3Dアートとは?初心者向けの作り方と2024年の最新3Dネイルデザインを紹介
立体的なデザインが人気の3Dアート(3Dネイル)ですが、初心者の方にとってはハードルが高いと感じるかもしれません。
「エンボスネイルとの違いは?」「絵心がなくても3Dアートは上手くなるの?」などの疑問を持っている方もいるでしょう。
本記事では、初心者を対象に3Dアートの作り方と最新デザインを紹介します。
3Dアートの技術を習得する理由や、3Dネイルが上手になる方法もお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。
3Dアート(3Dネイル)とは?
3Dアート(3Dネイル)は、アクリルリキッドとアクリルパウダーを混ぜて(ミクスチャー)作る立体的なネイルです。
一般的なネイルアートは、模様を描いたりパーツを乗せたりしますが、3Dアートは立体的なパーツを作成するため迫力があります。
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3Dアートとエンボスネイルの違い
3Dアートとエンボスネイルの違いは、以下のとおりです。
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3Dアートは、パーツを作ってから爪の上に乗せます。
一方のエンボスアートは、直接爪やチップの上でパーツを形成します。
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3Dアートの一般的なデザイン
3Dアートの一例として「花」「リボン・ハート」「キャラクター」3つのデザインをご紹介します。
花
3Dアートの中でもスタンダードな花のデザインです。
花は比較的簡単なので、初心者でも挑戦しやすいでしょう。
ひまわり・バラ・桜など季節に合ったデザインは年齢問わず人気があります。
リボン・ハート
女性らしいリボン・ハートも人気のデザインです。
立体的な3Dアートは、インパクトのある華やかさを表現できます。
キャラクター
キャラクターの3Dアートは、ネイルサロンの中でもオーダーが集中する人気デザインです。
デザインが複雑で時間もかかるため、高い技術力が求められます。
【2024年最新トレンド】3Dアートデザイン一覧
3Dアートの最新トレンドデザインを3つ紹介します。
ウェーブ
3Dアートの最新トレンドデザイン1つ目は、波を表現したようなウェーブネイルです。
うねうねとしたウェーブのデザインが個性的で、見た目のインパクトがあり釘付けになってしまうかもしれません。
ウェーブ状の3Dアートは、初心者でも作りやすくおすすめのデザインです。
最新トレンドのキャラクターネイル
最新トレンドのキャラクターをモチーフにした3Dアートは、幅広い客層に人気です。
旬のキャラクターや流行デザインは、常に押さえておきましょう。
フードネイル
食べ物をモチーフにした3Dアートは、ユニークさを求める客層に人気です。
細部まで研究し、リアル感を追求することでお客様も喜んでくれるでしょう◎
夏はかき氷やスイカ、秋は焼き芋など、季節感のあるバリエーションも楽しめます。
3Dアートに必要なもの
3Dアートに欠かせない4つのネイル道具を紹介します。
アクリルリキッド(モノマー)
アクリルリキッドは、アクリルパウダーと混ぜて使用する液体です。
別名でモノマーとも呼ばれています。
揮発性が高く酸化しやすい特徴があるため、必ず小分けにして使いましょう。
アクリルパウダー
アクリルパウダーは、アクリル樹脂を細かく粉末状にした製品です。
アクリルキッドを含ませることで、3Dアートの元となるミクスチャーを作ります。
アクリル筆
アクリル筆は、ミクスチャーを形成する際に使用します。
3Dアートにはセーブル毛筆やコリンスキー毛筆が最適です。
ナイロン製のアート筆は、アクリルリキッドにより毛が溶ける可能性があるため避けてください。
さまざまなデザインに挑戦したい方は、細い筆から太い筆まで数本揃えるとよいでしょう。
ダッペンディッシュ
ダッペンディッシュは、アクリルリキッドを小分けに使用するための容器です。
プラスチックは溶けてしまうため、必ずガラス製の容器を用意しましょう。
施術中の転倒防止として、ある程度重さがある容器をおすすめします。
3Dアートの作り方
3Dアートは技術力を求められるため、ハードルが高いと感じている方もいるでしょう。
ネイル初心者の方に向けて、3Dアートの基本手順を解説します。
1.筆をリキッドで湿らせる
アクリルリキッドをダッペンディッシュに入れます。(筆が浸る程度の量)
準備ができたら、筆をリキッドで湿らせます。
湿らせすぎた場合は、ダッペンディッシュのふちで筆をしごき量を調整してください。
アクリルリキッドは揮発性が高く独特な臭いがあるため、室内換気に気を配り施術を行いましょう。
2.アクリルパウダーをボール状に取る
筆の先端にアクリルパウダーに軽く付けると、アクリルリキッドとアクリルパウダーが化学反応を起こしてボール状のミクスチャーができあがります。
できあがったミクスチャーをアクリルパウダーの中から取り出しましょう。
3.ミクスチャーの大きさ・硬さを確認
ミクスチャーの大きさと硬さを確認します。
表面にツヤがあり、自然と丸みが出る程度の形が理想的です。
表面が粉っぽい場合はリキッド不足、ミクスチャーが流れ落ちる場合はリキッドの量が多い可能性があります。
4.爪に置いて好みのデザインを形成する
ミクスチャーを爪に置き、好みのデザインを形成します。
ミクスチャーは時間が経過すると、固まって形成しにくくなるため注意しましょう。
理想の形に仕上がらなかった場合は、硬化する前にウッドスティックなどで取り外し廃棄してください。
3Dアート技術を習得すべき3つの理由
ネイリストが3Dアートの技術を習得すると多くのメリットが得られます。理由は大きく分けて3つです。
世界に1つだけのオリジナルネイルが作れる
3Dアートの魅力は、花やキャラクターなどのデザインを自由自在に作成できる点です。
技術を取得すると、世界に1つだけのオリジナルネイルが作れます。
人気キャラクターはもちろん、似顔絵・ペット・食べ物など個性豊かなデザインも再現可能です。
