マグネットネイルのやり方!上手に作るコツと人気カラーも紹介
見る角度によってカラーや輝きに変化が出るマグネットネイルは、男女問わず人気です。
奥行き感がリッチなデザインは複雑そうに見えますが、専用の磁石があればセルフでも挑戦できます。
今回はマグネットネイルのやり方やおすすめのデザインをご紹介するため、自分のイメージに合わせてデザインを検討しましょう。
1 マグネットネイルとは?
2 マグネットネイル【準備するもの】
3 マグネットネイルのやり方
4 マグネットネイルを上手に作るコツ
5 マグネットネイルのおすすめデザイン3選
6 マグネットネイル【人気カラーはどれ?】
7 マグネットネイルに関するよくある質問
8 マグネットネイルのやり方をマスターしよう
マグネットネイルとは?
マグネットネイルとは、鉄粉入りのジェルと磁石を使用して作るアートのことです。
磁石で鉄粉を動かすことで、キラリと輝くラインや立体感のあるネイルに仕上がります。
角度を変えるとネイルに動きが感じられる点は、他のアートにはないマグネットネイルならではの魅力です。
また、磁石の使い方によっては月のようなアーチ型のラインや猫の目のようなキャッツアイラインも描けます。
同じアイテムでさまざまなバリエーションを楽しめることも、特徴のひとつといえるでしょう。
マグネットネイル【準備するもの】
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マグネットジェルは鉄粉がボトル内で沈殿しやすいため、使用する直前に撹拌する必要があります。
スパチュラが手元にない場合は、爪楊枝で代用してください。
また、最近ではミラーにもマグネットにも使えるパウダーが登場しています。
こちらを使用する場合はネイルパレットの上でパウダーと好みのカラーを混ぜ、マグネットジェルとして使いましょう。
ジェルネイルでぷっくり厚み出し!セルフ向けのやり方とおすすめデザイン
はじめに、ベースジェルを爪全体に塗布してライトで硬化します。
サンディングが必要な場合は、事前にファイルで軽く爪に傷をつけておきましょう。
2:マグネットジェルを塗布 ※硬化しない
続いてマグネットジェルを1度塗りします。
マグネットジェルは鉄粉ごと硬化されるため、硬化後は鉄粉が磁石に反応しません。
磁石で模様をつけるまでは硬化しないように注意してください。
ただし、ベースのカラーをしっかり見せたい場合は1度塗りしてそのまま硬化した後、2度目で模様付けします。
3:磁石を近づけて粒子の流れを調節
ジェルを塗ったら磁石を近づけて、理想の模様を描いていきます。
- キャッツアイネイル
- マグネットフレンチ
- ビー玉ネイル
模様にはさまざまな種類があり、磁石の近づけ方によって仕上がりの雰囲気は変化します。
それぞれの具体的なやり方は後半でもご紹介するため、ぜひ参考にしてください。
4:トップジェルでコーティング
最後にトップジェルを塗って硬化したら完成です。
未硬化ジェルが出るタイプの場合は、クリーナーをワイプにつけて拭き取りましょう。
少しでも時短したい人は、未硬化ジェルが出ないノンワイプトップジェルがおすすめです。
マグネットネイルを上手に作るコツ
マグネットネイルは少ないアイテムで時間をかけずに仕上がりますが、ある程度慣れやコツが必要です。
初心者の方は以下のコツをおさえて、マグネットネイルの上達を目指しましょう。
磁石の距離を近づける
離れたところで磁石をあてると鉄粉が十分に動かず、理想的な見た目になりません。
磁石と爪の距離は1〜2cm程度を目安にして、しっかり磁力を働かせましょう。
また、爪から2〜3cmほど離れたところでサッと磁石を動かすと、ふんわり全体が輝くマグネットネイルが完成します。
粒子の流れを確認しながら操作
マグネットネイルは、磁石を当てる距離や動かし方によって太さやカーブ具合が変化します。
キャッツアイネイルのラインの太さや、フレンチネイルの細さにこだわる場合は、粒子の動きをよく見ながら行いましょう。
また、粒子の流れを常に確認することで、磁石の動かし方の感覚を掴めます。
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マグネットネイルのおすすめデザイン3選
マグネットネイルの主なデザインは、キャッツアイ・ビー玉・フレンチの3種類があります。
こちらではそれぞれのやり方も合わせてご紹介するため、ぜひ挑戦してみてください。
斜めにラインを入れる「キャッツアイ」
猫の目のように細くキラッと光るキャッツアイネイルは、手元にクールさや大人っぽさがほしい人におすすめです。
長方形のネイル用磁石を使用して、以下の手順で挑戦してみましょう。
- 爪全体にマグネットジェルを塗布する※硬化しない
