爪が白くなる原因はジェルネイルオフのやりすぎ?正しい知識とケア方法について紹介
爪が白くなって驚いた経験はありませんか。
原因はさまざまですが、ネイルオフ後に異変に気がつく方が多いでしょう。
そこで本記事では、爪が白くなる原因やケア方法について解説します。
正しい知識を身につけ、もし爪に異変が起こったときも冷静に対処しましょう。
目次
ネイルオフ後に爪が白くなる原因って?
爪は爪甲剥離症や爪白癬などでも白くなりますが、今回はネイルが原因のケースについてピックアップします。
ネイルオフ後に爪が白くなる主な原因は以下の4つです。
除光液やアセトンによる乾燥
ネイルオフ後に爪が白くなる1つ目の原因は、除光液やアセトンによる乾燥です。
除光液やアセトンには強力な薬剤が使用されており、爪の乾燥を引く起こしやすくなります。
ネイルオフ後に爪全体が白っぽくなっている場合は、除光液やアセトンが原因となっている可能性があります。
頻度の高いネイルの付け替え
頻繁にジェルネイルを施すと、自爪が傷つきやすくなります。
自爪が傷ついた状態でジェルオフをすると、爪はさらに薄くなっていきます。
すると、指先から爪が剥離する「爪甲剥離症」になり、白っぽく見えるケースがあるのです。
爪先端の白い部分が下がってきた場合は、ネイルの付け替えによってダメージを受けている可能性が高いでしょう。
また、本来ピンク色の部分がまだらに白くなっている場合は、「爪甲白斑」の恐れがあります。
頻度の高いネイルの付け替えによって、爪甲に空気が入ったと考えられます。
乱雑なジェルネイルオフで起こるダメージ
乱雑なジェルネイルオフも爪を白くする原因の1つです。
最近はセルフネイルをする方が増えていますが、ジェルネイルオフには正しい技術・知識が求められます。
無理やりジェルネイルオフすると、爪表面の層が剥がれてしまう恐れがあります。
爪の所々が白くなっており、かつ白い部分が凹んでいる場合は要注意です。
ジェルの中浮き・リフト
爪からジェルネイルが浮いた状態を「リフト」と呼びます。
リフトした状態でジェルネイルオフするとると、爪が白くなる恐れがあります。
中浮き・リフトの原因はさまざまですが、爪のダメージによって起こるケースも少なくありません。
爪のダメージによって中浮きしている場合、ジェルネイルオフによってさらに状態が悪くなり、中浮きしていた部分が斑点のように白く見えるケースがあります。
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爪が白くなるのを防ぐ方法【予防策】
爪が白くなるのを防ぐ、おすすめの方法は以下の通りです。
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ネイルオフ後に爪が白くなるのを防ぐためには、しばらくネイルを休むのが効果的です。
ジェルネイルは自爪への負担が大きいため、定期的に爪を休ませたほうがよいでしょう。
また、日常生活で爪に刺激を与えないことも重要です。
爪切りは使用せずに爪やすりで削る、もし爪切りを使用する場合はお風呂上りにするなど、爪を労わる生活を心掛けましょう。
健康的な爪をつくるためには、保湿や栄養バランスのよい食事も欠かせません。
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爪が白くなった時のケア方法【改善策】
もし爪が白くなっても、症状がひどくない限り自分でケアしても問題ありません。
爪が白くなった時のケア方法を4つ紹介します。
オイル・クリームで保湿&マッサージ
爪の乾燥が原因となっている場合は、オイル・クリームで保湿&マッサージすることをおすすめします。
乾燥した爪をしっかりと保湿することで、透明に見せることが可能です。
保湿のついでに爪周りをマッサージすると、血行が促進されて健康な爪をつくりやすくなります。
ベースコートを塗って保護する
爪の白さがどうしても気になったり、爪表面の層が剥がれていたりする場合は、ベースコートを塗って保護する選択肢もあります。
ベースコートを塗ることで白さが目立ちにくなり、同時に爪を補強できます。
爪をしっかりと補強したい時は、ハードタイプのベースコートを選びましょう。
ベースコートの中には爪の健康によい成分が入っている商品もあるため、ネイルを休んでいる間(育爪中)に使うのもおすすめです。
タンパク質・亜鉛を摂取する
健康的な爪をつくるためには、栄養バランスのよい食事を心掛ける必要があります。
とくに意識して摂取したい栄養素は、タンパク質と亜鉛の2つです。
タンパク質は爪の主成分となる栄養素で、亜鉛にはタンパク質の吸収を助ける役割があります。
タンパク質や亜鉛が不足すると、爪に線が入る恐れがあります。
症状が進行すると、爪全体が白っぽく見えるケースがあるため注意しましょう。
ネイルを一度お休みする
予防策の項目でも解説しましたが、爪が白くなったらネイルを一度や休むことを推奨します。
白くなった部分をジェルで誤魔化したり補強したりする方もいますが、ジェルネイルは爪への負担が大きく、症状が悪化する恐れがあるためです。
爪の先端部分が白くなった場合、多くのケースでは爪を伸ばしてカットすることで解決します。
よって、爪が伸びるまでネイルを休むのが効果的です。
ただし、痛みを伴う場合は、爪の白さが解消してもしばらくネイルを休む必要があります。
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白くなる爪ことに関するQ&A
最後に、白くなる爪に関するよくある質問に回答します。
爪が白くなって困っている方は、ぜひ参考にしてください。
足の爪が濁って白くなる!病院に行くべき?
足の爪が白くなったときは、「爪白癬(爪水虫)」の疑いがあります。
爪白癬とは、真菌(カビ)の一種である白癬菌が皮膚から爪の中に侵入し、増殖していく病気です。
症状としては、爪が白く濁って見える、爪自体が分厚くなる、爪がボロボロになるなどが挙げられます。
爪白癬は、採取した爪の一部を顕微鏡で検査し、真菌を認めれば診断が確定します。
自己判断は難しく、市販薬では効果を実感できないケースが多いため要注意です。
病院を受診し、爪白癬と診断されたら治療を受けることを推奨します。
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爪の溝が白くなるのはなぜ?
爪に縦線もしくは横線ができ、白っぽく見えることがあります。
爪に白っぽい線ができるのは加齢やストレスなどが原因となっているケースが多く、過剰に心配する必要はありません。
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タンパク質や亜鉛不足が原因となっているケースもあるため、栄養バランスのよい食事を意識しましょう。
爪によるトラブルは何科を受診すればいいの?
爪によるトラブルが起こった場合は、皮膚科を受診するのがおすすめです。
爪も皮膚の一部なので、爪に関する疾患の多くは皮膚科で対応できます。
爪や指に痛みがある場合は、整形外科を受診してもよいでしょう。
総合病院を受診する場合は、窓口で症状を伝え、何科を受診すればよいのか相談すると確実です。
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まとめ
爪が白くなる原因はさまざまですが、ジェルネイルが原因となっているケースが多いでしょう。
爪が白くなるのを避けるためには、頻繁にネイルを付け替えないことが重要です。
また、正しいネイルケアや栄養バランスのよい食事も意識しましょう。
爪に関する正しい知識・技術を身につけるたい方いは、ネイルスクールに通って学ぶことをおすすめします◎
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