グリーンネイルでもジェルの付け替えはできる?対処法やオフする時に気をつけるポイントを紹介

グリーンネイルとは、バクテリアの一種である「緑膿菌」が原因で起こる爪の病気です。グリーンネイルにかかると爪が緑色に変色するので、その見た目に驚いてしまう方も多いでしょう。

グリーンネイルになってしまったら、ジェルの付け替えは諦めなくてはいけないのでしょうか。

この記事では、グリーンネイルでもジェルの付け替えはできるのかを解説します。

INDEX
1 グリーンネイルになったらジェルネイルはできる?付け替えしてもいいの?
2 グリーンネイルほっとくとどうなる?
3 グリーンネイルをセルフオフする時の注意点
4 グリーンネイルの主な原因
5 グリーンネイルになった時の対処法
6 グリーンネイルにならないための予防法
7 ネイルを楽しむには爪の手入れが大切
 

グリーンネイルになったらジェルネイルはできる?付け替えしてもいいの?

グリーンネイルになったら、ジェルネイルは一旦休む必要があります

グリーンネイルになっても痛みや痒みはないため、オフするまで気づかない方もいます。ネイルが浮いた爪が変色していたら、すぐにすべてのジェルネイルをオフしてください。

ジェルネイルをオフした後は、付け替えはせずにしばらく素爪のままで過ごしましょう

完治するまでジェルネイルやマニキュアは控えます。

初期のグリーンネイルであれば2週間ほどで完治するため、医師やネイリストに相談した上でネイルを再開してください。

グリーンネイル初期症状の治し方は?軽度を悪化させないための治療法を解説!

グリーンネイルほっとくとどうなる?

グリーンネイルは基本的には自然治癒しません。

ただし、爪先のグリーンネイルの場合伸びてきた場所をカットすることでなくなります。

グリーンネイルに気づかずそのまま放置していると、爪の周囲や深部にまで感染が広がる可能性があるため注意しましょう。

悪化すると緑色がどんどん濃くなり、最悪の場合は爪の変形や隔離、爪の周囲に炎症が起こるなどの症状が現れます。

上記のような症状が出た場合は、爪と皮膚の間にまで感染が広がっている可能性があるため、すぐに医療機関を受診してください。

グリンネイルについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

グリーンネイルの原因とは?爪がカビ・緑色になるのはジェルネイルのせい?治し方や対処法を解説!

グリーンネイルをセルフオフする時の注意点

グリーンネイルに気づいたらすぐにジェルネイルをオフしましょう。道具が揃っている方は、セルフオフしても問題ありません。

ジェルネイルはアセトンが含まれた、専用のリムーバーでオフできます。

オフする際は以下の点に注意してください。

  • 無理やり剥がさない
  • オフに使ったファイルは処分する
  • 他の爪に菌が付着しないように注意する

 

ジェルを無理やり剥がすと、爪が傷んだり薄くなったりするので注意しましょう。グリーンネイルが他の指に感染しないために、オフに使ったファイルは必ず処分します。

新品を使うのはもったいないため、使い古したファイルを取っておいて、使用後はそのまま捨てるのがおすすめです。ファイルを捨てる際は紙に包んでから捨てましょう。

隣の爪に菌が付着すると発症する恐れがあるため、他の爪に菌が付着しないように気をつけながらオフしてください。

グリーンネイルの主な原因

グリーンネイルの原因となる緑膿菌はバクテリアの一種です。

爪に緑膿菌が増殖する主な原因3つについて解説します。

隙間に水分が入る

グリーンネイルは、ジェルネイルやスカルプチュアをしている方が発症しやすい症状です。

ジェルネイルやスカルプチュアをしてから時間が経つと、自爪とジェルの間にわずかな隙間ができます。その隙間に水分が入り込むと、緑膿菌のすみ処になって増殖する可能性があるのです。

手汗をかきやすい

手汗をかきやすい方もグリーンネイルを発症するリスクが高いといわれています。手汗をかきやすい方は、手のひらだけでなく、爪と皮膚の間が常に湿った状態になりやすいからです。

