイルケアを済ませた後、スカルプチュアを装着します。
1回目の施術では長さの短いスカルプからスタートし、2~3週間おきにメンテナンスを行いながら少しずつ自爪の成長をサポートします。
爪の見た目も美しくなるため、深爪にコンプレックスを抱いている方は深爪矯正を検討してみるのもおすすめです。
深爪矯正はスカルプじゃなくてジェルネイルでもできる?
深爪矯正はジェルネイルでも行えます。
実際に、ジェルネイルでの深爪矯正を取り入れているネイルサロンも多く存在します。
強度や耐久性はスカルプのほうが高いですが、軽度な深爪の人にはジェルネイルで十分な効果が期待できるでしょう。
長いスカルプを付けないため、折れてケガをする心配もありません。
爪の表面を削らない「サンディングなし」のジェルネイルを導入しているネイルサロンであれば、自爪への負担がスカルプよりも軽減されます。
自爪が伸びたような自然な見た目にも仕上げられるため、仕事上ネイルができない方やナチュラルな仕上がりを好む方におすすめです。
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深爪・短い爪でもスカルプネイルはできる!長さ出しで美しい指先に
深爪や短い爪でも、多くの場合はスカルプネイルができます。
深爪や短い爪が原因で、ネイルを諦めていた方はぜひスカルプネイルを検討してみてください。
スカルプネイルは高い技術が必要なため、セルフよりもネイルサロンをおすすめします。
どうしてもセルフでスカルプネイルをしたい場合は、ネイルスクールに通って正しい技術を身につけるのもひとつの手です。
ネイルスクールシンシアでは、初心者からプロネイリストを目指せます。
もちろんスカルプネイルの知識・技術もしっかりと学べますよ。スカルプネイルによる長さ出しで、美しい指先を目指しましょう。