3Dアートとは?初心者向けの作り方と2025年の最新3Dネイルデザインを紹介

立体的なデザインが人気の3Dアート(3Dネイル)ですが、初心者の方にとってはハードルが高いと感じるかもしれません。

「エンボスネイルとの違いは?」「絵心がなくても3Dアートは上手くなるの?」などの疑問を持っている方もいるでしょう。

本記事では、初心者を対象に3Dアートの作り方と最新デザインを紹介します。

3Dアートの技術を習得する理由や、3Dネイルが上手になる方法もお伝えします。

ぜひ最後までご覧ください。

 

3Dアート(3Dネイル)とは?

個性的な3Dアート

3Dアート(3Dネイル)とは、アクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜて(ミクスチャー)作る立体的なネイルのことです。

一般的なネイルアートは、模様を描いたりパーツを乗せたりしますが、3Dアートは立体的なパーツを作成するため迫力があります。

 

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3Dアートとエンボスネイルの違い

3Dアートとエンボスネイルの違いは、以下のとおりです。

  • 3Dアート:アルミホイルなどの上で作成する(立体感のあるアート)
  • エンボスアート:爪やチップの上で形成する(ぷっくりとしたアート)

 

3Dアートは、パーツを作ってから爪の上に乗せます。

一方のエンボスアートは、直接爪やチップの上でパーツを形成します。

厳密に説明するとこのような違いがありますが共通する点は「立体的で盛り上がったアート」で、作成工程によって名称が変わると覚えておくとよいでしょう。

 

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3Dアートの一般的なデザイン

薔薇の3Dアート

3Dアートの一例として「花」「リボン・ハート」「キャラクター」3つのデザインをご紹介します。

 

3Dアート花

3Dアートの中でもスタンダードな花のデザインです。

花は比較的簡単なので、初心者でも挑戦しやすいでしょう。

 

ひまわり・バラ・桜など季節に合ったデザインは年齢問わず人気があります。

 

リボン・ハート

3Dアートリボン

女性らしいリボン・ハートも人気のデザインです。

立体的な3Dアートは、インパクトのある華やかさを表現できます。

 

【最新トレンド】3Dアートデザイン一覧

蝶をモチーフにした3Dアート

3Dアートの最新トレンドデザインを3つ紹介します。

 

ウェーブ

3Dアートウェーブ

3Dアートの最新トレンドデザイン1つ目は、波を表現したようなウェーブネイルです。

うねうねとしたウェーブのデザインが個性的で、見た目のインパクトがあり釘付けになってしまうかもしれません。

 

ウェーブ状の3Dアートは、初心者でも作りやすくおすすめのデザインです。

 

最新トレンドのキャラクターモチーフネイル

3Dアートちいかわ

最新トレンドのキャラクターをモチーフにした3Dアートは、幅広い客層に人気です。

令和では「推し文化」の広がりとともに急激に需要が高まり、「推しネイル」が注文できるネイルサロンを選ぶお客様も増えています。

トレンドデザインは移り変わるスピードが早いため、人気キャラクターの最新情報は常に押さえておきましょう。

 

フードネイル

3Dアートフードネイル

食べ物をモチーフにした3Dアートは、ユニークさを求める客層に人気です。

細部まで研究し、リアル感を追求することでお客様も喜んでくれるでしょう◎

 

夏はかき氷やスイカ、秋は焼き芋など、季節感のあるバリエーションも楽しめます。

 

3Dアートに必要なもの

アクリルリキッドの3dの必要なモノ

3Dアートに欠かせない5つのネイル道具を紹介します。

 

アクリルリキッド(モノマー)

アクリルリキッドは、アクリルパウダーと混ぜて使用する液体です。

別名でモノマーとも呼ばれています。

揮発性が高く酸化しやすい特徴があるため、必ず小分けにして使いましょう。

 

アクリルパウダー

アクリルパウダー

アクリルパウダーは、アクリル樹脂を細かく粉末状にした製品です。

アクリルキッドを含ませることで、3Dアートの元となるミクスチャーを作ります。

 

