べっ甲ネイルのやり方をセルフ初心者向けに解説!人気デザインも紹介
手元を上品で華やかに見せてくれるべっ甲ネイルは、高い人気を誇るネイルデザインです。
初心者やセルフではできないのではないかと思われがちですが、コツを掴めば誰でもできるようになります。
この記事では、べっ甲ネイルのやり方を初心者向けに解説します。
押さえるべきポイントをマスターし、べっ甲ネイルに挑戦してみましょう。
べっ甲ネイルとは
べっ甲ネイルは、透明感のあるブラウンやイエローをベースに、濃いブラウンでまだら模様を描いたネイルデザインのことです。
滲むように広がるブラウンの斑点模様はデザイン性も高く、幅広い世代から人気を集めています。
秋の定番と思われるべっ甲ネイルですが「春はベージュ」「冬はグレー」など、カラーを変えれば秋以外の季節でも楽しめます。
日常ネイルにはもちろんお呼ばれネイルにも向いており、さまざまなシーンにおすすめです。
べっ甲デザインが描けると、アートの幅がぐっと広がるでしょう。
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べっ甲ネイルに必要なアイテム
べっ甲ネイルに必要なアイテムは以下の3つです。
- カラージェル
- クリアジェル(初心者向け)
- ベース・トップコート
ネイル初心者の場合は、クリアジェルを用意しておくのがおすすめです。
それぞれの詳細を解説します。
カラージェル
「土台に塗るベースカラー」と「模様を描くカラー」が必要なため、最低でも2色以上のカラージェルを用意しましょう。
おすすめのカラージェルは、ベースカラーとなるイエローやオレンジと、べっ甲の模様を描くためのブラウンやキャメルです。
ただし、べっ甲柄となるカラーは、ベースカラーよりも濃いものにしてください。
3色以上使用すると、べっ甲柄に深みや奥行きが出ます。
しかし、一歩間違えると乱雑な印象になってしまうため、初心者の方には難易度が高く感じるでしょう。
まずは王道の茶系カラーの2色で練習し、慣れてきたら3色のべっ甲ネイルに挑戦してみましょう。
クリアジェル
模様となるカラーをぼかすために使用します。
クリアジェルを使わずべっ甲柄を描くこともできますが、馴染ませる工程が少し難しくなるため中級者向けです。
ネイル初心者の場合は、クリアジェルを使用することで比較的簡単にべっ甲柄を描けます。
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ベース・トップコートジェル
ジェルネイルに必須であるベースコートとトップコートは、必ず用意しましょう。
使用するとしないとでは、ネイルの持ちや仕上がりに大きな差が生じます。
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べっ甲ネイルのやり方【セルフ・初心者向け】
初心者向けのべっ甲ネイルのやり方を解説します。
以下のやり方は、べっ甲ネイルの基本的な工程です。
手順通りに行えば、初心者でもべっ甲ネイルが作れます。しっかりポイントを押さえておきましょう。
1.ベースジェルを塗布→硬化
下処理後、全体にベースジェルを塗布しライトで硬化します。
爪の先端や縁にもしっかり塗ります。
ベースコートの塗り方でネイルの持ちや仕上がりが変わるため、丁寧に行いましょう。
2.ベースカラーを塗布→硬化
ベースとなるカラーを全体に塗布して硬化します。
このとき、多少のムラがあってもべっ甲柄でカバーできるため問題ありません。
3.濃いカラーをランダムに乗せる
べっ甲柄となる濃いカラーを筆にとり3~4箇所に分けてランダムに点置きします。
じわっと広げることを考えて、間隔をあけながら乗せましょう。
一度に多く乗せすぎると、馴染ませる工程で広がりすぎてべっ甲柄を作りにくくなるため要注意です。
4.クリアジェルを使ってカラーを馴染ませる
濃いカラーをクリアジェルでやさしく馴染ませます。
濃いカラーの縁をつつくように、細かく筆を動かすことがべっ甲柄をうまく描くコツです。
このとき、濃いカラーの中心部まで馴染ませすぎないように注意しましょう。
馴染ませすぎると濃淡がなくなり、奥行き感が失われてしまいます。
ベースカラーを覆い被さないように、濃いカラーの縁だけをぼかすことを意識しましょう。
この工程がべっ甲ネイルの最大のポイントになるため、バランスを見ながら丁寧に行います。
5.硬化