- 長方形の磁石を爪に対してななめに近づける
- ライトで硬化する
さらに輝きを強めたい場合は、1と2の工程を2回繰り返してから硬化してください。
自分のイメージに合わせ、角度を変えてみても良いでしょう。
中央に寄せ集める「ビー玉」
中央に鉄粉を集めると、ビー玉のような立体感ある輝きが楽しめます。
初心者は先端が円状になったスティックタイプの磁石を使うと簡単です。
- 爪全体にマグネットジェルを塗布する※硬化しない
- 爪の周辺に磁石をあて、鉄粉を中央に集める
- ライトで硬化する
円状の磁石は近づけると鉄粉が離れていくため、周辺から中央に鉄粉を寄せていきます。
爪から1〜2cm程度離れたところでゆっくり磁石を動かすと、きれいに縁取れるでしょう。
上級者向け「フレンチ」
マグネットフレンチは、グラデーションネイルのような濃淡を楽しめます。
円状の磁石を使用し、爪先に鉄粉を集めてラインを作っていきましょう。
- 爪全体にマグネットジェルを塗布する※硬化しない
- 爪の根本から爪先に向かって磁石をあてて、爪先に鉄粉を集める
- ライトで硬化する
フレンチは磁力が足りなかったり、雑に動かしたりすると根本側に鉄粉が残ってしまいます。
他のアートよりも難しいデザインですが、ゆっくり磁石を動かしてきれいな仕上がりを目指しましょう。
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マグネットネイル【人気カラーはどれ?】
マグネットネイルは磁石の当て方だけでなく、カラー次第でガラッと印象が変わります。
今回は人気の4つのカラーをご紹介するため、自分の求めるイメージに近づける参考にしてください。
ピンクゴールド
肌なじみの良いピンクゴールドは、目立ちすぎず華やかさも損なわないカラーです。
キャッツアイネイルにすれば、指先を長くほっそり見せられます。
マグネットネイルはアート全体の引き締めてくれるため、ポイントとして取り入れることもおすすめです。
シルバー
全面シルバーのマグネットネイルはクールな印象が強く、メンズネイルでも人気の高いデザインです。
一方、フレンチネイルやバイカラーネイルのように部分付けすると、華奢で洗練された印象になります。
大人の女性を演出したい場合におすすめのカラーリングです。
ベージュ
こちらはシルバーと同様のアートですが、色が異なるだけで印象もガラッと変わります。
ベージュにすればフェミニンな印象が強まりますが、キュートすぎない品の良さも魅力的です。
年齢を問わず人気の高いカラーリングですよ。
ニュアンスカラー
ニュアンスカラーのマグネットネイルはマニッシュコーデにぴったりハマります。
多色使いしてもしつこさがなく、落ち着いた印象にまとまるのもニュアンスカラーならではの特徴です。
トレンド感を演出したいおしゃれ感度の高い女性におすすめですよ。
マグネットネイルに関するよくある質問
こちらでは、マグネットネイルに関するよくある質問にお答えします。
マグネットネイルはなぜ光るの?
マグネットネイルに含まれているのは、金属のひとつである鉄の粉です。
細かく砕かれているため、キラキラと繊細な輝きを実現しています。
また、マグネットネイルの場合はこの鉄粉を磁石で一箇所に集めることで、その輝きを強めています。
マグネットネイルとミラーネイルは何が違うの?
マグネットネイルとミラーネイルはどちらも輝きのあるネイルですが、その質感は異なります。
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ミラーネイルは鏡のように反射するため、光沢感が強いことが特徴です。
一方のマグネットネイルにも光沢感はありますが、それ以上にグリッターのようなラメ感が印象強いネイルといえます。
奥行きマグネットネイルってなに?
奥行きマグネットネイルは、ベースにカラージェルを塗布してからマグネットアートを施したネイルのことです。
ベースとマグネットの間に境界ができるため、鉄粉が浮き出たように見えて立体感があります。
ベースを黒にすると、インパクトの強いギャラクシーネイルになりますよ。
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マグネットネイルのやり方をマスターしよう
今回ご紹介したデザイン・やり方以外にも、マグネットネイルにはさまざまなバリエーションがあります。
セルフでも挑戦できますが、アートによっては自分では上手くできないと感じることもあるでしょう。
繊細な仕上がりを目指すのであれば、直接プロから指導を受けることが上達への近道です。
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