アクリル筆

3d筆

アクリル筆は、ミクスチャーを形成する際に使用します。

3Dアートにはセーブル毛筆やコリンスキー毛筆が最適です。

また、小回りのきく毛量が少ない先端が整ったモノを使いましょう。

ナイロン製のアート筆は、アクリルリキッドにより毛が溶ける可能性があるため避けてください。

 

さまざまなデザインに挑戦したい方は、細い筆から太い筆まで数本揃えるとよいでしょう。

 

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ダッペンディッシュ

ダッペンディッシュは、アクリルリキッドを小分けに使用するための容器です。

プラスチックは溶けてしまうため、必ずガラス製の容器を用意しましょう。

施術中の転倒防止として、ある程度重さがある容器をおすすめします。

 

キッチンペーパー(使いやすい大きさにカット)

筆を綺麗にするときや、ミクスチャーを作った時にリキッドを吸わせるのに使用します。

事前に使いやすい大きさにカットして用意すると良いでしょう。

 

3Dアートの作り方

3Dアートの施術を行うネイリスト

3Dアートは技術力を求められるため、ハードルが高いと感じている方もいるでしょう。

ネイル初心者の方に向けて、アクリルリキッドの3Dアートの基本手順と3Dジェルを使用したアートの基本手順を解説します。

 

アクリルリキッドの3Dアートの基本手順

アクリルリキッドを使用した基本手順を解説します。

 

1.筆をリキッドで湿らせる

アクリルリキッドと筆

アクリルリキッドをダッペンディッシュに入れます。(筆が浸る程度の量)

準備ができたら、筆をリキッドで湿らせます。

湿らせすぎた場合は、ダッペンディッシュのふちで筆をしごき量を調整してください。

 

アクリルリキッドは揮発性が高く独特な臭いがあるため、室内換気に気を配り施術を行いましょう。

 

2.アクリルパウダーをボール状に取る

ミクスチャーを取る

筆の先端にアクリルパウダーに軽く付けると、アクリルリキッドとアクリルパウダーが化学反応を起こしてボール状のミクスチャーができあがります。

できあがったミクスチャーをアクリルパウダーの中から取り出しましょう。

その後、キッチンペーパーに一度筆を置いてアクリルリキッドを吸わせます。

 

3.ミクスチャーの大きさ・硬さを確認

ミクスチャーの硬さ大きさ

ミクスチャーの大きさと硬さを確認します。

表面にツヤがあり、自然と丸みが出る程度の形が理想的です。

表面が粉っぽい場合はリキッド不足、ミクスチャーが流れ落ちる場合はリキッドの量が多い可能性があります。

 

ポイント
最初は適量のミクスチャーのボールを作れるようになるまで、何回か練習してからアートをするようにしましょう。

また、慣れてきてもミクスチャーは室温や湿度によって、固まる速度が変わるため3Dアートをするときは、その日のミクスチャーの状態を確認してから爪に乗せるようにしましょう!

 

4.爪に置いて好みのデザインを形成する

3dアート

ミクスチャーを爪に置き、好みのデザインを形成します。

今回はリボンを作っていきます。

筆を扱うときは優しくゆっくり動かしましょう。

 

ポイント
3D用のミクスチャーを乗せる前にマットコートを塗ってからミクスチャーを乗せると操作しやすいので、おすすめです。

 

3Dアート

 

ミクスチャーは時間が経過すると、固まって形成しにくくなるため注意しましょう。

 

3Dアート

理想の形に仕上がらなかった場合は、硬化する前にウッドスティックなどで取り外し廃棄してください。

薄くトップコートを塗って仕上げて完成です!

 

3Dジェルの3Dアートの基本手順

3Dジェルを使った3D

必要なモノは以下の通りです。

  • 3Dジェル(クレイジェル)
  • シリコン筆
  • パーツ
  • スパチュラ
  • トップコート

今回は3Dのフリルを作っていきます!