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パーツ販売で収入アップ
3Dアートは作り置きもできるため、パーツとして販売し収入アップを目指せます。
具体的には、Instagram・メルカリ・minneなどで自作の3Dパーツを販売します。
お客様のオーダーを受けて、世界に1つだけの3Dパーツを販売するのもおすすめです。
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指名客を獲得しやすい
3Dアートの魅力は、世界に1つだけのオリジナルネイルが作成できる点です。
ネイリストの場合は自分の得意分野が増え、指名客を獲得しやすくなります。
季節やイベントに合うネイルはもちろん、お客様の好きなキャラクターや芸能人をイメージしたネイルも作成できます。
3Dアートはお客様の満足度が高く、リピーターや指名客を獲得にも繋がりやすいでしょう。
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3Dアートが上手くなる方法
初心者でも3Dアートが上達する方法を3つ紹介します。
3Dアートに特化したネイルスクールに通う
できるだけ早く技術を習得したい場合は、3Dアートに特化したネイルスクールに通うのがおすすめです。
ネイルスクールは直接講師から指導を受けられるため、効率的に技術を習得できるでしょう。
筆の動かし方やミクスチュアの作り方など基礎を忠実に学び、クオリティの高いアートを目指せます。
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独学で練習する
ネイルスクールに通えない場合は、独学も1つの手段です。
自宅でテキストや動画などを参考に練習を進めます。
独学の魅力は、自分の好きなタイミングで練習できる点です。
ただし、誤った知識や自己流の癖が身についてしまうリスクが高く注意が必要です。
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初心者は3Dジェルがおすすめ
ネイル初心者は「3Dジェル」がおすすめです。
3Dジェルとは、ジェルを用いて立体的なデザインを作成します。
ミクスチャーを使用する3Dネイルよりも難易度が低いため、まずは3Dジェルでコツを掴んでみてください。
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東京のネイルスクール「ネイルスクールシンシア」の魅力
3Dアート技術を習得するなら、新宿のネイルスクールシンシアがおすすめです。
ネイルスクールシンシアの魅力を3つに絞って紹介します。
3Dアートが得意な講師が在籍
ネイルスクールシンシアは、3Dアートが得意な講師が多数在籍しています。
メディア・ステージデモ・コンテストの受賞歴がある講師から直接学べるため、3Dアートの知識を深めたい方にとって最適の環境といえるでしょう。
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コースの種類が充実
ネイルスクールシンシアはコースの種類が豊富で、自分のレベルや目標に合わせて選べる点が魅力です。
大きく分けて以下の4つのコースに分類されます。
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ネイル初心者で3Dアートを学びたい方には、本科コースの「プロフェッショナルネイリストコース」がおすすめです。
プロフェッショナルネイリストコースは、ネイリスト検定1級+ジェルネイル検定上級に対応したコースとなります。
ネイリスト検定1級の実技試験では、3Dアートをメインアートとした「ミックスメディアアート」が出題されます。
上記コースは「ミックスメディアアート」に対応したカリキュラムで、3Dアートを学びたい方に最適です。
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設備環境が整ったJNA認定校
ネイルスクールシンシアは、安心して通えるJNA認定校です。
JNA認定校とは、NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が定める厳しい基準に合格したネイルスクールを指します。
3Dアートを学ぶための設備環境やハイレベルな授業が約束されていると考えてよいでしょう◎
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3Dアートに関するよくある質問
3Dアートに関するよくある質問に回答します。
3Dアートとネイルパーツの違いって?
3Dアートは、ジェルやミクスチャーを用いて形成した立体的なデザインです。
一方でネイルパーツは、ネイルアートに使う市販のパーツを指します。
ネイルパーツには、「ストーン」「スタッズ」「ブリオン」「パール」などがあります。
手早く立体的なデザインを作りたいときは、ネイルパーツを利用すると便利です。
3Dアートはジェルで作れる?
3Dアートはジェルでも作れます。
ジェルは硬化させる前なら何度でも調整できるため初心者向きです。
ミクスチャーの扱いが難しく苦戦してしまう場合は、ジェルで3Dアートに挑戦してみるのもよいでしょう。
3Dアートの片付けは大変?
3Dアートの片付けは慣れてしまえば簡単ですが、中には大変だと感じる方もいるかもしれません。
3Dアートに使用したアクリルリキッドが残った場合、再利用はできないため必ずキッチンペーパーなどに吸わせてから破棄しましょう。
また、筆を水で洗うとダメージを与えるため、必ずアクリルリキッドで洗いましょう。
3Dアートの技術習得はネイルスクールシンシア!
3Dアートは立体的なデザインが特徴で、花やキャラクターなどを表現したいときに最適です。
ただし、高い技術力が求められるため、初心者の方にはハードルが高いでしょう。
3Dアートの技術を効率的に学ぶなら、ネイルスクールがおすすめです。
ネイルスクールシンシアでは、3Dアートを得意とする一流の講師陣が丁寧に指導します。
ぜひ入学を検討してみてください◎
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