自宅ネイルサロンの開業準備はこれで完璧!必要な道具や費用を解説
自宅ネイルサロンの開業に向けて動き出そうと思ってもなにから準備すればいいかわからず困っていませんか?
この記事では、開業までに済ませておきたい手続きや、必要な資金と道具について解説します。
「これから自宅ネイルサロンの開業を考えている」
「開業準備に必要なネイル道具や費用が知りたい」
そんな方は、必見の内容です。ぜひ最後までご覧ください。
自宅ネイルサロン開業に向けた準備
自宅ネイルサロンの開業は、ネイルスキルの習得はもちろん税金の手続きや保険の加入などさまざまな準備が必要です。
順調なスタートダッシュが切れるよう、以下の項目をしっかり把握しておきましょう。
開業届と青色申告承認申請書を提出する
サロンの開業日を決めたら、開業届と青色申告承認申請書を税務署にまとめて提出します。
この2つの書類を提出していないと青色申告の65万円の所得控除を受けられません。
所得控除は節税に繋がり、今後のサロン経営にも大きく影響するため必ず開業届と青色申告書を提出しましょう。
自宅ネイルサロンは開業届を出さないでもいいの?メリットやデメリット・提出方法や失業保険についても解説
ネイルサロン賠償保険に加入する
ネイルサロンを運営するうえで想定されるトラブルに備えられるよう、ネイルサロン賠償保険の加入を検討するとよいでしょう。
施術中のケガや事故、荷物の破損や盗難などお客様に対しての損害賠償を補償してくれます。
必須加入ではありませんが、保険に入っていればトラブルが起きても大きな損失を発生させず、なおかつお客様に対して適切な対処ができます。
必要なネイル資格を取得しておく
ネイリストは無資格・未経験でもなれる職業ですが、資格の有無は周りとの差別化やお客様からの信頼獲得に大きく差が出ます。
特に、開業したての頃は実績がなく信頼性に欠けやすいものです。
したがって、ネイリストとしてのスキルがあると証明できる資格を取っておくとよいでしょう。
自宅ネイルサロン開業に資格は必要?月収相場や開業後の注意点を解説
自宅ネイルサロン開業までに取得しておきたい資格
自宅ネイルサロンを開業するまでに取得しておきたい資格は以下の通りです。
- JNECネイリスト技能検定
- JNAジェルネイル技能検定
- ネイルサロン衛生管理士
これらは、確かなネイルスキルとサロンの適切な衛生管理の知識を持っていることを証明できる資格です。
資格の保有は実力のアピールにも繋がるため、積極的に検定試験を受けてみましょう。
それぞれの資格の特徴を解説します。
JNECネイリスト技能検定
JNECネイリスト技能検定は、ネイルの総合的なスキルを網羅的に取得していることを証明する資格です。
基礎的な知識と技術の習得から始まり、応用的なハイレベルな技術まで身に付けます。
27年以上の長い歴史があり、国際的にも通用する価値の高いものになっています。
各級の習得内容は以下の通りです。
3級 | ネイルの基礎的な知識と技術の習得 |
2級 | サロンワークで活躍するためのスキルの習得 |
1級 | トップネイリストとしてネイルを施するための応用スキルの習得 |
ネイリストとしてサロンを構えるならば、最低でも2級の取得を目指すとよいでしょう。
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JNAジェルネイル技能検定
JNAジェルネイル技能検定は、ジェルネイルの施術において高い権威性を発揮する資格です。
最高位の資格を取得すれば、かなり高度な技術を身に付けられるため競合サロンとの差別化を図れます。
各級の習得内容は以下の通りです。
初級 | ジェルネイルの基礎的な知識と技術の習得 |
中級 | サロンワークで活躍するためのスキルの習得 |
上級 | トップネイリストとしてネイルを施するための応用スキルの習得 |
ジェルネイルはサロンメニューの6割を占めるほど普及率が高く利用客も多いため、積極的に取得しましょう。
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ネイルサロン衛生管理士
ネイルサロン衛生管理士は、適切にサロン全体の衛生管理が行えることを証明する資格です。
清潔な衛生環境はお客様への安全なサービスの提供に繋がります。
衛生管理が正しく行えるサロンは安心感を与えられるため、新規のお客様にも選ばれやすくなります。
また、ネイルサロン衛生管理士の資格保有者がいるサロンは「JNA認定サロン」と名乗れるため、高い権威とともに信頼も得られるでしょう。
ネイルサロン衛生管理士とは?資格取得のメリットや試験当日の流れ・更新手続きまで解説
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自宅ネイルサロン開業準備に必要な道具
自宅ネイルサロンの開業準備には、多くの道具が必要になります。
施術時に必要なネイル道具は当然ながら、お客様が快適に過ごすための便利グッズも用意しておくとよいでしょう。
ネイルサロン施術の必需品
ネイルを施す際に必要となる主な道具は以下の通りです。
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最低限これらがなくては施術ができないため、漏れなくしっかりと揃えましょう。
ネイルカラーや筆などのネイル道具は、品質の高いプロ仕様のものがおすすめです。