 

1.スパチュラで適量を取ります

3Dジェルの量

アートを乗せたい爪に合わせた量を取ります。

この時、3Dジェルには素手で触れないように気を付けましょう。

アレルギーの原因になってしまうことがあります。

 

2.3Dジェルを爪に乗せます

3Dジェルの3D

俵型に丸めた3Dジェルを斜めに爪に置き、シリコン筆(斜めの面)で片面だけ押しつけます。

この時、シリコン筆は軽く消毒用アルコールで軽く拭きましょう。

 

3.好みのデザインを形成する

3Dジェルの3Dジェルの3D

シリコン筆(尖った面)を使用し好みのフリルを作成します。

シリコン筆は力を抜いて優しく押すように使うと、思うように形を作ることができます。

形が決まったらLEDライトに入れてしっかり硬化します。

 

ポイント
3DジェルはLEDライト当てないと固まりません。

しかし、ゆっくりとレベリングするためこまめ全体的に形の微調整を行いながら理想の形を作るようにしましょう。

 

4.好みでパーツを乗せ薄くトップコートを塗る

3Dジェルの3Dアート

お好みでフリルの根元にストーンなどを乗せ、せっかく作ったフリルの凹凸を埋めないように薄くトップコートをかけて硬化し完成です。

 

ポイント
3Dジェルの濃い色(黒や黄色)を使用する場合は、3Dジェルが分厚くなりすぎないように気を付けましょう。

濃い色は中まで固まらない場合があるため、オフの際にヤスリやマシーンのビットの目が詰まる原因になります。

 

3Dアート技術を習得すべき3つの理由

考え込む女性

ネイリストが3Dアートの技術を習得すると多くのメリットが得られます。理由は大きく分けて3つです。

 

世界に1つだけのオリジナルネイルが作れる

3Dアートの魅力は、花やキャラクターなどのデザインを自由自在に作成できる点です。

技術を取得すると、世界に1つだけのオリジナルネイルが作れます。

 

キャラクター風のモチーフネイルはもちろん、似顔絵・ペット・食べ物など個性豊かなデザインも再現可能です。

 

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パーツ販売で収入アップ

3Dアートは作り置きもできるため、パーツとして販売し収入アップを目指せます。

3Dアートのパーツ販売は、「SNSアプリ」「フリマサイト」「ハンドメイドサイト」を活用するとよいでしょう。

  • Instagram(インスタグラム)
  • メルカリ
  • minne(ミンネ)
  • BASE(ベース)
  • X(旧Twitter)
  • ココナラ
  • ラクマ
  • Yahoo!オークション など

 

お客様のオーダーを受けて、世界に1つだけの3Dパーツを販売するのもおすすめです。

 

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指名客を獲得しやすい

3Dアートの魅力は、世界に1つだけのオリジナルネイルが作成できる点です。

ネイリストの場合は自分の得意分野が増え、指名客を獲得しやすくなります

 

季節やイベントに合うネイルはもちろん、お客様の好きなキャラクターや芸能人をイメージしたネイルも作成できます。

3Dアートはお客様の満足度が高く、リピーターや指名客を獲得にも繋がりやすいでしょう。

 

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3Dアートが上手くなる方法

独学で3Dアートを練習する女性

初心者でも3Dアートが上達する方法を3つ紹介します。

 

3Dアートに特化したネイルスクールに通う

できるだけ早く技術を習得したい場合は、3Dアートに特化したネイルスクールに通うのがおすすめです。

ネイルスクールは直接講師から指導を受けられるため、効率的に技術を習得できるでしょう。

筆の動かし方やミクスチュアの作り方など基礎を忠実に学び、クオリティの高いアートを目指せます。

 

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独学で練習する

ネイルスクールに通えない場合は、独学も1つの手段です。

自宅でテキストや動画などを参考に練習を進めます。

 

独学の魅力は、自分の好きなタイミングで練習できる点です。

ただし、誤った知識や自己流の癖が身についてしまうリスクが高く注意が必要です。

 