緑膿菌は湿気の多い環境を好むため、手汗をかきやすい方はこまめに手を拭くなどの対策が必要となります。

免疫力の低下

免疫力が低下している方は緑膿菌に感染しやすく、グリーンネイルを発症するリスクが高いといわれています。

緑膿菌はどこにでも存在する菌で、私たちの皮膚や腸にも存在する常在菌です。

健康な方なら菌を持っていても症状は出にくいのですが、日和見感染といって高齢者や免疫が低下した方が感染した場合は症状が現れることがあります。

日頃の体調管理やストレスを溜め込まないことがグリーンネイルの予防となります。

グリーンネイルは何科で治療できる?市販薬と皮膚科の違いや完治までの期間を解説!

グリーンネイルになった時の対処法

つづいては、グリーンネイルになった時の対処法を紹介します。

もしもの時のために覚えておきましょう◎

グリーンネイル初期

グリーンネイル初期であれば、ジェルネイルやマニキュアをオフして、爪を清潔な状態にしておくことで自然治癒が見込めます。

爪や手を濡れたまにせず、規則正しい生活を心掛けてください。

自己判断になりますが、以下の手順で表面を軽く削る方法もあります。

  1. 流水の中でブラシでこすり、爪表面に付着している菌を洗い流す
  2. 消毒用エタノールで爪表面を消毒する
  3. スポンジファイルで爪表面を軽く削る

 

使用したブラシやスポンジファイルは必ず使い捨てにしましょう。

自然治癒に頼らず病院での治療がおすすめ

グリーンネイルを放置すると悪化する可能性があるため、自然治癒に頼らず医療機関での治療をおすすめします。緑色がどんどん濃くなってきた、爪が隔離しているなどの症状が現れたら、迷わずに皮膚科などを受診しましょう。

中度もしくは重度と診断された場合は、飲み薬や塗り薬が処方されます。

爪の内部まで緑膿菌が浸透していな場合は軽度と診断され、感染している部分を削り落とします。

先ほども解説したようにセルフで削ることも可能ですが、正しく診断してもらうためにも医療機関を受診したほうが安心です。

グリーンネイルは伸びたら治る?病院に行かずに自然治癒でも大丈夫なの?

グリーンネイルにならないための予防法

重度のグリーンネイルになると治療に時間がかかり、しばらくネイルを休まなくてはいけません。

グリーンネイルは予防が可能なので、今から紹介する5つのポイントを意識してみてください。

  • 違和感を感じた時はすぐにオフする
  • ジェルネイルやスカルプネイルは3週間以内に付け替える
  • ジェルネイルをしている時は爪を切らない
  • 指先が濡れたまま放置しない
  • 規則正しい生活を心掛ける

 

違和感を感じたりジェルネイルが浮いていたりした時は、期間を待たずにオフしましょう。

特に異常がない場合も、ジェルネイルやスカルプネイルは3週間以内に付け替えることを徹底します。

また、ジェルネイルをしている状態で爪を切るのはNGです。

ジェルネイルをしている状態で爪を切ると、ジェルネイルが浮いて緑膿菌の繁殖につながります。

その他にも、手を洗った後はタオルなどでしっかりと拭く、免疫力を落とさないように規則正しい生活を心掛けることも重要です。

ネイルを楽しむには爪の手入れが大切

グリーンネイルを恐れすぎる必要はないものの、悪化するとしばらくネイルを休まなくてはいけないだけでなく、完治までに時間がかかってしまいます。

ジェルネイルやスカルプネイルをする方は特にグリーンネイルを発症しやすいため、こまめなお手入れや規則正しい生活を心掛けましょう。

とくにセルフネイルを楽しむ場合は、正しい知識がないとグリーンネイルの発症リスクが高まります。

ネイルの正しい知識・技術を身につけたい方は、ネイルスクールに通うのもおすすめです。

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