セルフネイルケアの正しいやり方【初心者向けお手入れ方法】
「セルフネイルをしたけれど、手がきれいに見えない…」と悩んでいませんか?
セルフネイルをする際は、ついデザインやカラーに意識が向きがちです。
しかし、ささくれや凹凸が目立つ爪は、どんなカラーをしていても美しい指先には見えません。
手先をきれいに見せるにはまず爪の形や表面の凹凸に注目し、自爪を根本からケアしましょう。
今回は初心者向けのセルフネイル方法や必要なアイテムを詳しくご紹介します。
目次
セルフネイルケアで誰でも美爪に
「自分でできるネイルケアは爪切りだけ」と思っていませんか。
実は、爪を挟んでカットする爪切りは爪への負担が大きく、爪表面が一層剥がれた二枚爪になるリスクがあります。
表面の凸凹や根本の甘皮を放置した爪は清潔感がなく、とても美しいとはいえません。
「ネイルケアはサロンでプロにしてもらうもの」というイメージもありますが、簡単なネイルケアは資格が無くても自分でできます。
今回ご紹介するセルフネイルケア方法を参考に、自宅でチャレンジしてみましょう。
セルフネイルケア【準備するもの】
爪切りしか持っていないという人は、まずは必要な道具をチェックしましょう。
セルフネイルケア|爪を形成するアイテム
- エメリーボード
- 爪切り
爪の長さ調整は基本的にエメリーボードを使用します。
オーバル型やスクエアオフ型など、自分好みの形に整えましょう。
また、爪切りは二枚爪のリスクがあるとお伝えしましたが、補助として利用する分には構いません。
爪がとても長い場合は、はじめに爪切りで少し爪先をカットましょう。
その後、エメリーボードで形を整えると、時短できれいに仕上がります。
セルフネイルケア|爪の表面を整えるアイテム
- スポンジバッファー
- シャイナー
スポンジバッファーはソフトファイルとも呼ばれるネイルファイルの一種です。
エメリーボードよりも目が細かく、爪表面の凹凸を整える役割があります。
目の粗さは180〜240Gと幅がありますが、爪が薄い人は200G以上の目の細かいものを選びましょう。
爪表面をピカピカに仕上げたい人は、1000G程度のシャイナーを用いることもおすすめです。
シャイナーも爪表面を削って仕上げるため、削り過ぎには気をつけましょう。
セルフネイルケア|甘皮処理のアイテム
- プッシャー
- フィンガーボウル(洗面器でも可)
- 綿棒
- ガーゼ(コットンでも可)
- キューティクルニッパー
- キューティクルリムーバー
プロのネイリストはネイルマシーンで甘皮処理をする人もいますが、ネイル初心者はプッシャーを使いましょう。
プッシャーは金属製が主流ですが、力を入れすぎると爪表面を傷つける恐れがあるため要注意です。
心配な人や初めてネイルケアをする人は、プラスチック製のプッシャーから試してみてください。
また、キューティクルリムーバーはあると便利なアイテムではありますが、必要不可欠ではありません。
持っていない場合はお湯のみで処理するか、ハンドクリームを代用しましょう。
セルフネイルケア|乾燥を予防するアイテム
- ネイルオイル
- ハンドクリーム
ネイルケアしたあとの指先は乾燥しやすい状態です。
ケアがすべて終わったら、ネイルオイルを爪周りに塗布しましょう。
ハンドクリームを塗って手全体をマッサージすると、指先まで潤った美しい手元になります。
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セルフネイルケア【正しいやり方】
続いて、具体的なネイルケア方法をチェックしましょう。
こちらでは自宅でも簡単にできるやり方を解説します。
セルフネイルケア|爪の長さ・形を整える
- 長い爪は爪切りでカット
- エメリーボードで爪先から側面に向かって削る
爪の長さを整える際は、エメリーボードを往復がけしてはいけません。
爪を傷めて表面が剥がれ、爪先が二枚爪になる可能性があります。
エメリーボードを爪に対して45度程度の角度であて、先端から側面に向かって一定方向に削りましょう。
セルフネイルケア|甘皮を処理する
- キューティクルリムーバーを甘皮に塗布する
- お湯を張ったフィンガーボウルに指先を5〜10分程度浸す
- 指先の水分を拭き取る
- プッシャーでふやけた甘皮を押し上げる
- コットンを巻いた綿棒で、ルースキューティクルを拭き取る
- キューティクルニッパーで余分な甘皮やささくれをカットする
キューティクルリムーバーがない場合はハンドクリームを代用したり、お湯だけを使用したりする方法もあります。
使用するキューティクルリムーバーによってお湯に浸す時間は異なるため、購入した製品の説明書を確認しましょう。
また、キューティクルニッパーはやりすぎると皮膚までカットしてしまう恐れがあります。