用意しておくと良い!お客様に喜ばれる便利グッズ
以下はお客様に快適に過ごしてもらうためにあるとよいものです。
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足元を汚さないためのスリッパや、体を冷やさないためのひざ掛けなど小さな配慮が大切です。
居心地の悪いネイルサロンはリピートされにくくなります。
長い施術時間を少しでも快適に過ごしてもらえるよう工夫するとお客様の満足度アップにも繋がるでしょう。
ネイルサロン開業で失敗する原因4つ!廃業率や失敗しないポイントを紹介
事業運営に必要なアイテム
自宅ネイルサロンを運営するうえで必要なアイテムを以下にまとめました。
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会計や売上管理が行いやすいよう準備を整えましょう。
カード決済や予約システムは必須ではありませんが、お客様の利便性を上げられるため導入を検討することをおすすめします。
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自宅ネイルサロン開業準備に必要な資金
ネイルサロンの開業準備には以下の費用がかかります。
- 内装費用
- 家具・照明などの設備費用
- ネイル商材・消耗品費用
- 広告宣伝費
さまざまな準備が必要ですが、自宅ネイルサロンであれば100万円未満でお店を構えることも可能です。
それぞれ詳しく解説します。
内装費用
内装にかかる費用は、約10~30万円です。
大きくリフォームする場合はこれ以上に費用がかかる場合もあります。
お客様のサロン選びは、料金や施術力に加え、内装や雰囲気を重視する人も多くいます。
おしゃれでコンセプトに合った空間を作るためにも、数十万円の予算を用意しておくとよいでしょう。
自宅ネイルサロンの間取りは何畳必要?確保すべき4つのスペースと内装や収納の注意点を紹介
家具・照明などの設備費用
設備費用は、約20~30万円ほど見積もっておきましょう。
家具や照明などは内装とマッチしたのものを選ぶようにするのがポイントです。
デザイン性の高いアイテムはそれなりに費用が高い傾向にあります。
安く済ませたい方は、すでに持っている家具を利用してもよいですが、内装のテイストと合っているか確認しましょう。
ネイル商材・消耗品費用
ネイル商材や消耗品費用は、約20~40万円ほど用意しましょう。
ネイルカラーやパーツなど、多く揃えようとすると費用がかさみます。
また、ネイルを美しく仕上げるには施術道具はなるべく高品質なプロ仕様のものがよいため、費用を抑えたい方は消毒液やコットンなどの消耗品費を浮かせるとよいでしょう。
広告宣伝費
どのくらい集客に力を入れるかにより費用は大きく変わりますが、広告宣伝は5~60万円ほどと考えておきましょう。
宣伝費の一例を以下にまとめました。
名刺・チラシの作成 | 2千~10万円 |
予約サイトへの掲載 | 1~5万円 |
HP制作 | 20~50万円 |
SNS以外で集客を行う場合、これらの方法で宣伝するのが一般的です。
名刺やチラシは比較的安く済みますが、本格的なHPを作る場合は数十万円の費用が発生します。
開業前は無料のSNSや費用の負担が少ないチラシなどで集客し、資金が調達できたらHPを作ることを検討してもよいでしょう。
開業準備に不安な方は開業コースがあるネイルスクールが安心
自宅ネイルサロンの開業準備が不安を感じる方は、サポート体制が充実しているネイルスクールで学びましょう。
ネイルスクールの「開業コース」で学べること
ネイルスクールの開業コースでは、ネイルテクニックの習得はもちろん、集客方法や競合サロンの分析など経営者として身に付けておきたいスキルを総合的に学習します。
開業届や青色申告書の提出手続きといった指導もあるため、開業までの道をスムーズに辿れるようになります。
ネイルスキル・接客マナー・経営力など、サロンオーナーとして必要な知識や技術の習得が可能です。
ネイルスクールシンシアはサロン開業サポートが万全!
ネイルスクールシンシアのサロン開業コースは、まっすぐ独立に向かって進めるよう万全なサポート体制を整えています。
【おすすめポイント】
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JNECネイリスト技能検定3級とJNAジェルネイル技能検定初級の取得カリキュラムを組んでおり、確実なスキルアップが可能です。
また、在学中は当然ながら、開業後のセミナーや面談も行っているため経営で生まれた疑問や悩みも解消できます。
実践的なスキルを全14回の授業で網羅的に習得できるため、初心者でも最短でネイルサロンの開業が叶えられますよ。
自宅ネイルサロン開業に向けて準備を始めよう
自宅ネイルサロン開業のためには、税務署での手続きや設備の購入、資金の調達などさまざまな準備があります。
それに付随してネイルの学習をする必要があり、独学ですべてこなそうと思うと長期的な時間がかかってしまうでしょう。
ネイルスクールシンシアでは、サポート体制が充実した開業コースで最短で自宅ネイルサロンを構えることが可能です。
無料体験を実施しているため、気になった方はお気軽にお問い合わせください。
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