好みの柄に仕上げたら硬化します。
硬化後は柄の修正ができないため、硬化前に全体のバランスを見て微調整しましょう。
理想のべっ甲柄に仕上がったら硬化してください。
6.トップジェルを塗布→完全硬化
トップジェルでコーティングし、完全硬化してネイルを仕上げます。
表面に凹凸があれば、なめらかになるようにバランスを見てトップジェルを塗布しましょう。
ネイルを様々な角度から見てチェックするとわかりやすいです。
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べっ甲ネイルのやり方【中級者向け】
クリアジェルを使用しない中級者向けのべっ甲ネイルの作り方を解説します。
馴染ませる工程でクリアジェルを使用せず、ベースカラーと濃いカラーのみで仕上げます。
べっ甲柄が少し作りにくくなるため、初心者には少しハードルが高いでしょう。
まずは初心者向けのやり方に慣れてから、中級者向けの方法に挑戦してみるのがおすすめです。
1.ベースジェルを塗布→硬化
ベースジェルを爪全体に塗布し硬化します。
爪の先端や縁も意識して、丁寧に塗りましょう。
2.ベースとなるカラージェルを塗布→硬化(1回目)
ベースとなるカラージェルを塗布し硬化します。
このあとにもう一度ベースカラー重ねるため、透明感が欲しい方は1回目のベースカラーは薄めに塗りましょう。
3.ベースとなるカラージェルを塗布(2回目は硬化しない)
2回目のベースカラーを塗布します。
次の工程で濃いカラーと馴染ませるため、硬化はまだ行いません。
4.硬化せずに濃いカラージェルをランダムに乗せる
濃いカラーを筆にとり、間隔を空けながらランダムに点置きします。
このとき、一度に多く乗せすぎないよう注意しましょう。
5.カラージェルを馴染ませ濃淡を作る
ベースカラーと濃いカラー同士を馴染ませます。
初心者向けとは違い、馴染ませる工程でクリアジェルを使用しません。
カラーの境目をやさしくつつきながら、2色をぼかしてべっ甲柄を作ります。
混ぜすぎると濃淡がなくなるため、様子を見ながら行いましょう。
6.硬化
馴染ませる工程がおわったら再び硬化します。
7.トップジェルを塗布→完全硬化
トップジェルを塗布し、完全硬化して完成です。
べっ甲ネイルのやり方に関するよくある質問
べっ甲ネイルのやり方に関する疑問を解説します。
べっ甲ネイルに合うおすすめカラーは何色?
べっ甲ネイルと相性の良いおすすめカラーは以下の通りです。
- ボルドー
- ベージュ
- カーキ
- ホワイト
- ピンク
- ゴールド など
さまざまなカラーと相性が良いため、多彩な雰囲気が楽しめるでしょう。
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べっ甲ネイルは春夏秋冬できるデザイン?
べっ甲ネイルは、カラーを変えれば季節問わず楽しめるデザインです。
春 | ベージュ、ピンク、レッド |
夏 | オレンジ、イエロー、ブルー |
秋 | ブラウン、ボルドー、カーキ |
冬 | ネイビー、グレー、ホワイト |
季節に合ったカラーをセレクトすれば、年中べっ甲ネイルを楽しめます。
上記以外にも季節を感じるカラーがあれば試してみましょう。
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べっ甲ネイルはマニキュアでも作れる?
マニキュアでもべっ甲ネイルを作ることは可能です。
工程はジェルネイル同様ですが、マニキュアが乾く前に手際よくカラーを馴染ませましょう。
ただし、トップコートはマニキュアがしっかり乾いてから塗布してください。
乾かないうちに塗ると、滲みやヨレの原因になるため注意しましょう。
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べっ甲ネイルは、おしゃれで上品な手元に魅せる大人気のネイルデザインです。
馴染ませる工程があるため初心者には少し難しく、中級者~上級者向けのデザインといえるでしょう。
早く確実に習得したいなら、ネイルスクール受講がおすすめです。
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上達への一番の近道は、プロから直接教わることです。
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