深追いする必要はないため、初心者は6番の工程を省略しても構いません。
安全に配慮しながら、少しずつ慣れていきましょう。
セルフネイルケア|爪の表面を整える
- スポンジバッファーで爪表面をフラットに整える
- シャイナーで爪表面を磨く
ジェルネイルをせず、ナチュラルな爪に仕上げる場合はスポンジバッファーとシャイナーで爪を磨きましょう。
表面を整える際は、バッファー1本のみでのケアでも構いませんが、凹凸が気になる人はグリッド数の異なるファイルを用意してください。
180G程度の粗めのバッファーで削ってから240G程度のバッファーで整えるように、「目が粗いもの→細かいもの」の順番で使用します。
ただし、やりすぎると爪が薄くなるため、力を入れすぎずにファイルをあてるように意識しましょう。
セルフネイルケア|乾燥を防ぐ
- 爪周りにネイルオイルを塗布する
- ハンドクリームを手全体に塗ってマッサージする
ネイルケア直後は乾燥しやすく、放置すると爪割れやささくれなどの原因になります。
せっかくのネイルケアを無駄にしないためにも、最後は必ず保湿しましょう。
ネイルオイルがない場合は、ハンドクリームを爪周りに塗り込んでください。
指先をマッサージすると血行が良くなり、さらに手元が美しくなります。
また、爪に縦ジワができやすい人は、日頃から爪が乾燥しているサインです。
手を洗った後や寝る前など、日常的にネイルオイル・ハンドクリームを使用しましょう。
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汚い爪のセルフネイルケア方法
長期間ネイルケアを怠っていると、爪の裏側やキワに汚れが溜まります。
汚れが付着している人は、爪の形を整える前に汚れのケアからはじめましょう。
爪が汚くなる原因
- メイク中に汚れが付着
- 掃除・洗い物中の油汚れの付着
- ガーデニングによる土汚れ
- 爪が伸びて古い角質が溜まる
- 頭皮を掻いてフケが付着
爪が汚れる原因は生活習慣によってさまざまです。
土・油・角質など、汚れによってケア方法は異なるため、まずは自分がどれに該当するのかチェックしてください。
汚れた爪のセルフネイルケア
- 爪を短くカットする
- ハンドソープ・クレンジングオイルで手を洗う
- ネイルブラシで爪裏に付着した汚れを落とす
- 爪垢取りを使用する
- 全身を保湿する
どんな汚れもまずはハンドソープで丁寧に手を洗うことが大切です。
基本の手洗いで落ちない汚れは、ネイルブラシ・クレンジングオイル・爪垢取りを使用してください。
また、汚れを未然に防ぐには、全身の保湿と爪のこまめなカットが有効です。
爪のデコボコを解消するセルフネイルケア方法
軽度の凹凸はスポンジバッファーでケアできますが、縦に溝ができている場合は以下の対策方法を検討しましょう。
- ベースコートで溝を埋める
- ジェルネイルで厚み出しをする
深い溝を無理やり削ると、むしろ爪が薄くなるため危険です。
マニキュア派はベースコート、ジェルネイルをする人は厚みを出して爪表面の凹凸をカバーしましょう。
また、そもそも爪の縦線は主に乾燥が原因のため、日頃の保湿ケアも意識してください。
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セルフネイルケアの頻度
セルフネイルケアはやりすぎると思わぬ爪トラブルを引き起こします。
以下の表を目安にして、適切な頻度を守りましょう。
ケア方法 | 頻度 |
爪の長さを整える | 平均的には2週間に1回。短く整えたいなら週1回 |
爪の表面を整える | 2週間〜1ヶ月に1回程度 |
甘皮処理 | 2〜3週間に1回程度 |
保湿ケア | 毎日。こまめな塗り直しが望ましい |
上記はネイルカラーを施していない場合におすすめの頻度です。
ジェルネイルをしている場合は、3〜4週間に1回程度を目安にネイルオフのタイミングで行いましょう。
甘皮処理のやりすぎは厳禁!
ネイルケアのなかでも、甘皮処理のやりすぎには特に注意して下さい。
正しい方法を知らずに甘皮処理をすると、爪の根元で炎症を起こし、痛みや赤みがでる危険性があります。
そもそも甘皮は雑菌の侵入を防ぐ役割を持っており、処理が必要なのは爪に張り付いたルースキューティクルのみです。
甘皮自体をカットする必要はないため、2〜3週間に1度の目安を守って爪周りをケアしましょう。
セルフネイルケアで美しい指先へ
書類を手渡すときや髪を耳にかけるときなど、手元は意外と見られているパーツです。
そんな手元を美しく保つには、定期的なネイルケアが欠かせません。
周囲に良い印象を与えるためにも、セルフケア方法は最低限身につけておくと良いでしょう。
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