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初心者は3Dジェルがおすすめ

ネイル初心者は「3Dジェル」がおすすめです。

3Dジェルとは、粘土のようなテクスチャーの「クレイジェル」を用いて立体的なデザインを作成します。

 

ミクスチャーを使用する3Dネイルよりも難易度が低いため、まずは3Dジェルでコツを掴んでみてください。

 

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東京のネイルスクール「ネイルスクールシンシア」の魅力

ネイルスクールの生徒たち

3Dアート技術を習得するなら、東京新宿にあるネイルスクールシンシアがおすすめです。

ネイルスクールシンシアの魅力を3つに絞って紹介します。

 

3Dアートが得意な講師が在籍

ネイルスクー8シンシア東京新宿校は、3Dアートが得意な講師が多数在籍しています。

メディア・ステージデモ・コンテストの受賞歴がある講師から直接学べるため、3Dアートの知識を深めたい方にとって最適の環境といえるでしょう。

 

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コースの種類が充実

ネイルスクールシンシアはコースの種類が豊富で、自分のレベルや目標に合わせて選べる点が魅力です。

 

大きく分けて以下の4つのコースに分類されます。

  • 本科コース:初心者からプロを目指すコース
  • スペシャルコース:サロンワークで役立つ実践的なテクニックを学ぶコース
  • 検定対策コース:検定取得に向けた集中カリキュラム
  • テクニシャンコース:スキルアップを目指すコース

 

ネイル初心者で3Dアートを学びたい方には、本科コースの「プロフェッショナルネイリストコース」がおすすめです。

プロフェッショナルネイリストコースは、ネイリスト検定1級+ジェルネイル検定上級に対応したコースとなります。

ネイリスト検定1級の実技試験では、3Dアートをメインアートとした「ミックスメディアアート」が出題されます。

上記コースは「ミックスメディアアート」に対応したカリキュラムで、3Dアートを学びたい方に最適です。

 

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設備環境が整ったJNA認定校

ネイルスクールシンシアは、安心して通えるJNA認定校です。

 

JNA認定校とは、NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が定める厳しい基準に合格したネイルスクールを指します。

3Dアートを学ぶための設備環境やハイレベルな授業が約束されていると考えてよいでしょう◎

 

JNA認定校ネイルスクールとは?他の学校との違い・メリットを解説!

 

3Dアートに関するよくある質問

よくある質問

3Dアートに関するよくある質問に回答します。

 

3Dアートとネイルパーツの違いって?

3Dアートは、ジェルやミクスチャーを用いて形成した立体的なデザインです。

一方でネイルパーツは、ネイルアートに使う市販のパーツを指します。

ネイルパーツには、「ストーン」「スタッズ」「ブリオン」「パール」などがあります。

 

手早く立体的なデザインを作りたいときは、ネイルパーツを利用すると便利です。

 

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3Dアートはジェルで作れる?

3Dアートはジェルでも作れます

 

ジェルは硬化させる前なら何度でも調整できるため初心者向きです。

ミクスチャーの扱いが難しく苦戦してしまう場合は、ジェルで3Dアートに挑戦してみるのもよいでしょう。

 

3Dアートの片付けは大変?

3Dアートの片付けは慣れてしまえば簡単ですが、最初のうちは大変だと感じる方もいるかもしれません。

3Dアートに使用したアクリルリキッドが残った場合、再利用はできないため必ずキッチンペーパーなどに吸わせてから破棄しましょう。

また、筆を水で洗うとダメージを与えるため、必ずアクリルリキッドで洗いましょう。

 

3Dアートの技術習得はネイルスクールシンシア!

3Dアートは立体的なデザインが特徴で、花やキャラクターモチーフなどを表現したいときに最適です。

ただし、高い技術力が求められるため初心者の方にはハードルが高いでしょう。

3Dアートの技術を効率的に学ぶなら、ネイルスクールがおすすめです。

ネイルスクールシンシアでは、3Dアートを得意とする一流の講師陣が丁寧に指導します。

ぜひ入学を検討してみてください◎

 

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